サード・アイ・ブラインド 日本ツアー2010。

THIRD EYE BLIND⑤
THIRD EYE BLIND『JAPAN TOUR 2010』
※この記事を読まれる前に※
このライブレポートは僕が感じた通りに思うがまま書いています。
サウンドについてどうとか、テクニックについてどうとか、
そういった専門的な視点からは一切書いていませんので。

念願のTHIRD EYE BLINDの単独ライブに参加。
…とは言うものの、公演一週間前まで参加しようかどうか決めかねていたけど。苦笑
人生初の“ひとり”でのライブ参加となった。
ハコは初めて訪れるライブハウス“CLUB DROP”。
正方形サイズのコンパクトな観客場(キャパ300人ほど)で、とにかくステージが近い。
ホールでは感じ取ることができない一体感を味わえる結果となった。
“音”の響きが半端じゃない。
身体全体に正しく“音の洪水”を浴びているような感覚だった。
左右に設置していたスピーカーの近くに居たせいもあってか、
余計にそう感じずにはいられなかった。
耳の鼓膜が破れないかヒヤヒヤしたくらい(大袈裟…笑)。
整理券番号250番前後だったにも関わらず、
開場時間の夜6時を回った時点で入場すると最前列を陣取っている人しか居ない状態で。
最後列を覚悟していただけに、少々拍子抜け。苦笑
いとも簡単に前の方を確保できました。
実はモッシュやダイブがあるかどうか判らないので、
あえて中央の前方は選ばずにひとまず左端に設置された長イスに腰掛けて待機していました。
さすがにライブ開演の7時頃には人も埋まり始め、
いちばん左端の前から4列目辺りの場所を確保できていました。
ようやく、ずっと×2観たかった“3eb”のライブがスタート。
“ホンモノ”のスティーブン・ジェンキンス(Vocal/Guitar)を見られた瞬間、
嬉しさというよりも感激してしまいました。
顔の表情はもちろん、頭の天辺から足のつま先まで余すところなくCHECK。
ステージ上で素足だったことが印象的でした。
息遣いや毛穴まで見えてしまいそうなくらいの至近距離での鑑賞。
とても45歳とは思えないくらいの若々しいオーラを発散。
よく聴いていた頃よりかは肉づきが良くなっていたけど、それでもまだまだカッコいい。
最初の方はオーディエンスを窺うような仕草を見せていたけど、
日本のファンの“熱い”想いが伝わってからは
とても嬉しそうにプレイしているように感じました。
片言の日本語で挨拶をしてくれたり、妙な(!?)ジェスチャーを披露してくれたり。
果ては指でハートマークまで作ってくれました。笑
結成時からメンバーチェンジが多いバンドの中、今回来日していたメンバーは…
オリジナル・メンバーのブラッド・ハーグリーヴス(Drum)。
Abe Millett(Bass)。Kryz Reid(Guitar)。
ブラッドも若々しく(現在、38歳)、とてもスリムだった。
Abeはホワイトのスーツでキメていて、その容姿は正に1970年代のロッカー風。
Kryzはアイルランド、ダブリン出身だと聞いた直後、
思わず納得できるくらいの欧州の薫り漂う容姿だった。
映画俳優で言えば、ヒュー・ダンシー系のチャーミングさ。
ステージ慣れをしていないと言うか、初々しさと謙虚さを感じられて好印象でした。
90分ほどのステージでプレイしたシングル曲は
『Semi-Charmed Life』、『Graduate』、『Losing a Whole Year』、『Jumper』、
『Never Let You Go』、『Crystal Baller』、『Don't Believe a Word』、『Bonfire』。
密かに聴けることを期待していた、
ファンの間でも人気の高いシングル曲『Blinded (When I See You)』はプレイせず。
やはりこの曲に対するスティーブンの想いがありからだろうと解釈。
“僕はこの曲を台無しにしたような気がする。
本当はちっぽけな曲で、それを大きくしてしまったのが間違いだった。
それでもアライオン、ブラッド、トニーは存分にエネルギーを注いでくれたから、
僕は拒むことができなかった。
あらゆるものには抗えないことがある、という曲さ。
いつかアコースティック・ヴァージョンをやるかもしれない。”
(2006年当時の心境としてベスト・アルバム『A Collection』内、
“スティーブン・ジェンキンスによる収録曲について”のコメント対訳より)。
それでも一度は“生”で聴きたかった名曲の数々を聴けただけで有難かった。
特に『Semi-Charmed Life』~『Don't Believe a Word』の流れは鳥肌もので、
僕の気持ちはハイテンション状態となって、彼らの音楽と共にハジけていた。
プラス、人生初の頭を上下に揺らしながらノッていたかも。笑
『Monotov's Private Opera』はCDとアレンジが違っていて、別の曲のように感じたな。
僕的には断然、このライブVer.の方が好き!
この曲をプレイしている時にスティーブンがオーディエンスに投げていた、
ケミカルライトのスティックは綺麗でした(僕は受け取ること出来ず)。
きちんとメロディに合わせて投げていたことも印象的。笑
いちばんのハイライトだと感じたのは『Semi-Charmed Life』でのオーディエンスの大合唱。
一体感はもちろん、メンバー全員に感動して貰えたような気分を味わえたなぁ。
最後はスティーブンが恐らく予定にはなかったであろう
(事実、SET LISTを書いてあった紙にはマジックでかき消されていた)、
『Bonfire Reprise』を何と“ア・カペラ”で披露してくれました。
マイクを通さない、その澄み渡る歌声はとても美しかった。
そうしてオーディエンスがコーラスという形で応える中、
メンバーは後ろ向きに“ピース”と手を挙げてステージ上から去って行くのでした。
この去り方も潔さを感じてCOOLだったなぁ。
あ。ステージングの途中で最前列近くの人がメンバーと握手できる機会があったのだけど、
僕はその近くに居たにも関わらず身体が硬直して動けませんでした。
なにか軽々しくは触っちゃいけないような“オーラ”を感じ取ったので。笑
あえて不満を挙げるとするならば、ハコの音響システムが今ひとつだったことかな。
スピーカーから聴こえる“音”は明らかに割れていた。
スティーブンの歌声もはっきりと聴き取れない時があったり。
中盤からは音響の調整が上手くいったのか、さすがにそういう状況はなくなったけど。
もしかしたら僕の耳がその音響にすっかり聴きなれてしまったのもあるかもね。苦笑
アッという間に終わってしまったライブだったけど
(“3eb”の曲は一曲一曲が割りと短いので余計にそう感じる)、
本当に楽しいひと時だった。
全盛期に比べると明らかにリスナーが減ったという事実はあるけど、
それでも“今”聴いても決して古くは感じない“音”の魅力に“不変”というものを感じた。
誰も彼もが聴く音楽じゃなかったとしても、
どこかに必ず居る“3eb”の音楽をこよなく愛する人たちと
この貴重な空間を共有できたことが何よりも嬉しかった。
そして、“3eb”のメンバー4人。
日本…いや、大阪に再び来てくれて心からありがとう。

▲ SET LIST(2010.5.28@CLUB DROP)
01. Intro
02. Camouflage
03. Faster
04. Losing a Whole Year
05. Can You Take Me
06. Wounded
07. Never Let You Go
08. Bonfire
09. Motorcycle Drive By
10. Graduate
11. Dao of St. Paul
12. Crystal Baller
13. Jumper
14. Monotov's Private Opera
----------------------------------------------------------------------
Encore
15. Slow Motion
16. Don't Believe a Word
17. Semi-Charmed Life
18. Water Landing
19. God of Wine
20. Bonfire Reprise
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