閉ざされた島。

シャッター アイランドシャッター アイランド②
『シャッター アイランド』(2009)
★注意!ややネタバレしています★
●観た理由●
結末が読めない大ドンデン返し風の題材に惹かれたので。
…結果的にはそうじゃなかったけど。苦笑
●豆知識●
“謎を解く6つのキーワード”とは…
【①残された暗号「4の法則」→消えた女が残したナゾの暗号。それが意味するものとは?
②消えた女→外から鍵、完全な監視体制の中で消えた女。果たして?
③厳重警備の廃灯台→使われていないはずなのに、厳重な警備の廃灯台。
中に何があるのか?
④武器没収→保安官だろうと問答無用に凶器となるものは没収。
本来こんなことはないはずだが…。
⑤隠された囚人→収容患者のファイルは連邦保安官であっても開示されない。
⑥消えた医師→失踪事件当夜に休暇に入ったドクター。明らかに怪しい。】
…こんなヒントは要らないから。苦笑
●覚え書き:この映画を観て思ったこと●
全体的に常に重たく圧し掛かる暗さがある作品だった。
とにかく、日本の配給会社に因る過剰な宣伝のせいで映画そのものを楽しめなかった。
何の情報もなく観た方が良かったと言える。
結末は一緒に観た映画通の男子親友が観る前から口にしていた通りだった。
僕自身も一瞬そうかもしれないと思ってはいたものの…
まさか、そんな簡単な謎解きだったなんて!
僕は最初の方でテディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)が、
幻想の中で亡くなった子どもを抱きかかえているシーンで気づいてしまいました。
クラシック映画を彷彿させる雰囲気や描かれる題材が好みだっただけに、悔しく思えた。
最後のテディの台詞も、本来なら衝撃的だったはずなのに…。
こういったミステリーが好きな人や映画通の人はすぐに答えが予測できると思う。
思い出した映画は『去年の夏 突然に』(1959)、
『シックス・センス』(1999)、『ステイ』(2005)。
ある意味、レオナルド・ディカプリオ主演の
『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』第二章的な存在。
これも“時代”によって翻弄された、あるひとりの男の物語なのかもしれない。
過剰な宣伝の余り、全く面白くなくなってしまった惜しい作品。
レオナルド・ディカプリオに関しては次の『インセプション』(7月23日日本公開)に期待。
インセプション←一番左端はジョセフ・ゴードン=レヴィット♪
●満足度●
★★★☆

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4 Comments

湛 says..."超豪華キャストによる「世にも○妙な物語」"
Elijahさん こんにちは♪
「怒涛の11作品レポ」お疲れ様です。

>過剰な宣伝の余り、全く面白くなくなってしまった惜しい作品。
本作に関しては↑このご意見に全く同感です。
謎解きよりも人間ドラマとして悪くないのに。
それに、どれだけ謎のピースを散りばめても「妄想オチ」では芸が無いです。
ベテラン俳優達の怪しい雰囲気など良かったし、
レオも良い芝居をしていたと思います。
なのに観終わって「はい?」という気分だったのは、
「配給会社による過剰なあおり」の所為でしょう。

私も『シックス・センス』を思い起こしましたが、
『去年の夏 突然に』を引き合いになさる所が渋いですね♪
お好きなモンティだからでしょうか。

私の映友らに尋ねてもイマイチな答えしか得られず
ここで質問なのですが、謎のメモとして登場した
「4の法則、67番目は誰?」の「4の法則」って
何を表してたか覚えてらっしゃいませんか?
うっかり見過ごしてしまい悶々としています。
2010.05.06 16:19 | URL | #nxzuATHA [edit]
Elijah(管理人) says..."湛さん。"
湛さん

※注意!ネタバレしています※
こんにちは。
『世にも奇妙な物語』とは言い得ていますね。
そうなんです!“人間ドラマ”として観れば決して悪くはないのに、
過剰な宣伝のせいで変な方向へ走ってしまう作品となってしまいました。
僕は事情が事情なだけにあのオチでも構わなかったのですが、
過剰な宣伝のせいで映画を楽しむこと自体をぶち壊された感が残ってしまいましたね。
俳優たちの演技は本当に誰もが好演していましたよね。
マーティン・スコセッシ監督のクラシック映画を意識したような演出も良かったです。

『去年の夏 突然に』を思い出したのは、作品が持つ雰囲気と“ロボトミー”の点ですね。
モンゴメリー・クリフト出演作としても好きな一本というのもありますが、
テネシー・ウィリアムズの作品に惹かれるというのもあります。

“4の法則”が何を表していたかの回答ですが↓を参考にしてみて下さい。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1139964226
2010.05.06 17:46 | URL | #d/k.Dt.. [edit]
sabunori says..."なんともはや。"
Elijahさん、11作品レビュー一挙書き、お疲れ様です~。
鑑賞後1週間以上経ってしまうとよっぽどのお気に入り作品以外は記憶が薄れ
感想を書けなくなってしまう私から見ると完全に神業だわ・・・!
ところでこの作品に関してはElijahさんの感想以上に語ることはありません。
あの過剰な宣伝は観客を見くびっているとしか思えませんでした。
あれじゃネタバレしているようなモノですもんねー。
絶対戦略ミスで損をしてしまった作品ですね。
2010.05.06 17:52 | URL | #JalddpaA [edit]
Elijah(管理人) says..."sabunoriさん。"
sabunoriさん

こんばんは。
11作品、一挙書きについてですが…
実は観終わった後、極力すぐに携帯電話のメールを活用して、
感想をMEMO書きするようにしているのでそんなに苦労はしていないんですよ。
なので、神業でも何でもないです。笑

この作品に関しては本当に過剰な宣伝効果が仇になったと思いますね。
確かに観客は舐められたものだと感じます。
“超日本語吹替版”の登場といい、日本の配給会社は一体何を考えていたんでしょうね。
まぁ、それくらい今の“ゆとり世代”の理解力の無さの表れなのかもしれないですけど。
2010.05.06 19:20 | URL | #d/k.Dt.. [edit]

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シャッター アイランド
ボストンの沖合いに浮かぶ孤島シャッター・アイランド。 そこは島全体が精神を患った患者を収容する病院となっている。 ある日そこから1人の女性患者が忽然と消えた。 捜査のため連邦保安官のテディ(レオナルド・ディカプリオ)は相棒のチャック (マーク・ラファロ
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