シャーロック・ホームズ。

シャーロック・ホームズシャーロック・ホームズ⑥
『シャーロック・ホームズ』(2009)
●観た理由●
英国が舞台だから。
ガイ・リッチー監督作なので。
大好きなジュード・ロウが出演しているから。
●豆知識●
アーサー・コナン・ドイルの原作小説の映画化ではなく、
あくまでキャラクターを借りてクリエイトしたオリジナル脚本に基づくもの。
舞台はロンドン、時代設定は1891年。
いちばん最初にジョン・ワトソン役をオファーされたのはコリン・ファレル。
●スタッフ●
ガイ・リッチー監督らしさ溢れるスタイリッシュな映像と
その世界観がスクリーンいっぱいに冴え渡る仕上がり。
特にリッチー監督独特のスローモーションを多用した描写に、
ゾクゾクせずにはいられなかったです。
セピアがかった映像の色合いとスピード感あるカット割りも健在でした。
『ロックンローラ』以降、益々“復活”の兆しを魅せるリッチー監督といったところか。
●キャスト●
タイトルロールである世界一有名な私立探偵シャーロック・ホームズを
演じるのはロバート・ダウニー・Jr.。
彼の相棒ジョン・ワトソン医師を演じるのはジュード・ロウ。
とにかく!男優二人ともに魅力溢れる“ホームズ×ワトソン”像を見事に体現していました。
特にジュード・ロウのワトソンはとろけてしまいそうなくらいの“甘さ”と“格好よさ”が
程よくミックスされている英国紳士ぶり。
プラス、男の色気があって本当に素敵でした。
シャーロック・ホームズ
初の“当たり役”と言ってもいいような気がする。
ロバート&ジュードのケミストリー効果も抜群で、
観ていて相性の良さが十分に伝わってきました。
ホームズ×ワトソンの関係性は精神的なGAYの薫りが漂っていたような。
特にホームズに関しては、
ワトソン無しでは生きていけないような想いと雰囲気を醸し出していたり。笑
ワトソンの婚約者であるメアリー(演じるのはケリー・ライリー)に対する言動は、
ホームズの洞察力と観察眼の優れたところを観客に伝えるには打ってつけだったけれど…
同時にホームズの嫉妬心みたいなものも感じ取ることができたりして、
なかなか興味深かったです。
アイリーン・アドラーを演じたのはレイチェル・マクアダムス。
好きな女優のひとりで、今回の役柄は決して悪くはなかったけど…
欲を言えば英国女優で観たかったような気もする。
個人的にはキーラ・ナイトレイ辺りで。まぁ、絶対に無理だっただろうけどね。笑
今回のホームズの宿敵となるのはブラックウッド卿。
演じるのはガイ・リッチー監督ご用達のマーク・ストロング。
彼の出演も楽しみのひとつだったのだけど、ちょっとこの役は分が悪かったような。
結局のところ、最大の宿敵である、
ジェームズ・モリアーティが場をさらっていった感があったので。
ちなみに、このモリアーティ教授。
今回、姿形がスクリーン上にはっきりと映っていなかったのだけど…
僕が思うに演じていたのは、
ブラッド・ピット(『スナッチ』繋がり)だったような気がしてならない。
実はこの『シャーロック・ホームズ』
一旦、撮影が終了した後に再撮影が行われていたようで、
その際にブラッド・ピットが撮影に参加しているのでは?と報道されていたのでした。
配給会社サイドは即座に否定していたし、
エンドロールのクレジットでも彼の名前を見つけることはできなかったのだけど…
恐らく“あの声”はブラッドに間違いないと睨んでいます。
その辺りは既に決まっている続編製作の際に、もしかしたら明らかにされるかもしれないね。
ちなみに『第82回アカデミー賞授賞式』レッドカーペット時のロバート・ダウニー・Jr.と
来日レッドカーペット時のジュード・ロウ↓
ロバート・ダウニー・Jr.×His Wifeジュード・ロウ
おまけ。本国プレミア時のジュード・ロウ↓
ジュード・ロウ②ジュード・ロウ③
スクリーンの外でもイチャイチャしているホームズ×ワトソン(笑)↓
ロバート・ダウニー・Jr.×ジュード・ロウ
●印象に残ったシーン●
ワトソンのホームズに対する厚い“友情”を強く感じた、間一髪のシーン。
シャーロック・ホームズ②
もちろん、このシーンもインパクトあり。笑
シャーロック・ホームズ③
●この映画を観て思ったこと●
僕がこれまで抱いてきた“シャーロック・ホームズ”のイメージは冷静沈着な英国紳士で、
常に口に咥えたパイプを燻らせている感じでした。
ビジュアルで言えば、英国TVシリーズ『シャーロック・ホームズの冒険』の
故ジェレミー・ブレットに近いかな。
なので、思いきり米国俳優のロバート・ダウニー・Jr.とは
イメージが重なり合わなかったという…。
でも、そこは類稀なる才能の持ち主であるロバート。
しっかりと彼なりの“シャーロック・ホームズ”像を作り上げていて、流石だなと感じました。
でもね、更なる欲を言えば…ホームズ×ワトソンのコンビは、
ユアン・マクレガー×ジュード・ロウで観たかった想いも鑑賞後に湧いてきたのも事実で。
物語的にはホームズとワトソンの出会いのきっかけ辺りも冒頭で軽く描いてほしかったような。
もういきなり関係性が築けていたので、やや肩透かしを食らいました。
それでも僕は十分に満足できたのだけどね。
19世紀のロンドンの雰囲気は最高に素晴らしかったし。
ホームズの頭脳明晰なところや畳み掛けるような謎解きのシーンにも
ワクワクせずにはいられなかったり。
『うわっ!そうだったのか!』と何度も唸らされてしまいました。
ただ、やっぱり全体的にエンターテインメント色が強かったので
(製作のひとりはジョエル・シルバーだし)、
じっくりと謎解きを味わうといった趣ではなかったです。
その辺りがもしかしたら生粋の“シャーロキアン”の人々は
違和感を覚える要素かもしれないか、と。
僕はこのガイ・リッチー監督版『シャーロック・ホームズ』の世界観はアリだな♪
あ。冒頭と最後のスタッフ&キャスト・クレジットの出し方は
レトロ感があって僕的にツボでした。
●次に待機するホームズ×ワトソン主演作●
アイアンマン2レポメン
a.『アイアンマン2』(6月11日日本公開)
監督:ジョン・ファヴロー
キャスト:ロバート・ダウニー・Jr.、グウィネス・パルトロー、
スカーレット・ヨハンソン、ミッキー・ローク、
ドン・チードル、サミュエル・L・ジャクソン
b.『レポゼッション・メン』(7月2日日本公開)
監督:ミゲル・サポチニク
キャスト:ジュード・ロウ、フォレスト・ウィテカー
シャーロック・ホームズ③シャーロック・ホームズ④シャーロック・ホームズ⑤シャーロック・ホームズ⑥
●満足度●
★★★★★

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6 Comments

sabunori says..."絶妙なコンビネーション"
Elijahさん、こんばんは。
とんでもない当方の感想へのTBありがとうございました。(笑)
我ながらあまりにもひどい感想だったのでひっそりしておりましたー。
ホームズのワトソンの婚約者への態度には私も嫉妬心を感じて楽しくなりました。(笑)
彼のワトソンへの信頼(と愛)の表現は可愛らしかったですね。
言われてみれば私の中でもワトソン役のジュード・ロウは
今まで演じた役の中で一番のはまり役でした。
いつもは過剰に感じてしまう色気が今回はほどよくて。
次回作の「レポメン」、一瞬エミリオ・エステヴェス主演の「レポマン」のリメイク?と
思いましたが違うんですね。

2010.03.21 22:42 | URL | #JalddpaA [edit]
Elijah(管理人) says..."sabunoriさん。"
sabunoriさん

こんにちは。
いえいえ。全然とんでもない感想ではなかったですよ~。
アジア俳優のキャスティングを楽しめましたし。笑
ホームズとワトソンは本当に“情”が厚い関係でしたよね。
ホームズのメアリーに対する干渉はちょっと行き過ぎに思えましたけど。笑
つい先日、たまたま友人たちとこの映画の話になって、
その流れで『ジュード・ロウの代表作って何だろう?』という話題になりました。
出演作が多い割りには決定打の作品を思いつくことができなくて。
僕が思いついたのは大作の『A.I.』と役柄がいちばん印象に残っている『ホリデイ』に、
賞レース関係の『リプリー』と『コールド マウンテン』でした。
大抵の友人たちは『ホリデイ』をあげていましたね。
ひとりマニアックな友人は『スターリングラード』だと熱弁していましたが。笑
なので、今回のワトソン役は誰もが知るジュードの代表作になるのでは?と思っています。
それくらい本当に役柄にピッタリとハマっていましたから。
次回作の『レポメン』は僕も最初はリメイクだと思っていたのですが、どうやら別物みたいですね。
『Repo Men』と『Repo Man』と原題からして微妙に違うようです。
2010.03.22 11:06 | URL | #d/k.Dt.. [edit]
rogue says..."こんばんは♪"
王子! こんばんは♪

え゛っ!!! モリアーティ教授はブラピ!?
そうなんや。注意して聞いておけばよかった~。
王子の情報だから絶対間違いないと思います。

ダウニーとジュードはほんと相性がいいと思う!
スクリーンの外でも仲が良さそうで安心しました。
ワトソンはほんと、素敵すぎましたね☆
ホームズ役がダウニーだったからこそ、
ジュードの英国紳士ぶりが引き立ったのかも?
そこにワイルドさが加わって、より一層カッコよかった♪
ホームズがワトソンを離したくないのも納得。

ホームズのメアリーに対する言動は面白かったです。
ワトソンのことほんとに好きなんだなぁと実感。
あ、このレストランでのシーンなんですが、
正装姿のジュードがこれまた最高にカッコよかった!!!

ジュードは『ガタカ』でしか見たことないと思ってたけど、
そうか、『A.I.』がありましたね。すっかり忘れてた!
その2つしか観たことないと思います。『ホリデー』観てみますね~☆

『バレンタインデー』のTBは反映されなかったんですね。
こちらもダメかもしれませんが、TBしますね。
せっかくTBしてもらってるのに、なんか申し訳ないです・・。
2010.03.22 17:56 | URL | #saqCtuag [edit]
Elijah(管理人) says..."rogueさん。"
rogueさん

こんばんは♪
うん。多分、モリアーティ教授を演じていたのはブラッド・ピットだと思うんだよね。
事前に情報を聞きかじっていたから、登場シーンの時は“声”に集中して観ていたので。
ダウニー×ジュードが本当に相性が良かったのかどうかは、
本国プレミアの写真で確定となりました。笑
確かに米国人のダウニーがホームズ役だったからこそ、
英国人のジュードの紳士ぶりが余計に引き立ったんだと言えるよね。
本当にNICEなコンビネーションぶりだったね!
やっぱりホームズのメアリーに対する“嫉妬”ぶりは印象に残るよねー。笑
うんうん!あの時のジュードの正装姿は格好よかった♪
『ホリデイ』のジュードはめちゃくちゃSWEETで素敵だよ~。
彼はrogueさんが好きなジョン・キューザック主演の
『真夜中のサバナ』にもチラリと出ているので、もし未見ならCHECKしてみてね。
僕はrogueさんのBLOGのレスを読んで、
『クローサー』のジュードも好きなことを思い出しました。
めちゃくちゃ女々しい役なんだけどね。笑
それから…TBの件。やっぱりLOVELOG→FC2への場合は相性が悪いみたいだね。
今回も残念ながら反映されていなかったです。
もうこればっかりは仕方がないので、どうか気にしないでね!
2010.03.22 18:57 | URL | #d/k.Dt.. [edit]
湛 says..."ユアン=ホームズですか♪"
Elijahさん こんにちは。

モリアーティ教授はブラピですか?そうなんですか。
『スナッチ』つながりですか。そうなんですね(しつこい!)。
ブラピ決して嫌いじゃないけど、本当にカッコ良いと思うけど、正直苦手です。
しかし彼なら、ライヘンバッハの闘い(あるのかな?)は華麗になることでしょう。

ユアン×ジュードのホームズ×ワトソン♪
私の妄想に拍車がかかってしまいました。実現しないけれど。
現在、一瞬風靡的ユアン大好き♪病にかかっています。
(『フィリップ~』についてElijahさんの感想に的外れなコメントをしましたね。ごめんなさい。「何言ってんだ、こいつ」と思われたでしょうに、きちんと答えてくださる優しさが嬉しいです。)
昨日1999年に出版されたユアンの伝記を図書館で見つけ、読んでいる最中です。
まだ若いし現役バリバリなのに伝記って変ですけれど。

ジュードほどではありませんが、実は2002年英国製作のTVドラマ(日本ではNHKで2007年放送)でイアン・ハートがワトソン君を演じており良かったです。
原作通り控え目でジュードほどアグレッシブではなかったけれど、グラナダ版(J・ブレッド=ホームズは文句無く大好き♪)のD・バークやE・ハードウィックのおじさんワトソンが定着していた時でしたので、若々しくて新鮮でした。
ちなみにその時のホームズは、リチャード・ロクスバーグ。ちょい悪オヤジ風でした。
後で知ったんですが『ムーラン・ルージュ』にも出演していたそうで、ユアンつながり♪
無視してくださいね、今ユアン熱に浮かされてますので。

ともあれ、ホームズ大好きだけどガイ・リッチー版とても気に入って、
続編も楽しみ・・・だけどモリアーティが・・・(しくしく)。
いえいえ、本当に楽しみにしています♪
2010.03.23 11:35 | URL | #nxzuATHA [edit]
Elijah(管理人) says..."湛さん。"
湛さん

こんばんは。
はい。恐らく、モリアーティ教授はブラッド・ピットだと睨んでいます。
キャスト・クレジットでモリーアティ教授を誰が演じたのか公表されていないだけに、
より一層、信憑性が高いような気がしています。
でも、あくまで僕の推測の範疇内なので100%鵜呑みにはしないで下さいね。笑
ユアン・マクレガー×ジュード・ロウの同世代コンビだと、
かなり英国テイストが増して落ち着いた世界観かもしれませんが
個人的に観てみたくなった次第です。
『フィリップ、きみを愛してる!』のコメントに関しては気にしないで下さい。
聞かれたことに対してきちんと受け答えるべきだと思ったまでです。
『バスカヴィルの獣犬』のリチャード・ロクスバーグ×イアン・ハートのコンビは渋そうですね。
ちょっと想像がつかないような気もしますが、
“ちょい悪オヤジ風”のホームズもアリかもしれませんね。
やはりシャーロキアンの人たちには、
ジェレミー・ブレットのホームズがいちばん評価が高いのだろうと想像できます。
僕も湛さんと同じく、ガイ・リッチー監督版の続編が今から楽しみです♪
あ。ユアン・マクレガーの新作が決まったみたいですね↓
http://news.walkerplus.com/2010/0324/6/
もし、これが実現したならかなり楽しみとなりそうです。
これもある意味、ガイ・リッチー監督繋がりだと…。笑
2010.03.24 19:16 | URL | #d/k.Dt.. [edit]

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シャーロック・ホームズ
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