ソウ2(アメリカ)

【謎は明かされるためにある!
前作をはるかに超える『ソリッド・シチュエーション・スリラー』】


オープニングからのテンションの高さは、さすがの一言。
のっけから痛々しいシーンが続く。
それと同時に、これから始まる恐怖体験に胸がワクワクする。

去年公開された前作と見事にリンクしている作風は面白かった。少し鳥肌もの。
ただ、前作と比べると残虐性と質は落ちた気がする。
その原因はインディーズテイスト(=低予算)がすっかり消え、
ハリウッドナイズされていたからだと思う。

物語の幅が拡がり過ぎたせいもある。
地下の一部屋で行なわれていた密室劇が、部屋を行き来できる密室劇に変わっていたので、
まるで『CUBE』シリーズを見ているかのよう。
部屋に仕掛けられた罠も似ているような気が。

前作ではかなりのストレスを感じたけれど、今作は全く普通の感覚で見れてしまっていた。
もちろん、多少の不快感はあったものの、
売りのひとつでもある痛々しさも持続することはあまりなかった。

陥れられるキャラクターに同情できなかったせいもあるだろう。
犯人であるジグソウ本人の突然の顔出しや、
犯罪に対する行動の理由が今までの趣旨と少し変わっていたことも影響しているのかもしれない。
深く狭い密室劇が、浅く広い密室劇になってしまっていたのが、
正直この作品の魅力を半減させていた。

でも決して出来の悪い作品ではない。
物語の結末はエンドレスだけれど…。

(タイトルにちなんで)そうそう。
今回もジグソウは最前列にいたので、これから見る人は細心の注意力で見よ。

20051106220013.jpg

ナビオTOHOプレックス/奥野

前売り券1500円→1200円

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