キアヌに逢えなかったけど、GOOD JOB MOVIEと出逢えた。

地球が静止する日バンク・ジョブ②
※ネタバレに敏感な人は注意!※
a.『地球が静止する日』(2008)
SF物と言うよりかは、ヒューマン・タッチのドラマに思えた。
全体的に静かにゆっくりと描いていて、
この手のジャンルに期待するようなハラハラドキドキ感がほとんどない。
キアヌ・リーブスにはもともとピュアというかミステリアスなイメージがあるので、
こういう地球外生命体のクラトゥ役が違和感なく映っていた。
久しぶりにスマートでシャープな彼を観ることができて嬉しかったな。
ストーリーは最初の展開こそスケールの大きさを感じたけれど、
最終的に小さくまとまりがちになるのは仕方のないことだよね。
前半で描かれたクラトゥが施設を脱出するまでは結構惹きこまれたんだけどなぁ。
振り返れば、これも今の地球に対して警鐘を唱える作品だった。
古典映画『地球の静止する日』(1951)のリメイクだけど、
現代でもこのテーマが通用するということは、何ら変わっていないということか。
映画の結末とは逆に、改めて人間はそう簡単に変われない生き物だと痛感する。
一緒に観た男子親友に言われてハッと気づいたけど、
邦題の意味はラストで描かれる【その瞬間】を表していたんだね。
あ。劇中でやたらと『Change』、『we can』という台詞が出てきたので、
思わずオバマ第44代米国大統領支援映画かと思ってしまいました。笑
ちなみに19日の公開初日、
TOHOシネマズ西宮にキアヌ・リーブスがレッドカーペット&舞台挨拶へ来ていた。
余裕でチケットを確保できそうだったのに、詳しく調べたら来る時間は昼間。
平日のその時間は思いきり働いているので、泣く泣く諦めることに。
そうそう滅多に逢うことができない好きなハリウッド・スターのひとりだったから、
めちゃくちゃ悔しかった!
フェイク シティ ある男のルール
僕的には米国で『地球が静止する日』より先に公開された、
ジェームズ・エルロイ脚本の『フェイク シティ ある男のルール』
(09年2月14日日本公開)が早く観たい!
満足度:★★★
b.『バンク・ジョブ』(2008)
観終わった後の感想は、素直に面白かったのひと言に尽きる!
自分がこういう犯罪サスペンス物を好きだということを思い出させてくれた。
実はこの作品を観るまではお目当てのジェイソン・ステイサムが主演なだけに、
勝手なイメージで軽いタッチのスタイリッシュな作品だと想像していた。
でもそれは明らかな思い違いであって、
実のところは実録犯罪風のテイストでかなり真面目に作られていた。
ロジャー・ドナルドソン監督の手堅い演出が素晴らしい。
1970年代のロンドンの街並み、雰囲気とファッションも好みだったり。
中心に描かれるのは銀行強盗なんだけど、
実はその背景には英国王室を揺るがすものがあって、芋づる式に展開していく。
強盗団、英国特務機関MI-5、政府高官、下院議員、警察、マフィアの関係性。
その様子が本当にハラハラドキドキワクワクできて最高に楽しめる。
クライマックス。すべてが収束された時の高揚感と言ったら…もうそれは痛快かつ爽快!
ほぼ90%が実話と云われているだけに、
益々興奮度UPで食いつくように観てしまいました。
ただ最後までどうしてもすっきりしなかったのは、
ジェイソン演じるテリー・レザーとサフロン・バロウズ演じるマルティーヌの関係。
特にすべての元凶がマルティーヌにあるのに!と思えると、
もう少し反省するシーンがあってもよかったような…。
結果的には死人が出てしまっているし。
すっかりテリーの妻ウェンディ側に立って観ていたっていうのもあるけどね。笑
正直この映画はジェイソンではなく、ほかの英国男優で観たかった気がする。
それこそダニエル・クレイグ、ダニエル・デイ=ルイス辺り。
そうすればもっと重厚かつクオリティ高い作品になっていたと思うのは僕だけ?
もちろんジェイソンも好演していたけど、(僕の中で)
やっぱりどこかで軽いアクション映画に映ってしまっていたのかもしれない。
ジェイソン以外の英国俳優がみんな演技派だった影響もあると思う。
あ。クライマックスにはいつもの彼らしいアクション・シーンが用意されていました。笑
それにしてもこういう汚点とも言える実話をベースに映画化できる英国って凄いし、
そこで描かれる国民性は限りなくCOOLだし…
本当の意味での裏社会の繋がりが怖いと思えた。
ちなみにこの事件の真相は英国政府によって、
2054年まで機密扱いとなっているそうです。
…それまで生きておかないと。←寿命ギリギリ!笑
満足度:★★★★☆

…と言う感じに、『バンク・ジョブ』まで生涯初の1週間連続の映画館通いでした。
いよいよ2008年フィナーレを飾る【あの映画】まで残すところ、あと3本!

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