インディ・ジョーンズVS.バットマン 歴史は繰り返す編。

ここ日本では夏休み映画の大本命である宮崎駿監督の新作『崖の上のポニョ』が、
メガ・ヒット作『千と千尋の神隠し』との対比率83%の入りでスタート。
この率が好か悪なのか、まだ誰にも分からない。
そしてアメリカでは遂にクリストファー・ノーラン監督の新作『ダークナイト』が公開。
ダークナイトダークナイト②ダークナイト④
もちろん!云わずと知れた『バットマン』シリーズの最新作でもある。
週末の興行成績はあの『スパイダーマン3』の
歴代オープニング記録を打ち破る好スタート発進!
上映時間152分の長丁場の中での1億5千万$超えは凄まじい。
批評家からの評価もこの手のジャンルにしては珍しく絶賛の嵐で、
満点レビューも続出。
特にジョーカー役を演じた故ヒース・レジャーに対する賛辞が多いとの事。
ダークナイト⑨The Dark KnightThe Dark Knight②
早くも第81回アカデミー賞の候補となるのでは?とまで騒がれている。
これで今年の全米サマー・シーズンの大本命と云われた、
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』への神話は崩れた。
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国②インディ・ジョーンズ/最後の聖戦バットマン
皮肉なことに、前作『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』の公開時(1989年)にも
大本命と云われながら、シリーズ第1作目となるティム・バートン監督の
『バットマン』にすべてのお株を奪われた経緯があった。
その時の悪役もジャック・ニコルソンが演じたジョーカーだった…。
アメリカ人がいちばん好む【アメコミ】はやはり『バットマン』なのだろうか?
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』の日本公開時期に関しては、
配給会社のミステイクだと僕は思っている。
なぜ全米公開から1ヶ月遅れで公開したのか?
その結果、翌週に公開となった『花より男子ファイナル』に
あっさりと首位を引き渡す結果となった。
増してや、これからは間違いなく『崖の上のポニョ』に食われるだろう。
もし全米と同じ日に公開していたら、強敵がほとんど居なかっただけに、
もっと観客動員数を伸ばせたはずだと思うと残念で仕方がない。
ひとまず。全米大ヒット!大絶賛!の嵐の中、
ここ日本でも8月9日に公開となる『ダークナイト』を自分の目で確かめようと思う。
正直、ヒース・レジャーが亡くなったことによる、
過剰反応:集団ヒステリー状態ではないか?的な
天邪鬼な思いが僕の中にあることも事実なので。
もちろん!ヒース・レジャーは大好きな俳優のひとりであることを前提にして。
亡くなった人のことを悪く言えない的な同情モードで、
彼のことを評価しているのであれば、それは間違っていると思うから。
ヒース・レジャーのことだけじゃなく、作品自体をきちんと評価しておいてほしい。
ちなみに『ダークナイト』に大差を開けられながらも、
通常ならばもっと目立っていいはずのミュージカル『マンマ・ミーア!』は、
2500万$超えの第2位での好スタートとなった。
マンマ・ミーア!マンマ・ミーア!②マンマ・ミーア!③マンマ・ミーア!④マンマ・ミーア!⑤
監督はブロードウェイ版の演出家フィリダ・ロイド。主演はメリル・ストリープ。
個人的には、コリン・ファースの歌声が楽しみだ。
気になる日本公開は、09年新春。

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2 Comments

ken says..."現代の神話"
けっきょくアメリカ人にとってアメコミって神話と同じなんですよねー。
スーパーマンもスパイダーマンもだからこそ人気で、
NYetcを救って大活躍!
その中でバットマンって架空の街ゴッサムシティでしか活躍しない存在・・・。
しかも、中身は普通の人間だし(超お金持ちだけど)。
その辺が逆に人気の秘訣なのかなぁ。

さて今回はクリストファー・ノーラン渾身の大作で、
しっかり結果を出してきましたね。
ヒース効果は否めないとして、
やはりこの作品も911以後・・・。
まだまだアメリカの病理は根深い気がします。

で、インディの公開時期は映画会社の関係で仕方なかったとはいえ、
なかなか思ったようにはいきませんねー。
でも、日本でのバットマン人気や過去の興行成績を考えると、
インディを抜くのはかなりむずかしい気がします・・・。
今回はタイトルからバットマンが抜けてるのが、
果たしていいほうに出るのかなぁ。
ってか、関西でもアイマックス公開してほしい~。
試写会だけだなんて酷い!(笑)
2008.07.22 04:08 | URL | #VaGrzmSs [edit]
Elijah(管理人) says..."kenさん。"
kenさん

アメコミ=神話の結びつきは思いつかなかったです。
アメリカ人は、ただ単純にヒーロー物が好きだと思ってました。汗
確かに言われてみれば、『バットマン』はゴッサム・シティでしか活躍しないですよね。
正義と悪の混沌がそのまま正直、現代の米国に反映されてると思います。
米国人は彼らのような正面から対峙するヒーローを待ってるのかもしれないですね。
クリストファー・ノーラン監督…恐るべしですね。
僕はこの監督とはあまり相性が合わないので(苦笑)、今回の仕上がりがとても気になりますね。
彼が撮ったシリーズ前作の『バットマン ビギンズ』は結構、好きなんですが。
やっぱりヒース効果は大きいんでしょうねー。
僕的にはヒースよりクリスチャン・ベールの方が好きなので、彼の活躍ぶりも楽しみなところです。

『インディ4』に関しては、米国では『ダークナイト』に惨敗するような気がします。
『アイアンマン』に勝てたのがせめてもの救いでしょうか。
日本においては、確かに『バットマン』より『インディ』の方がヒットするのを想像できます。
基本的に日本人はスピルバーグ・ブランドが大好きですもんね。
そう考えると、日本で人気のあるアメコミ物って、『スパイダーマン』くらいでしょうか。
それ以外はそこそこのヒットで、米国ほどの観客を動員できてないと思いますから。
この辺りが、文化と好みの違いなんでしょうね。
『ダークナイト』のタイトル。僕も最初は驚きました。
日本では今ひとつ人気が出ない『バットマン』色を、あえて掻き消す勝負に出たんだろうか!?って。
この判断は吉と出るんでしょうか。
アイマックスでの上映があるんですね!なんか懐かしいです。
昔、2代目バットマンのヴァル・キルマー目当てで、
『愛と勇気の翼』を観に行った記憶が。笑
アイマックス版を観たい気もするんですが、海遊館まで遠く感じますし(笑)、逆に目が疲れそうな気がして不安があります。苦笑
それにしても、『花男F』を好む日本の観客層を考えると、(目の肥え方が)まだまだだなぁ…って思いますね。爆
2008.07.22 23:07 | URL | #d/k.Dt.. [edit]

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