仏国10代女子と日本家族と英国バンド。

この日は、同じ映画館:ミニシアター系でハシゴ。

『水の中のつぼみ』(2007)
水の中のつぼみ
『フランス映画祭2008』上映時、気になってた作品。
原題を訳すと【蛸の誕生】…隠喩は【女という厄介な生き物ができるまで】。
多感な10代の少女3人それぞれの想いをリアルに綴る。
この作品に登場するスポーツはシンクロナイズド・スイミング。
周知の通り、水面上ではとびきりの笑顔を魅せているが、
水面下では蛸のように必死で足をバタつかせている競技だ。
映画はその対照的な行動を少女の成長に見立て描いているのだ。
フランス版『ヴァージン・スーサイズ』の評も納得できる気がした。
ただ『水の中のつぼみ』の方が、表現や感情が生々しい。
主人公である高校1年の少女マリー(スカーレット・ヨハンソンに似ていた)が、
シンクロ・チームのキャプテンである容姿の美しい【女子】フロリアーヌに恋をする。
しかし、フロリアーヌにはフランソワという【男子】のボーイフレンドがいる。
そのフランソワに恋するのがマリーの友達である容姿が美しいとは言えないアンヌ。
マリーのフロリアーヌに対する少し行き過ぎた想いが、昔の自分を見てるようだった。
フロリアーヌとフランソワがキスしている光景を見るマリー。
かつて僕も同じように、クラブのダンスフロアで
自分が好きな人と自分の知人がキスしている光景を見せられて、
言葉では表現しようのない想いに駆られたことがあったっけ。
この映画は、そういう若い頃:思春期に誰もが経験しそうな
10代特有の残酷な想いや性への目覚めをけだるく描いていた。
友達のようで友達ではない女子の脆い関係も。
ラストカットのマリーの見開いた目が強く印象に残ったけれど、
彼女のその瞳の先には何があるのだろう…。

『歩いても 歩いても』(2007)
歩いても 歩いても
題名は1960年代後半に大ヒットした、ある有名な曲のサビの部分から来ている。
監督の是枝裕和は近年、母親を亡くし、その想いを篭めて作り上げたようだ。
正直、これまでの彼の映画で大好きな作品はないが、
それでもついつい観たくなるような題材を描いているので見過ごせない。
僕は『DISTANCE/ディスタンス』以降の長編映画を、すべてスクリーンで観ている。
今回の『歩いても 歩いても』は、
是枝監督の作品の中でいちばん解りやすく観やすい仕上がりだった。
お盆に両親の元へ帰省する、次男家族の1泊2日を描いているのだけど、
それはとても日常的で身近に思えるものだったから。
台詞のひとつひとつが本当にリアル。
僕が観た時の観客の年齢層は非常に高かったのだけど、
その家族関係がみんな大いに共感できるようで場内は笑いが絶えなかった。
30代に入ると、誰もが自分の両親に対する想いや考えが強くなってくると思う。
確実に親は老いてくるのだから。
20代の頃は、自分のことだけを考えてればいいという、
妙な余裕みたいなものがあったりするし。
家族みんなそれぞれ、いろんな想いがあるんだろうなと思えた。
家族の関係に起承転結や終わりなんて、あるはずが無い。
ついつい答えを見つけようとしがちだけど、それは間違っているのかもしれないね。
だって日常生活はどこまでも続くのだから…日々、歩いていかないと。
その辺りの複雑な思いを是枝監督は、観客に語りかけるようにしみじみと描いていた。
キャストはみんないい味を出していたけど、
その中でもやっぱり樹木希林がいちばん存在感があって非常に巧かった。
彼女は日本の古き善き母親像を見事に表現していると、観るたびに思う。
ちなみに僕が観た回の前に、
是枝監督と出演者の田中祥平くんが舞台挨拶で来阪してました。
丁度、挨拶が終わった頃に扉から出てきて、
次の回を待ってる僕から少し遠目に是枝監督が見えました…多分。笑
そうそう。今日は『百万円と苦虫女』
タナダユキ監督と蒼井優ちゃんが舞台挨拶で来阪してたんだけど、
これはチケットがすぐに完売でGETできず…断念!

▲ 【サマーソニック08】まで、あと3週間を切った。
今は暑さ対策を考え中…いや、マジで。笑
ヘッド・ライナーを務めるCOLDPLAYの北米ツアーもスタート。
コールドプレイ⑩←クリスが着てるジャケットがお洒落なんで欲しいっ!
気になるSET LIST(7月15日/L.A.フォーラム)が発表された。
① 天然色の人生
② ヴァイオレット・ヒル
③ クロックス
④ イン・マイ・プレイス
⑤ 美しき生命
⑥ 42
⑦ Yes
⑧ サイエンティスト
⑨ Chinese Sleep Chant
⑩ ゴッド・プット・ア・スマイル・アポン・ユア・フェイス
⑪ スクエア・ワン
⑫ スピード・オブ・サウンド
⑬ ホワット・イフ
⑭ トラブル
⑮ ロスト!
⑯ ストロベリー・スウィング
⑰ イエロー
⑱ Death Will Never Conquer
⑲ フィックス・ユー
⑳ ラヴァーズ・イン・ジャパン
EN-① 生命の幻影
…うーん!かなりタマらないラインナップ♪
さすがに【サマソニ】ではここまで歌わないと思うけど、楽しみになってきた!
ちなみに18曲目は新曲なのだけど、
なんと!今、公式サイトで無料ダウンロードができるというファンへのサービスぶり!
1分16秒の短い曲だけど、早速、僕はiTunesにインポート♪
あ。09年年末には早くも次のアルバムをリリースするとの情報が☆
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