パトリス・ルコントとARATAくん。

『ぼくの大切なともだち』(2006)
ぼくの大切なともだち
パトリス・ルコント監督の作品って、映画全体から柔らかい優しさが伝わってきて好き。
なので、新作が日本公開されるたびに観に行ってしまいます。
どうやら、あと3本の長編映画を撮ったら(既に1本は撮了済み)引退すると
公言してるのが残念なところ。
ちなみに彼の監督作では、
『歓楽通り』(2002)と『列車に乗った男』(2002)が好きです。
歓楽通り列車に乗った男
今回の『ぼくの大切なともだち』は邦題通り、友情について描いてるものだった。
チラシに書いてある、【果たして自分には“親友”と呼べる友人が何人いるだろう?】
こういう投げかけはあるようでないし、観客にとってとても身近に思えるテーマ。
友達って作ろうと思って出来るものではなくて、気づけば出来てる感じだと僕は思う。
増してやお金では買えないし、代えられないもの。
僕も昔は友達がなかなか出来ない内弁慶的なタイプだったけど、
ある人と出逢えた影響によって自己アピールをするようになり、
気づけば周りに友達が増えていた。
きっと卑屈になったり、待ってるだけではダメなんだと思う。
そんな中で、自分が親友と呼べる友人は男子:GAYと女子のひとりずつ。
確かに彼らの前では(いい意味で)放漫でいられるし、
自分の人生に必要不可欠なもの。
会話の中に長い沈黙があったとしても平気だし、
しばらく逢えてないとしてもいつも頭のどこかに彼らが存在してる感覚。
ちなみに友達に関する僕の信条は、お金の貸し借りは絶対にしないこと!
過去に、金の切れ目が縁の切れ目を実体験したので。爆
…と、いつも以上に自分へ置き換えて、この映画を観てたかもしれないです。笑
いやぁ、なんでもお金で解決しようとする思考はダメだなと改めて、痛感。
やっぱり最終的にはHeartだな、と。
この作品…正直、予告編から受ける印象とは違っていたけど、
物語のクライマックスでは予想外の展開になって
(ここが良くも悪くもちょっとEU映画ぽくない)、ある意味ハラハラドキドキしてしまった!
まさかスクリーンで、あのTV番組を見れるなんて!
フランスのみのもんた氏が登場して、大いに盛り上げてくれました。笑
そんなこんなで本来ならクライマックスでは感動できるはずなのに、
なぜか笑えてしまうハートフルな映画なのでした。

『砂の影』(2007)
砂の影②
映画の内容よりも、大好きなARATAくん目当てで観に行ったようなもの。
彼は作品選びがかなり個性的なので、
僕が観たいと思える彼をスクリーンで観るのは久しぶりだった。
この作品ではストーカー気味な普通のサラリーマンを演じていたけど、
やっぱりカッコ可愛い。
砂の影砂の影②
スーツ姿は『ピンポン』のラストでのスマイルを思い出して、妙に嬉しかった。
彼の淡々とした話し方と声が好きなんだと気づいたり。
映画自体は全編8㎜フィルムで撮影されたので、どこか自主映画的スタイル。
『ドグマ』シリーズぽかったり。
映像の粒子が粗いので正直、観にくいし、僕の好みの色合いではなかったなぁ。
もっとはっきりくっきりとした映像でARATAくんのイケメン表情を観たかった!
EU映画的な話自体も、どこかで観たことあるような展開で先が少し読めてしまったり。
彼の相手役でビリングトップの江口のりこさんって、
僕的には微妙だったなぁ…(失礼!)。
ま、今回に限っては【僕が観たかった】ARATAくんだったのでOKとしよう。笑
ちなみにARATAくんの次回作は、
堤幸彦監督の話題作『20世紀少年』(田村マサオ役)と
蜷川幸雄監督の『蛇にピアス』。
特に後者はメインキャストのひとりなんで、今からちょっと楽しみ♪

…と言う訳で、2008年下半期の映画鑑賞はこの2本から始まりました。
最近、仕事帰りにハシゴするのが平気になってきちゃってます。笑

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2 Comments

chocolate says...""
仕事帰りハシゴなんて王子元気だね~~
私は仕事が終わるのが20時以降なので、運が良ければレイトに行けるかなって感じです。

ルコント、私も好き!

>『歓楽通り』(2002)と『列車に乗った男』(2002)が好きです。

↑上記2作品は好きだよ~「歓楽~」はDVDも持ってるし。
ルコントって女性を主人公にした作品のイメージが強いけど、
男性が主人公でも楽しそうだよね。

私はこれから見に行くので楽しみです。
2008.07.04 18:25 | URL | #- [edit]
Elijah(管理人) says..."chocolateさん。"
chocoちゃん

うん。仕事帰りのハシゴ、元気にやっちゃてるよ♪笑
今の仕事はほぼ残業もなく9-17時で終わるので、夜6時台の回を観て、そのままレイトを観れるって感じかな。
前の職場だったら、chocoちゃんと同じくほとんどレイトか行けず仕舞いだったと思うけどねー。
でも基本は90分作品をハシゴって感じ。やっぱり長すぎると疲れ倍増だもん。笑

『ぼくの大切なともだち』
chocoちゃんもルコント監督好きだったよね!
『歓楽通り』はホントにいい作品だよねー。あの世界観、好きだったなぁ。
『列車に乗った男』も、今回の作品に通ずる男の友情を描いてたと思うし。
僕が持つルコント監督作のイメージはカップル物が多い気がするよ。
いろんな形の人間愛について描きたい人なのかなぁ…って。
今回のダニエル・オートゥイユは(多分)3度目の登板だし、ルコント監督と相性がいいんだろうね。
chocoちゃんも楽しんで観てきてね!
2008.07.05 10:32 | URL | #d/k.Dt.. [edit]

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