インディとチャーリーとミスト。
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008)
あは☆やっぱりインディ・ネタは書きたくなっちゃう!
↑は映画館で無料配布されてるフリーペーパー。
遂に全米公開がスタート!
海外での評価は【賛】が多い中、
信頼性の高いRotten Tomatoesの支持率も今のところ79%でホッ☆
日本では、来月14日と15日に先行公開!
そんな中、TOHOシネマズが先陣を切って、プリセールを開始!
1㎜でも大きいスクリーンで観たいのもあって、
キタとミナミでいちばん大きいサイズのスクリーンを調べて、
丁度、TOHOシネマズなんばのSCREEN2でする事が判明。
やっぱ大画面&音響のイイ場所で、お祭りに参加したいもん♪
おまけに、この日はTOHOシネマズデイ!誰でも1000円で観れちゃう♪
もう待ちきれなくて、もちろん14日土曜の初日のチケットを確保!
もち、myベスト席で♪
普段は先行公開や公開初日に無関心なんだけど、
インディ・ジョーンズだけはこだわる!
なんてったって19年ぶりとなるインディとの再会だもん!
仕事も休むことを優先しちゃいました。笑
やっぱり僕と同じように先行初日派が多いみたいで、
TOHOシネマズ梅田のセンターど真ん中の良い席は、
ほぼ満席状態になりつつある…さすが!
あとは当日に行くのみです♪
上映時間122分…思い存分、楽しんでこよう!
あ~、なんだか益々テンションが上がっていくよ~☆
そんなこんなで常に頭の中は、あのテーマ曲が流れてます♪
『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』(2007)
気楽に観れる政治風刺コメディかと思ってたら、
結構、しっかり作ってある社会派映画だった。
なんかね、大学の講義を受けてる感じ。
中近東の政治情勢や信仰している宗教の知識がないとチンプンカンプンで、
次から次へと出てくる字幕を読むだけで精一杯!
正直、映画を楽しむどこではなかったなぁ=自分の頭の悪さ:無知にガックリ。
しかもお目当てのジュリア・ロバーツがほとんど出てない状態で、助演程度の役割。
これでゴールデン・グローブ賞において、
ジュリアが助演部門にノミネートされてたことに納得。
彼女、久しぶりのスクリーン復帰だったけど、
80年代のメイクをしてるせいか全然綺麗じゃなかったし、
しばらく見ない間に老けた気がしたなぁ。
逆に冒頭で出ていた『プラダを着た悪魔』のエミリー・ブラントの
スタイルの良さとフェロモンにびっくり!
そろそろ世代交代の時期かなと思ったり。
チャーリー・ウィルソン本人が語るラストの文字が、
その後の9・11に繋がることを考えると、とてつもなく重たい。
出来れば観る前にパンフを買って熟読し、予備知識を入れて観ることオススメ。
そうすれば、すんなり観れて楽しめると思います。
映画はその世界情勢を知ってて当然だという形で、いきなり始まるからね。
『ミスト』(2007)
とにかく『凄い映画』の一言に尽きる!
単なるパニック物じゃなかった。ヒューマン・ドラマ的なものさえ感じたから。
観てる間中ずっとしんどくて、これっぽっちも安心して観ることが出来なかった。
イライラしたり、ウザく思えたり、怖かったり、泣きそうになったり…。
『レクイエム・フォー・ドリーム』を観終わった時の気持ちと似てたな。
(いい意味で)二度と観たくない:観れない映画。
けれど、間違いなく今年の【記憶】に遺る秀作だと言える。
僕はオリー(トビー・ジョーンズ)が店内で取った、ある行動を支持したい。
やはりこの世でいちばん恐ろしい生き物は、
地球外生命体ではなく【人間=怪物】なんだ。
こういう状況下でいちばん多いタイプの人間は、きっとジム・グロンディン
(フランク・ダラボン監督ご用達のウィリアム・サドラー)みたいな人物だろうと思った。
パニックから集団心理に感化され、ヒステリーになっていき、
遂には魔女狩りを始めていく。
映画は、最後の最期まで諦めずに【希望:信念】を持つことの
大切さを説いているように思えた。
或いは、信仰心を失いつつある米国人に対する警鐘なのか。
果ては今の世の中でどんなに【希望】を抱いたとしても、
【絶望】しかないという皮肉めいたものなのか。
スティーブン・キングが書いた原作の結末は、
その後の顛末を読者に委ねる形で終わらせてるみたい。
僕個人としては、この映画版の方が強烈なものがあってヤラれたとさえ思ってしまった。
正に、キャッチコピーの【映画史上かつてない、震撼のラスト15分】に嘘偽りなし!
ハリウッド映画が、まさかの『パンズ・ラビリンス』を彷彿させるような
アンハッピー・エンディングを魅せてくれるなんて!
そこが本当に衝撃的だった。
この映画には、事実やドキュンタリー映画に
匹敵するくらいの生身の人間の怖さがあった。
その登場人物たちの感情はリアルそのものだった。
あ~、そう考えると『インディ4』はフランク・ダラボンの脚本で観たかったよー!
ジョージ・ルーカスはなんで、デヴィッド・コープ版を選んじゃったのかな??
最後に。完全にスルーしようと決め込んでた、
この『ミスト』を観ようと思わせてくれたヒデさん、rogueさん、kenさん…ありがとう。
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