映画館で魅力を再確認する。

最近、観た映画3本の感想を。

『ベオウルフ/呪われし勇者』(2007)
ベオウルフ/呪われし勇者
デジタル3-DシネマVer.での鑑賞。
こういう特殊な専門メガネを掛けて観る↓
3Dメガネ
『超立体映画 ゾンビ3D』を観た時のメガネとは大違いだ。苦笑
作品自体の周りの評判が芳しくなかったので、かなり期待せずに観た。
そのおかげもあってか、全然悪くは思えない出来だった。
ストーリーは至ってシンプル。
ちょっと『スピーシーズ』シリーズを思い出したり。
誰かに寄生するという点で。
ロール・プレイング・ゲーム、神話、史劇が好きな人が観たら、
きっと楽しめるんじゃないかな。
僕的には、ベオウルフ役のレイ・ウィンストンがかなりイケてた。
英国時代から知ってる男優さんなので、
実際の彼が強面でここまで精悍ではないと解ってるけど。
それでもかなり魅力的だった。声がイイ感じなんだよね。
ロバート・ゼメキス監督×グレンデル役のクリスピン・グローバーの
コラボレーションも、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(1985)以来となると、
かなり興奮した!
歳月が流れて、ようやく和解したんだなぁ…と。
ちなみにグローバーは、『BTTF』では1作目の
マイケル・J・フォックス演じるマーティの父親ジョージ役でした。
ゼメキス監督×ウィールソー役のロビン・ライト・ペンのコラボレーションも、
『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994@ジェニー役)以来で懐かしかったり。
そのロビンやアンジェリーナ・ジョリーを始めとする女優陣の顔立ちは、
本来の表情からデフォルメされてる気がして、
ちょっとイタだけなかったな。
僕はとにかく!デジタル3-Dの映像の美しさに圧倒された!
汚れや傷ひとつ見当たらないスクリーンの綺麗さ。
ここまで技術は進歩したんだと思うと、本当に鳥肌が立つ勢いだった。
僕はそれだけでも、この映画を観る価値があると思えたんだよね。
この作品はデジタル3-Dで観ることに意味があると言える。
きっと普通のフィルムVer.で観たら、
物足りなさを感じると思うし、面白くないんじゃないかな。
そういう意味では、デジタル3-Dの映像に助けられた映画だと思う。

『ジョゼと虎と魚たち』(2003)
ジョゼと虎と魚たち
※警告!ちょっとノロケが入ってます。笑
丁度4年前の今頃、映画館で観た大好きな作品。
愛用するミニシアター開館10周年をお祝いしての、一日限りの再上映。
4年前に観た自分と、あまり視点がブレてないことに気づく。
冒頭。妻夫木聡演じる恒夫が、過去を振り返る形でモノローグが入る。
そうか。これは恒夫の過去の想い出として語られてたことを思い出す。
池脇千鶴演じるジョゼが、妻夫木聡演じる恒夫に発する台詞…その応酬。
いかにも普段の僕が彼氏に言いそうな言葉ばかりだった。
とにかく彼氏に向かって言い放つ、ありったけの素直なワガママ。
僕もよく怒られるんだぁ。
『ワガママ言わないの~~』って。笑
この映画を観て、改めて自分が彼氏を大好きなことを再確認する。
次に逢う時は、ジョゼみたく彼氏にオンブしてもらうねん。笑
オンブはHugとは又違う温もりを感じることができて、好きなんだ。
ジョゼが恒夫の寝顔に向かって話しかけたり。そっと唇にキスしたり。
誰かと付き合えた時には、コレをしたかった!とか。
ジョゼの100%恋愛するキモチ:乙女心が、よーく理解できる。笑
公開当時は、とにかく!ラストの恒夫の決断が許せなかったことを憶えてる。
上野樹里演じる香苗のキャラクターも嫌だった。
オンナのズルさやイヤらしさ。
でもね、やっぱりこの結末で良かったと今はハッキリと言える。
もっとも現実的な終わり方なんだよね。
すべてを受け止められる聖人君子のような若い人なんて、
そうそう居ないから。
この作品はすべてにおいて嘘臭くなく、限りなくリアルに近かった。
これも、ある種の【青春】の記憶。
哀しく切ない結末かもしれないけど、観終わった後の余韻は相当なもの。
ジョゼが作る美味しそうなご飯のように、愛着を持つことができる。
ミーハー的に言えば…。
とにかく!ブッキーが最高にカッコいい!!
これが彼のいちばんの代表作だと言い切れる。
トロけるようなキスの上手さもステキすぎる。
ジョゼと初めてのセックスの時。
『なんか喋って』と彼女に言われて、
『今、そんな余裕…ない』って言うのもリアルでキャアキャアだったなぁ。笑

『アイ・アム・レジェンド』(2007)
アイ・アム・レジェンド②
ポスターは大阪Ver.で↑
※安心!ネタバレはしてません。笑
公開初日の金曜日に観に行く。
もともとはリドリー・スコット監督&
アーノルド・シュワルツェネッガー主演の企画だった。
長い年月を経て、僕が大好きなウィル・スミス主演へ。
観終わった直後の感想は、正直『う~ん』って感じだった。
ま。予告編の段階でチラッと映ったある【物体】で、
そういう展開なんだ!と覚悟はしてたけど。笑
タイトルの意味は韻を踏んでいて、納得。
僕が印象に残ったのは、やっぱり冒頭のN.Y.の街が無人のシーンかな。
もの凄く強烈なインパクトがあった。
ウィル・スミスのいつもとは少し違う繊細な演技が見れたことも嬉しかったり。
とにかく!あの見事に鍛え上げられた上半身裸にはキャアキャアもの!笑
ホントに彫刻の裸像のようで美しささえ感じる。
ストーリー的には『宇宙戦争』、『28日後...』、
『インベージョン』を思い出したなぁ。
ラストシーンの図式には『ヴィレッジ』!?
適度に、ご都合主義や矛盾点も感じたり。
ま。この『アイ・アム・レジェンド』も古典的なSF小説のRe:映画化だし、
致しかたないところか。
このジャンルにしては、上映時間が丁度100分という短さ。
その点がスマートに思えて、好感が持てたな。
そうそう!この映画の時代設定は、2012年。
配給がワーナー・ブラザースなだけに、
作品のタイトルが出る前に、
『バットマン』&『スーパーマン』のコラボレーションが見られたり!
…こういう遊び心が素直に楽しかったなぁ。

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4 Comments

chocolate says...""
「ジョゼ~」は本当に良かったよね~
私はあの時、妻夫木君を初めて「いい役者だなぁ」と思いました。
そして「ジョゼ~」はストーリーもいいよね。
あの写真のフィルムのような柔らかい感じの映像も好きでした。
そうそう、ジョゼの作るご飯は美味しそうだよね。
私も食べてみたかった~~~

上野樹里ちゃん、今でこそほんわかなイメージだけど、
昔はこういう役もやってたんだねー。
懐かしい。
2007.12.17 23:16 | URL | #- [edit]
ヒデ・グラント says...""
今夜、『アイ・アム・レジェンド』 を観てきました。
テーマが大きいわりに、あまり心を打つ作品ではなかったけれど、
映像という点においてはかなり楽しめる作品だったかなぁ。
隣の席で相方は大喜びしてました(笑)。

予告編がある時期から変わったよね、
ネタバレに近いタッチのに。

『バットマン』&『スーパーマン』のコラボ・・・看板のところだよね? 
こういうところまで注意深くチェックしてるところがさすが王子です!

『ジョゼと虎と魚たち』 はね、やはり心に刺さる作品だったんだよね。
不器用なジョゼの生き方がさ。
聴覚障害者の友達がいるんだけれど、彼の屈折した性格がとても苦手だったんだよね。でも、この作品を通じて少しだけ彼を理解する一歩になったというか、気づきがありました。

不器用な生き方は僕も一緒かな。
ジョゼの気持ち、上野樹里の気持ち、ブッキーの気持ち
・・・どれも分かるし、もし自分が当事者だったら同じ言動をとるかも。
(もう大人だし、そんなことはないかな? さすがに)

前にも書いたことがあるかもしれないけれど、ジョゼの「帰れって言われて帰るヤツなんか帰れ!」って台詞が切なくて耳に残ってるんだよな、今でも。
2007.12.17 23:54 | URL | #IOg9bXQk [edit]
Elijah(管理人) says..."chocolateさん。"
Chocoちゃん

『ジョゼ虎魚』
うん!本当にイイ作品だった~。
何度観ても色褪せない秀作だと思う。
僕もこの映画でブッキーの実力を実感して、ファンになったところがあるなぁ。
もうあのChuにはメロメロだったもん。笑
そうそう!全体的に柔らかい感じがする映像だったよね。
Chocoちゃんの表現、上手い!
あのご飯。ホントに食べたくなったよー。
再見して気づいたんだけど、美味しく映すご飯は『かもめ食堂』より、こっちの方が元祖だったんだねー。

上野樹里。
うんうん。確か、これがデビュー作に近いと思うんだけど、一生懸命に演じてるのが伝わってきたなぁ。
女子の嫌らしさを上手に演じてたもん。
池脇ちーちゃん共々、ほんまもんの関西弁に大いに納得できたなぁ。
逆に新井浩文くんの関西弁はイタだけなかったけど。苦笑
2007.12.19 20:32 | URL | #d/k.Dt.. [edit]
Elijah(管理人) says..."ヒデ・グラントさん。"
ヒデさん

『アイ・アム・レジェンド』
ヒデさんも観てきたんですねー。
確かに!テーマの割りにカタルシスみたいなものを全く感じなかったです。苦笑
やっぱりいちばん楽しめたのは映像だなぁ…と。
ウィルの裸も含めてね…ぐふふっ。←結局、ソコかよ!笑
そうそう!本予告編からネタバレ映像に変わっちゃいましたよね。
出来れば、映画鑑賞当日まで見たくなかったです…トホホ。
『バットマン』&『スーパーマン』のコラボ。
その通り!看板のところです。
きっと2012年のハリウッドでは、この新作が公開になってるハズです。笑
こういう遊び感覚、好きなんですよねー。
『ハンニバル』でも、タイトル・クレジット辺りで、鳩の大群がレクターの顔になってたりしましたもんね。

『ジョゼ虎魚』
ジョゼって不器用というよりかは、感情表現が上手ではなかったと思うんですよね。
でも内面のハートはもの凄くあったかい。
観ていて、それがとても伝わってきました。
ヒデさんも、この作品を観ていろいろな【気づき】があったんですね。
この映画の登場人物たちは、観客みんながそれぞれに感情移入できるようなリアルさがありましたよね。
多感な頃の想いが、いろんな行動や言動に出てしまったんだと思います。
『帰れって言われて帰るヤツなんか帰れ!』←この台詞、本当にジョゼにとって、一世一代の想いが伝わってきて、グッときました。
その後のリアルなChuにも…ぐふふっ。笑
2007.12.19 20:49 | URL | #d/k.Dt.. [edit]

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