四月映画 アンコール。
2007年05月03日
4月に観た【映画】の感想…勝手にアンコール(笑)。
●ホームシアター●
★ニュー・シネマ・パラダイス★(イタリア=フランス)
【映画から夢が広がった 大切なぼくの宝箱】

感想:友達からは絶対に僕が見てると思われがちな作品を、ようやく見る機会を与えられて。誰もが感動すると言われるこの作品…僕の心には正直、あまり響かなかった。前半と後半のテンションがかなり違う作風だなと思った。前半の子ども時代のトトの場面はちょっと賑やかすぎて、もう少し落ちついて見たいなぁ…と思ったり。陽気なイタリア人の描き方が僕には合わなかった。なので、中盤からの青年時代と老年期時代のサルヴァトーレ(:トト)の描写の方がしっくりときて好みだった。作品全体から得る印象は、すべてにおいて【感傷気味】だった。映画をこよなく愛してきたアルフレードが、その映画を通して人生を謳歌しているものだと思っていた。でも実際の彼は、映画よりもっと素晴らしい自分の人生というものに立ち向かって生きていくべきだと悟らせているように思えた。映画は娯楽のひとつであって、人生の逃げ道ではないのだと。僕自身も映画から学ぶことや教えられることが多々あるけど、僕の人生も映画のようには上手くいかないことだってあるハズ。アルフレードは目が見えなくなってしまった事によって、なにか気づいたのかもしれない。これまで見えてきたものとは違うなにかが見えたんだろうと。だからこそ、サルヴァトーレにすべてを託したんじゃないかなと…考え過ぎだろうか?いちばん有名なラストの数々のキス・シーン。流れによっては、僕も泣くんだろうと覚悟していたけど、結局、涙は一滴も出なかった。アルフレードとサルヴァトーレの強い絆みたいなものが、僕には感じ取ることができなかったからだろう。この映画の結末はあまりにも有名すぎて、ほとんどネタバレ状態で見てしまったことも感動できなかった理由のひとつ。劇中のイタリア人の映画鑑賞の仕方は、もし僕がその場に一緒に居たら、気が狂っちゃうかも。あんなギャアギャア言われて観られたら、物語に集中できないよ。次のシーンを解説するオヤジなんて、もってのほか!笑。ま、それだけみんなが映画を愛していたんだろうけど。ううん、違う。ジュゼッペ・トルナトーレ監督がいちばんものすごく映画自体を愛していたんだろうな。見ていて、それが伝わってきたもん。ちなみにこの作品…今回、僕はインターナショナル版(:124分)で見た。3時間完全オリジナル版(:175分)は賛否両論のようなので、イタリア初公開版(:155分)で見たかったなぁ。インターナショナル版はどこか端折ってる気がして、ダイジェスト版に思えたから。僕、基本的にディレクターズ・カット版とかは好きじゃないんだよね。それだったら、初めからそのVer.で見せてよ!って思ってしまうから。下手したら、作品の印象まで変わってしまう恐れがある。今現在の僕にはフィットしない作品だったけど、映画の感想ってその時の心境に大きく左右されるから、またいつか見た時は違った視点で見ることのできる作品なのかもしれないなと思った。…と言う訳で、トルナトーレ監督作品としたら、『マレーナ』に軍配あり!あ、『マレーナ』もイタリア公開版(:103分)があるけど、こっちはインターナショナル版(:92分)の方がイイ。
MEMO:DVD
2007.4.28
五つ星評価:★★★
★天空の城ラピュタ★(日本)
【ある日、少女が空から降ってきた・・・】

感想:正直言って、宮崎駿監督はあまり好きじゃない。何度も繰り返す引退発言に、彼が発する言葉の信用性を失った。最近の小難しく見える作風とマスメディアに対する印象。いつまで経っても少年と少女しか描けないA.C.のイメージ。それでも、『ルパン三世 カリオストロの城』は何度見ても飽きないくらい大好きな作品で。今回、そういう偏見をすべて取っ払って、真っ白な状態で見ることにした。見ている間に思ったことは…悔しいかな…ただただ面白いと思えて。疾走感溢れる描き方に、その続きを早く見せて見せて!と童心に帰らずにはいられない感覚。アッという間の124分だった。そう!自分自身がこういう冒険活劇が好きだったことを思い出させてくれた。ラストのなんとも言えない爽快感と達成感が最高だったな。久石譲の音楽もすべてのシーンにマッチしていて、素晴らしい。当時の宮崎監督作品って、プロデューサーは高畑勲で、配給は東映だったんだなと違うところでCheckしたり(笑)。全体的に流れる雰囲気が、『ルパン三世 カリオストロの城』に似てたところも取っつきやすかった理由のひとつ。ヒロイン(シータ:クラリス)、財宝(ラピュタ帝国:カリオストロ公国)、悪役(ムスカ:カリオストロ伯爵)、それを助けるヒーロー(パズー:ルパン三世)の構図。うーん、ちょっと宮崎監督を見直してしまった。その想像力の豊かさに今回、白旗を揚げます(笑)。次に彼の旧作を見るとしたら、やっぱり『紅の豚』かなぁ。1920年代のイタリアとファシスト党の描き方に興味惹かれるから。
MEMO:DVD
2007.4.29
五つ星評価:★★★★
★40歳の童貞男★(アメリカ)
【遅くて何が悪い!】

感想:劇場公開時、辺ぴな所でしか上映してなくて観れなかった作品。ようやく念願叶って、『無修正完全版』で見た。タイトルから想像して、『アメリカン・パイ』シリーズのようなフザけた内容かと思いきや、意外と結構しっかりした作りだったので驚き。秀作『リトル・ミス・サンシャイン』を観て以来、お気に入りのスティーヴ・カレル演じるアンディの実直さに好感が持てたり。あの徹底したオタクぶりにある種の共感できる部分があったり(笑)。特にフィギュアへの愛着ぶり(僕はパンフレットだけど)!『(フィギュアを)箱から出したら、価値がなくなる!』…そういう気持ち、よく解る(笑)。アンディの恋人となるトリシュ役のキャサリン・キーナーが、この手のジャンルに出演しているのが妙に不思議な感じがして面白かった。どちらかと言えば、シリアスな作品のイメージが強いからね。最近だと、『カポーティ』の良き理解者だったネル・ハーパー・リー役とか。昔、一時期ハマったポール・ラッド(アンディの友達デビッド役)の体型がオジサン化してたのが、かなりショックだった(笑)。アンディがなぜ、40歳まで童貞だったのか…。その思いや考え方に理解できるところがあって、なんだか切なくなったりもした。コンドームを初めて使う時の妙な緊張感や初めて好きな相手とシタ時の瞬間とか…シーン的には笑えるんだけど、なんか微笑ましかったなぁ。まるで今の自分を見てる気がして、嬉しく思えたり。SEXも大事だけど、なにより愛情(:気持ち)が大事なんだなと気づかせてくれました。これでますますスティーヴ・カレルのファンになりそ☆彼の体張っての胸毛脱毛シーンには大いに笑わせてもらいました♪あ、エンディングのキャスト全員での踊りは摩訶不思議だった(笑)。
MEMO:DVD
2007.4.30
五つ星評価:★★★☆
以上。3日連続で彼氏と見た記念すべき(!?)映画3本でした♪
『ニュー・シネマ・パラダイス』と『天空の城ラピュタ』は彼のチョイス。
後者は見るまで散々見たくないとゴネたんだけど、実際に見たら意外とよかったんで…(笑)。
ここのところ僕個人的には、ドラマ性があり考えさせられる作品を好んで観ているせいもあって、純粋に映画を楽しむということを忘れてたような気がする。
なので、そのことを思い出すきっかけを与えてくれた彼氏に感謝です。
『40歳の童貞男』は、僕のリクエスト。
だけど、後から思ったんだけど、近くのシネコンで上映してた『バベル』を一緒に観たらよかったかなぁ…って。
好きな人と映画館で映画を観ることが夢のひとつだから。
簡単そうで、なかなか実現できないことなんだよね(笑)。
●ホームシアター●
★ニュー・シネマ・パラダイス★(イタリア=フランス)
【映画から夢が広がった 大切なぼくの宝箱】

感想:友達からは絶対に僕が見てると思われがちな作品を、ようやく見る機会を与えられて。誰もが感動すると言われるこの作品…僕の心には正直、あまり響かなかった。前半と後半のテンションがかなり違う作風だなと思った。前半の子ども時代のトトの場面はちょっと賑やかすぎて、もう少し落ちついて見たいなぁ…と思ったり。陽気なイタリア人の描き方が僕には合わなかった。なので、中盤からの青年時代と老年期時代のサルヴァトーレ(:トト)の描写の方がしっくりときて好みだった。作品全体から得る印象は、すべてにおいて【感傷気味】だった。映画をこよなく愛してきたアルフレードが、その映画を通して人生を謳歌しているものだと思っていた。でも実際の彼は、映画よりもっと素晴らしい自分の人生というものに立ち向かって生きていくべきだと悟らせているように思えた。映画は娯楽のひとつであって、人生の逃げ道ではないのだと。僕自身も映画から学ぶことや教えられることが多々あるけど、僕の人生も映画のようには上手くいかないことだってあるハズ。アルフレードは目が見えなくなってしまった事によって、なにか気づいたのかもしれない。これまで見えてきたものとは違うなにかが見えたんだろうと。だからこそ、サルヴァトーレにすべてを託したんじゃないかなと…考え過ぎだろうか?いちばん有名なラストの数々のキス・シーン。流れによっては、僕も泣くんだろうと覚悟していたけど、結局、涙は一滴も出なかった。アルフレードとサルヴァトーレの強い絆みたいなものが、僕には感じ取ることができなかったからだろう。この映画の結末はあまりにも有名すぎて、ほとんどネタバレ状態で見てしまったことも感動できなかった理由のひとつ。劇中のイタリア人の映画鑑賞の仕方は、もし僕がその場に一緒に居たら、気が狂っちゃうかも。あんなギャアギャア言われて観られたら、物語に集中できないよ。次のシーンを解説するオヤジなんて、もってのほか!笑。ま、それだけみんなが映画を愛していたんだろうけど。ううん、違う。ジュゼッペ・トルナトーレ監督がいちばんものすごく映画自体を愛していたんだろうな。見ていて、それが伝わってきたもん。ちなみにこの作品…今回、僕はインターナショナル版(:124分)で見た。3時間完全オリジナル版(:175分)は賛否両論のようなので、イタリア初公開版(:155分)で見たかったなぁ。インターナショナル版はどこか端折ってる気がして、ダイジェスト版に思えたから。僕、基本的にディレクターズ・カット版とかは好きじゃないんだよね。それだったら、初めからそのVer.で見せてよ!って思ってしまうから。下手したら、作品の印象まで変わってしまう恐れがある。今現在の僕にはフィットしない作品だったけど、映画の感想ってその時の心境に大きく左右されるから、またいつか見た時は違った視点で見ることのできる作品なのかもしれないなと思った。…と言う訳で、トルナトーレ監督作品としたら、『マレーナ』に軍配あり!あ、『マレーナ』もイタリア公開版(:103分)があるけど、こっちはインターナショナル版(:92分)の方がイイ。
MEMO:DVD
2007.4.28
五つ星評価:★★★
★天空の城ラピュタ★(日本)
【ある日、少女が空から降ってきた・・・】

感想:正直言って、宮崎駿監督はあまり好きじゃない。何度も繰り返す引退発言に、彼が発する言葉の信用性を失った。最近の小難しく見える作風とマスメディアに対する印象。いつまで経っても少年と少女しか描けないA.C.のイメージ。それでも、『ルパン三世 カリオストロの城』は何度見ても飽きないくらい大好きな作品で。今回、そういう偏見をすべて取っ払って、真っ白な状態で見ることにした。見ている間に思ったことは…悔しいかな…ただただ面白いと思えて。疾走感溢れる描き方に、その続きを早く見せて見せて!と童心に帰らずにはいられない感覚。アッという間の124分だった。そう!自分自身がこういう冒険活劇が好きだったことを思い出させてくれた。ラストのなんとも言えない爽快感と達成感が最高だったな。久石譲の音楽もすべてのシーンにマッチしていて、素晴らしい。当時の宮崎監督作品って、プロデューサーは高畑勲で、配給は東映だったんだなと違うところでCheckしたり(笑)。全体的に流れる雰囲気が、『ルパン三世 カリオストロの城』に似てたところも取っつきやすかった理由のひとつ。ヒロイン(シータ:クラリス)、財宝(ラピュタ帝国:カリオストロ公国)、悪役(ムスカ:カリオストロ伯爵)、それを助けるヒーロー(パズー:ルパン三世)の構図。うーん、ちょっと宮崎監督を見直してしまった。その想像力の豊かさに今回、白旗を揚げます(笑)。次に彼の旧作を見るとしたら、やっぱり『紅の豚』かなぁ。1920年代のイタリアとファシスト党の描き方に興味惹かれるから。
MEMO:DVD
2007.4.29
五つ星評価:★★★★
★40歳の童貞男★(アメリカ)
【遅くて何が悪い!】

感想:劇場公開時、辺ぴな所でしか上映してなくて観れなかった作品。ようやく念願叶って、『無修正完全版』で見た。タイトルから想像して、『アメリカン・パイ』シリーズのようなフザけた内容かと思いきや、意外と結構しっかりした作りだったので驚き。秀作『リトル・ミス・サンシャイン』を観て以来、お気に入りのスティーヴ・カレル演じるアンディの実直さに好感が持てたり。あの徹底したオタクぶりにある種の共感できる部分があったり(笑)。特にフィギュアへの愛着ぶり(僕はパンフレットだけど)!『(フィギュアを)箱から出したら、価値がなくなる!』…そういう気持ち、よく解る(笑)。アンディの恋人となるトリシュ役のキャサリン・キーナーが、この手のジャンルに出演しているのが妙に不思議な感じがして面白かった。どちらかと言えば、シリアスな作品のイメージが強いからね。最近だと、『カポーティ』の良き理解者だったネル・ハーパー・リー役とか。昔、一時期ハマったポール・ラッド(アンディの友達デビッド役)の体型がオジサン化してたのが、かなりショックだった(笑)。アンディがなぜ、40歳まで童貞だったのか…。その思いや考え方に理解できるところがあって、なんだか切なくなったりもした。コンドームを初めて使う時の妙な緊張感や初めて好きな相手とシタ時の瞬間とか…シーン的には笑えるんだけど、なんか微笑ましかったなぁ。まるで今の自分を見てる気がして、嬉しく思えたり。SEXも大事だけど、なにより愛情(:気持ち)が大事なんだなと気づかせてくれました。これでますますスティーヴ・カレルのファンになりそ☆彼の体張っての胸毛脱毛シーンには大いに笑わせてもらいました♪あ、エンディングのキャスト全員での踊りは摩訶不思議だった(笑)。
MEMO:DVD
2007.4.30
五つ星評価:★★★☆
以上。3日連続で彼氏と見た記念すべき(!?)映画3本でした♪
『ニュー・シネマ・パラダイス』と『天空の城ラピュタ』は彼のチョイス。
後者は見るまで散々見たくないとゴネたんだけど、実際に見たら意外とよかったんで…(笑)。
ここのところ僕個人的には、ドラマ性があり考えさせられる作品を好んで観ているせいもあって、純粋に映画を楽しむということを忘れてたような気がする。
なので、そのことを思い出すきっかけを与えてくれた彼氏に感謝です。
『40歳の童貞男』は、僕のリクエスト。
だけど、後から思ったんだけど、近くのシネコンで上映してた『バベル』を一緒に観たらよかったかなぁ…って。
好きな人と映画館で映画を観ることが夢のひとつだから。
簡単そうで、なかなか実現できないことなんだよね(笑)。

誰も思わないほどの名作ですよね〜。
特に「ラピュタ」を新鮮な気持ちで鑑賞できるなんて、
ある意味ぜいたくかも・・・(笑)
ま、僕もあれこれ見落としてる作品が多いので、
楽しみはいっぱい残ってるんですけどね。
「40歳」はスティーヴ・カレルが適役で、
彼以外は想像できないくらいハマってました。
この作品は共感度高めの人多いと思います。
好きな人と見た作品って覚えてるって言うか、
違う価値が生まれちゃうことありません?
僕は「マイフレンドフォーエバー」が、
そんな作品だったりします。
僕、意外と誰もが見てる作品って、見てないんですよねー。
名作だと謳われると特に敬遠しちゃう傾向が。
…天邪鬼なんで。汗
『ラピュタ』は、本当に新鮮な気持ちで見ないと、多分ついていけなかったと思うんで、無邪気な気持ちで楽しんでみました。
…贅沢だったかな??笑
>ま、僕もあれこれ見落としてる作品が多いので、楽しみはいっぱい残ってるんですけどね。
↑こういう表現の仕方がkenさんらしくて…ますます好印象☆爆
『40歳の童貞男』のスティーヴは、ホントにハマってましたよねー。
彼にしか出せないであろう清潔感ある雰囲気でした。
ジム・キャリーやベン・スティラーだとまたちょっと違う感じになっちゃうだろうし。
kenさんも、アンディの気持ちが理解できたんですね。
…仲間です。笑
好きな人と観た映画は、確かに克明な記憶として残りますよねー。
その意見に同感です。
観た時のシチュエーションとかも一緒に。
作品の出来がそんなに良くなくても、妙に頭に残ったりします。
『マイ・フレンド・フォーエバー』ですか〜。
懐かしいですね。
最近のジョセフ・マゼロくんのルックスにはかなりショックを受けましたけど。汗
僕は『ベルベット・ゴールドマイン』が、そんな作品かもしれませんね。
初めてずっと手を繋いで観た映画ですから。
作品の内容なんて、ほとんど憶えてないくらい。爆