ブロードウェイ・ミュージカル・ザ・ムービー Part3。

『寒中』に追加で…(笑)。

●映画館●
★ドリームガールズ★(アメリカ)
【夢は永遠に生き続ける】
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感想:かつてブロードウェイで上演され、【トニー賞】も受賞したことのある有名ミュージカルを映画化。観終わった後の感想は、一緒に観た親友同様…【普通】だった。ま、楽しめたんだけど、可もなく不可もなく…って感じ。監督兼脚本が映画版『シカゴ』の脚本を書いたビル・コンドンだったので、それなりに期待してはいたんだけど。随所にその『シカゴ』を監督したロブ・マーシャルに影響を受けたような場面があったり。特にエンド・クレジット!ここはかなり秀逸だったなぁ。キャストをひとりひとり紹介していくんだけど、スタッフの紹介も丁寧で。例えば…衣装デザインだったら、スケッチ画と実物(:完成品)を一緒に映してくれたり。スタッフひとりひとりにも愛情を込めてるなぁ…と思えたり。キャストに関して言えば。カーティス・テイラーJr.役のビリング・トップ!好きなジェイミー・フォックス。
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いつもより少し抑え気味で、無難に演じてた気がする。『Ray/レイ』とは打って変わって、ほとんど歌声を披露しなかったけど。ザ・シュープリームス時代のダイアナ・ロスがモデルと言われるディーナ・ジョーンズ役のビヨンセ・ノウルズ。
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キャラクターが薄くて、ただただ綺麗なだけで終わってしまった。故ジェイムズ・ブラウンがモデルと言われるジェームス・“サンダー”・アーリー役のエディ・マーフィ。
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かなり高評価の演技を期待しつつも、結局いつものマーフィにしか見えなかった。もっとシリアス演技なのかと思ってたから。あの独特の笑顔が今作では邪魔をする。この演技だったら、【アカデミー賞】の助演男優賞は『リトル・ミス・サンシャイン』のアラン・アーキンにあげたいなぁ。そして!今作での超目玉だったのが…。この作品が映画デビューとなるエフィー・ホワイト役のジェニファー・ハドソン(:右端)。
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ほんの助演程度の出番かと思ってたら、主演スター3人を喰うほどの存在感で!もうね、観終わった直後は彼女のことしか記憶に残らないくらい、強烈な印象で!!主役と言ってもいいくらいの特別扱い。本来なら主演のはずのビヨンセが霞んでしまったほど。彼女の物怖じしない堂々たる演技はもちろん、歌声が本当に素晴らしくて!心の琴線に響いたんだよね。正にソウルフル!!中盤のみんなから爪弾きにされるシーンでの『And I Am Telling You I'm Not Going』は圧巻!!!感動で、鳥肌が立ってしまった…。【アカデミー賞】の助演女優賞を獲らなかったら、おかしいとまで思えてきた。キャラクター自体も自分に自信がある自己中心的な役回りで、後に挫折を経験する辺りにいちばん人間味を感じて、彼女の立場になって観てしまったほど。ほら。苦労をする人の話ほど興味深いよね??本来なら目立つはずのビヨンセの役は、(いい意味でも悪い意味でも)いい子ちゃんでしかなかったから…正直、面白みがないんだよね。『シカゴ』でもそうだった。レニー・ゼルウィガー演じるロキシー・ハートよりも、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ演じるヴェルマ・ケリーの方が、強かだけどある意味、自分に正直な人間性に強烈なインパクトを感じたもんなぁ。ただね、『ドリームガールズ』のキャラクターには誰ひとりとして共感ができなかったのは事実で。当時の人種差別がある中、【ファミリー】と【ブラザー】を連呼してる割りには、あっさりその人物に見切りをつけたりしてたし。言い分くらい聞いてあげなよ…みたいな。グループ内で、くっついたりしすぎなのもイタだけなかった。まるで、後期のTVシリーズ『ビバリーヒルズ青春白書』状態(笑)。あ、エフィーの兄C.C.ホワイト役のキース・ロビンソンがなかなかイイ感じだった。これから要Checkな男優さんかな。全体的に観ると、ジェニファー・ハドソンが突出してあまりにも目立ちすぎなので、【映画】としたらバランスが悪かったと思う。この辺をもう少し考慮して構成してたら、よかったんだけど。ちょっとビヨンセに同情しちゃうなぁ。そう考えると、親友も言ってたんだけど、【アカデミー賞】の作品賞にノミネートされなかったのも納得できる。もっと煌びやかで、もっとダンシングな場面があってよかったかも。だって、彼らのフォルムって本当に美しいから。あ!音楽はどの曲も素晴らしかった!!の一言に尽きるなぁ。ずっと頭の中でリフレインしてる。思わず、サントラCDが欲しくなったもん。…つまり、色恋沙汰の葛藤ストーリーより【歌】ってことかな(苦笑)。
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MEMO:TOHOシネマズなんば
2007.2.18 12:30
前売り券1300円
奥野
点数評価:72点

以上♪
次は、【アカデミー賞】にもノミネートされてるドイツ映画☆

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2 Comments

ヒデ・グラント says..."Re: ブロードウェイ・ミュージカル・ザ・ムービー Part3。"
今晩、やっと観に行くことができましたー(←といっても、まだ公開1週目か)
いや~もォ、サイコー!!
ゴージャスでキラキラしてて、2時間10分間、まさに夢心地でした。
イラ王子も書いてるように、音楽に関してはどの曲も素晴らしいね!
自分の日記にサントラ盤の話を書いたばかりだけれど、このCDこそ「買い!」でしょう。

今回は、大きな劇場ではなく、あえてシネコンの200人規模のところを選び、前から5列目の中央の席を指定。音響設備も良かったし、スクリーンのサイズもバッチリで、まるで本物のショーを観ているかのような気分を味わうことができました。映画によって劇場を選ぶのも大事なんだなー。

この映画では、ビヨンセちゃん、すっかりかすんでしまってて本当に可哀相だったねー。
(関係ないけど、オセロの中島にちょと似てない?)
彗星のごとく現れた ジェニファー・ハドソンのための作品って感じ(笑)。

ところで「ガール対決」ですが、ひょんなことから3本勝負となってしまいました(笑)。
「Gガール」は木曜日の夜に観ることになってるんですけど、急遽明日、「DOA」を観ることになってしまいました。意外に大穴(←「ダイアナ」と読む)だったりするかも!(笑)
2007.02.24 00:45 | URL | #IOg9bXQk [edit]
Elijah(管理人) says..."ヒデ・グラントさん。"
ヒデさん

ヒデさん…この作品、かなりよかったみたいですね!
僕はどうもストーリーが、もひとつでした(汗)。
ホント、音楽は素晴らしかったです!
どの曲も耳に残りますよねー。
『One Night Only』のビヨンセVer.が頭でグルグル回ってます♪
昨日もタワレコで試聴しちゃいました。←買え!っての(笑)。

映画を観る時の環境って大事ですよねー。
僕はこの作品、シネコンのいちばん大きいシアターで観ました。
スクリーンも大きくて、音響も良くて…迫力ありましたよ♪
ちなみに僕も映画を観る時は、基本的に前の方で観るのが必須ですね。

ビヨンセ…ホントに霞んでて可哀想でしたよね。
歌も上手くて当たり前だと思われてるし。
かと言って、エフィーの役を演じるのはちょっと違うし。。。
オセロの中島さんに似てますか??
うーん(笑)。パーツの大きさが似てるかもしれないですね。
この作品はホント、ジェニファー・ハドソンのための映画でしたね。
彼女の一本背負いでした。

ヒデさん…【ガール対決】3本行くんですね!
『DOA』ですか??僕、この作品、知らないです(汗)。
感想、楽しみにしてますね♪
2007.02.25 17:22 | URL | #d/k.Dt.. [edit]

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