芸術カウントダウン Part3。

いよいよ年末へのクライマックスに向けて、カウントダウンの開始。
今回は3本の作品について、書こうと☆

●映画●
『unknown アンノウン』
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感想:設定は、あの『ソウ』シリーズを連想させる。
上映時間たった85分の密室で起きる人×人との駆け引きを描くシチュエーション・スリラー。
結果的に【映画】よりかは、【舞台】として観た方が楽しめるような気がした。
メインとなる登場人物5人の肉付けはよかったものの、肝心の脚本が今ひとつだったような。これだけ多くの【映画】を見続けると、大体、出演してる【俳優】で先の展開が読めたりするので、ちょっと厄介だったり。
なので、今作でも途中で、ある俳優演じるキャラクターの【秘密】に気づいてしまいました(苦笑)。
ま。最後の最後に軽めのどんでん返しがあるんで、それにはちょっとだけ驚かされたけど。
この手のジャンルは大好きなだけに、もう一工夫がほしかったな…ちょっと期待はずれ。
やっぱり『ユージュアル・サスペクツ』のような鳥肌が立つ作品とは、なかなか出会えないものなんだと痛感。
あ。5人の内のひとり…ジム・カヴィーゼル(:デニムの男)は、本当にイエス・キリストのような表情(特に瞳)をしてる人だなと思った。
…と言っても、キリストの実像を知ってる訳ではないけどね(笑)。
ほかにもバリー・ペッパー(:作業着の男)、グレッグ・キニア(:鼻が折れた男)、ジョー・パントリアーノ(:縛られた男)、ジェレミー・シスト(手錠の男)と通好みの俳優が出てます。
うーん。どうも結末に触れないように書いたら、こんな感想になっちゃいました☆
MEMO:シネ・リーブル梅田
2006.12.21 18:40
前売り券1500円
フッチー
点数評価:63点

『とかげの可愛い嘘』
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感想:予想外の【ファンタジック】な恋愛物語だった。
韓流定番の病気もの+M・ナイト・シャマラン監督作品みたいな(笑)。
なので、普通の恋愛映画だと思って観てると、後半の展開にかなり驚かされる。
ここで、かなり評価が分かれるんじゃないか、と。
その【現実】をすんなり受け入れるか、ドン引きするか(苦笑)。
ちなみに僕は前者寄りです。
カン・ヘジョンは役柄のせいもあるのか、ちょっと痩せ気味で不健康に見えたり。
それでも、可愛いけど。
チョ・スンウはやっぱり演技力があって。表情ひとつひとつが、とても豊かなんだよね。
若手男優の中で、彼の演技がいちばん安心して観ることができる。
ストーリーは、中盤までが可愛らしい展開でよかったんだけど、それ以降が『……。』(意味深)。
クリスマスに観るデート・ムービーとしたら、最適だったかも。
あ。韓国の僧侶が着る袈裟にお洒落度を感じて、しばし眺めてしまった。
演じるイ・ジェヨンにも風情があって、なかなか凛々しくて。
ラストのスンウ演じるジョガンの転職先…うーん、それでいいんだろうか?…絶対、最初の銀行員の方が堅実でいいと思うんだけど。
あの選択は、ちょっと脈略がないような気が…そんなことを考えながら観てました(笑)。
ま。ストーリーよりも好きなヘジョン&スンウの演技をメインで堪能できたということで善しとしよう☆
MEMO:シネマート心斎橋
2006.12.25 18:40
前売り券1500円
フッチー
点数評価:70点

『無花果の顔』
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感想:感覚で観る作品だった。
温かみのある映像の色合いと美術とセット。
そこに、品の良さを感じる美しさがあった。
ストーリーは、あってないような…(いい意味で)どうでもいいような。
ほとんど詳しい状況説明がないので、そう受け取った。
喪失感を、ただ【普通】に受け入れるまでの物語なのかと思えたり。
とにかく!ビジュアルをメインで楽しむ感じ。
唯一の欠点は、初監督・脚本・出演を兼ねた桃井かおりの【女優:母役】としての演技がかなりクドかったこと。
もう少し、自身の出番をなくして助演(もしくは監督業)に徹した方がよかったのでは?
彼女の存在感だけで、妙にお腹いっぱいになってしまって、【映画】としたら采配ミス。
なので、ビリング・トップで主演女優なはずの山田花子(:娘役)の存在感がすっかりかき消されてしまってた。
桃井が出ないシーンは、どんなに山田の存在がオアシスのように思えたことか。
その彼女の不安視してた演技(!?)もまずまずだったし、【普通】にしてたら、結構可愛いよなぁ…と思えたり。
石倉三郎(:父役)の演技は自然な感じがして、かなりよかった。
この人の存在も実直な感じがして、好みだったり。
家族で食べる食卓のシーンに、思わずヨダレが出そうになった。
だって、ホントに美味しそうだったもん(笑)。
お葬式のシーン。その時は妙なほど、人は冷静なんだろうなと思えたり。
亡くした人を【焼く】瞬間になって、涙が溢れたり、愛する人の死をとても身近に感じるんだろうな、と。
登場人物ひとりひとりが、僕らに向かって語る、顔のアップを多用した独特の浮遊感あるカメラアングル。
エンドロール前の静かな佇まいの終わり方は、かなり好みだったり。
嫌いじゃないけど、どこか好きにもなれない作品だったな。
一歩間違えたら、不快に思えたりもしたから…境界線ギリギリ。
だけど、全体的に流れる雰囲気は好きなんだよね。
やっぱり、結論で言えば、【女優】桃井かおりの存在がクドかったんだと思う。
桃井ワールド。彼女の個性が好きな人、楽しみたい人はどうぞ☆
そうそう。タイトルは何を表しているのか…そう思いながら観てた。きっと、キャッチコピーに使われた【花は無くても、実の有る人生。】なんだと言いたかったんだろうな。
…という訳で、とてもとても不思議な匂いがする映画でした。
あえて、【ゆるり感】で比較するなら、『かもめ食堂』の勝ち!
MEMO:敷島シネポップ
2006.12.27 20:00
レイトショー1200円
フッチー
点数評価:70点

…以上。【芸術カウントダウン】は、ここまで。
残すところ、評1本と明日観に行く今年最後の作品で、2006年の【映画Life】が終了です☆

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4 Comments

Chocolate says...""
こんばんわっ。

三作品とも見てません。(笑)
でも「とかげ」は興味あるんだけどねー。

今年は王子とブログでお知り合いになれて
色々なお話が出来てとても楽しかったです。
来年はもっと仲良くできるといいね~
ってことで今年はお世話になりました。
2007年も宜しくお願いします。^_^

良いお年を~~
2006.12.29 23:53 | URL | #- [edit]
Elijah says...""
Chocolateさん

こんばんは☆

Chocoちゃん…この3作品は観てないんだねー。
また先に見てるのかと思ってたよ(笑)。
特に、『とかげの可愛い嘘』!
あれ?でも、Chocoちゃん…この手の内容、見る人だったっけ??
なんか、恋愛映画を見るイメージがなくて(爆)。
あ。もしかして、スンウくん??

それから。
すっかり年が明けてしまったけど(汗)。
僕も2006年にChocoちゃんと知り合えて、いろいろ話ができて本当に楽しかったよ☆
【王子】の画像も見てもらえたことだし(爆)。
ホント今年はもっと仲良くなれて、リアルで会えたらいいね~。
その時は、大阪で待ってます(笑)。
こちらこそ、去年に引き続いて2007年もどうぞよろしく☆
良いお正月を過ごしてね♪
2007.01.01 18:15 | URL | #d/k.Dt.. [edit]
ZAK says...""
今回は
「アンノウン」が、惹かれたかなぁ

でもここ数年思うこと
歳とったせいか?
映画観すぎたせいか?

イラ同様
「ドンデン返し」に衝撃が走らなくなってるね

「ユージュアルサスペクツ」
「スクリーム」
「アイデンティティ」
「スティング」
「シックスセンス」
「ナイル殺人事件」・・・・・

つい声あげた「ドンデン返しムービー」
最近無いんだよなぁ

今年は、そういう作品を買い当てたい(笑)

桃井かおり←好きなんだよな~
特に彼女の物真似をうっちゃん(内村)がやった
「ミル姉さん」以降彼女が出ると
それとシンクロして嬉しくなる(笑)

にしても、いろんな未チェック映画観てるよなイラって(汗)


2007.01.03 12:03 | URL | #23tr8otU [edit]
Elijah says...""
ZAKさん

うん。きっとZAK兄は、『unknown アンノウン』に興味を示すんじゃないかと思ってたよ(笑)。
僕も、ここ数年、【ドンデン返し】にあまり驚かなくなった気がする。
多分ね、【映画観すぎたせいか?】←…だと思う。
僕、このジャンルに限らず、【ホラー】にもすっかり驚かなくなってるから…きっと神経の麻痺かと…(爆)。
なので、歳は関係ないと思います(笑)!!

>「ユージュアルサスペクツ」、「スクリーム」、「アイデンティティ」、「スティング」
↑うんうん。確かに衝撃的だったり、鳥肌立ったり、アドレナリン大量噴出したり、ヤラれ感が心地よかったり…しました☆
>「シックスセンス」
↑僕、この作品…『オーメン』、『エクソシスト』みたいなオカルト・ホラーだと勝手に思い込んで観てたので、そんなに衝撃的な驚きはなかったんですよねー(汗)。
>「ナイル殺人事件」
↑アガサ・クリスティ物だよね??未見です(汗)。
もう一本の『オリエント急行殺人事件』の結末には驚かされましたけど☆

>つい声あげた「ドンデン返しムービー」最近無いんだよなぁ
↑ホント、言われてみれば、最近ないですねー。
>今年は、そういう作品を買い当てたい(笑)
↑観に行くんじゃなくて、【買い当てる】んだね(笑)。

>桃井かおり←好きなんだよな~
↑なんか意外な発見だなぁ…。
じゃあ、ぜひ『無花果の花』を見てもらわないと☆
>特に彼女の物真似をうっちゃん(内村)がやった「ミル姉さん」以降彼女が出るとそれとシンクロして嬉しくなる(笑)
↑見たことあるような、ないような。
僕、普段ほとんどTV見ないんで…(汗)。

>にしても、いろんな未チェック映画観てるよなイラって(汗)
↑ただのマニアですから(爆)。
2007.01.03 17:30 | URL | #d/k.Dt.. [edit]

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