芸術の秋 其の弐。

相変わらず、映画三昧の日々。
…という訳で、再び自分なりのポイントを押さえた箇条書き、3作品。

●映画●
『ファイナル・デッドコースター』
20061015120120.jpg
箇条書き:
+ 思わず目を覆いたくなる残虐性とエグさがパワーアップ!緊張と恐怖心で観たせいか、観終わった後、ちょっとグッタリ。
+ ホント、ジェットコースター並みのハイ・テンポ。
+ デジカメで撮った写真がヒントになるのはありがちだけど、面白い。
+ ホントにこれで完結だよね!?無意味な続編は作らないでね!!
△ 登場人物たちが死の法則をどう乗り切るのか考えながら行動するかがこの作品の見どころでもあるのに、今作はただ訪れる恐怖に怯えるだけの展開になってしまってた。
△ クライマックスはJR福知山線の事故を思い出して、ちょっとブルーになる。大阪の劇場公開遅れも、大いに納得。
△ 【1】の主演男優のデヴォン・サワ。最近、全然見なくなっちゃったけど、今頃どうしてるんだろう?…作品の展開とは全く関係なしです(笑)。
- ストーリー上、『ファイナル・デスティネーション』には触れるけど、『デッドコースター』にはほとんど触れず。【2】を撮らなかったジェームズ・ウォン監督の些細な抵抗!?
MEMO:梅田ブルク7
2006.10.14 14:35
前売り券1300円
奥野
点数評価:78点

『ブラック・ダリア』
20061018002305.jpg
箇条書き:
+ ブライアン・デ・パルマ監督のセンス光る独特の美しいカメラワークは健在。
+ ほとんど出ずっぱりのジョシュ・ハートネット(:バッキー役)の魅力溢れる一本背負いのような作品。適度に鍛えた身体もgood.
+ フィオナ・ショウ(:ラモーナ役)のエキセントリックな狂気ぶりは最高。
△ 台詞だけの表現での人物名がすぐに思い出せず、やや苦戦。
△ ヒラリー・スワンク(:マデリン役)はもしかして、ミスキャスト!?美女というよりは、さりげなく出演してたk.d.ラングのように男装した方が絶対に似合うルックスでは?
△ リーから見るバッキーへの視線にホモセクシャル的なものを感じ取ったのは、僕の気のせいだろうか?
- 演出力は凡打。人物描写の掘り下げも浅い。やっと面白くなってきたのは、すべての謎が解けるクライマックスに入ってから。撮影終了後、本国でなかなか公開されなかったのも納得の出来。
- アーロン・エッカート(:リー役)とスカーレット・ヨハンソン(:ケイ役)は、この程度の扱いでよく出演したなぁ…という感じ。しかも、スカーレットは大根演技だったような気がする。ちなみに、リー役はもともとマーク・ウォルバーグが演じるはずでした。
MEMO:ナビオTOHOプレックス
2006.10.17 19:35
前売り券1300円
あーさん
点数評価:63点

『サンキュー・スモーキング』
20061025193807.jpg
箇条書き:
+ 『ブラック・ダリア』と打って変わって、アーロン・エッカート(:主人公ニック・ネイラー役)の活き活きとしたパフォーマンスが見れる。久しぶりの当たり役。
+ 屁理屈にも思える理論が、滑稽でニヤリとさせられる。モノは言い様だな。
+ 人がとやかく言うから【それ】を止めるのではなく、自分が【それ】について吟味する事がとても大事だと、改めて気づかされた。
+ 元妻がニックに『悩んでる姿が、とても人間的。』と言う台詞が胸に残る。
+ タバコを吸わない僕からすると、さほど気にならない問題提起だったけど、ラスト近くの携帯電話の電磁波で脳腫瘍になるという台詞は聞き捨てならなかった。アルツハイマーになるとはよく聞くけど。
△ 字幕を読んで、頭で整理して理解して…それだけで精一杯のオフビートなインテリ映画。次は楽しむ余裕を持ちながら見たい。
△ 主人公と息子ジョーイとの交流を描いてなかったら、かなりキツい作品。子どもの存在が柔らかいクッション代わりのようだった。
- アイヴァン・ライトマン監督のご子息ジェイソン・ライトマン監督の父親譲りのコメディ・センスは認めるけど、手持ちカメラで撮ったような映像にはB級テイストが漂ってて、どうもしっくりと来なかった。
MEMO:OS名画座
2006.10.24 18:45
金券ショップ1200円
フッチー
点数評価:69点

以上。今回は、こんな感じです☆
3作品とも正直なところ、【映画館】で絶対!という作品ではないけど…機会があれば、ぜひ。

▲それから。
上記作品には関係ないけど、『ブラック・ダリア』を観た時、遂にソフィア・コッポラ監督×キルスティン・ダンスト主演=『マリー・アントワネット』の予告編が流れて、かなりかなり大興奮☆
20061026004140.jpg
本国アメリカでの評判も賛否両論ながら、若者にはなかなかイイ感じみたいだし。
POPでガーリーな世界観と音楽を早く堪能したいところ。
2007年の年明けが、ものすごく楽しみになってきた!!
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8 Comments

ヒデ・グラント says...""
なかなかバランスのとれた3本って感じですね!
きっと王子は食事のバランスもよいのでしょう(笑)←って関係ないか

僕も絶叫マシンが大好きなんだけど、今後は余計な恐怖も加わりそう(笑)。
こないだディズニーシーに出来た「タワー・オブ・テラー」っていう急降下型アトラクションに乗ってきたんだけど、あれが壊れたらストーリーさながら即死だよな(汗)。
日常のなにげない瞬間に訪れる死の恐怖・・・油断大敵だ。

『ブラック・ダリア』 だけど、僕も人物名を完全に覚えていなかったので、後半の謎解き部分ではちょい混乱してしまいましたね。もうちょっと丁寧な作りだと良かったかも。
「リーから見るバッキーへの視線にホモセクシャル的なものを・・・」
すごく微妙な三角関係だったね。そもそもボクシング自体がすごく男臭いスポーツだし、2人の間には屈折した感情が交じり合ってた感じがしたなぁ、たしかに。視点が鋭いですね!王子!!
2006.10.26 08:49 | URL | #- [edit]
ZAK says...""
確かにバランスとれた三本だね~
今回
kenさんの映画評にもヒデちゃんの日記の二本
「ブラック・ダリア」「ファイナル・デッドコースター」

「ブラックダリア」って
ブライアン・デ・パルマ監督作品だったんだ?
あの俯瞰長回し撮影好きなんだよんなぁ

でも意外に評判悪めなのが、かえって興味深深
でも自分「カタカナ」の名前覚えめっちゃ悪いんで・・・
わかんなくなるかも(汗)

+ 人がとやかく言うから【それ】を止めるのではなく、自分が【それ】について吟味する事がとても大事だと、改めて気づかされた。

深く読んでるなぁ
周りに惑わされず、自分自身で確認して行動する
今の仕事にも凄く通用するとこだもんね

「ファイナル・デッドコースター」
「1」も「2」も傑作だっただけに
「3」の完結とくりゃ~面白くないわけが無い?
期待大きいなぁコレは
最近えぐい残酷描写映画ってそう観てないし
ストレスも貯まってるしで
観なきゃ(DVDで)作品

今年って意外とホラー系が豊作みたいだね

「サンキュースモーキング」
初めて知りました
しかも監督さんが、アイバンライトマンの息子って
あ~歳を感じてしまいますた

でも最近アイバンライトマン監督作品って観てない気がする・・
その繋がりかのように
フランシスフォードコッポラの娘
ソフィアコッポラでしょ?

なんだか時代を生きてきた感慨深さが・・・(笑)

映画自体は、歳とらないもんね
俳優も時代もストーリーも

30年後「ファイナルデッドコースター 30」とか
よくあるコメディ映画パターンにならなきゃ良いけど(笑)






2006.10.26 17:24 | URL | #23tr8otU [edit]
ken says...""
映画館で見るほどではないけど、
DVDでは惜しいセレクトですよね~。

「ファイナル」はただただ無駄に死んでいくのが、
サスペンスとしてはダメですね~。
ホラーとしては正解ですけど・・・(笑)
もうちょっと謎解きを絡めてほしかったなぁ。
でも、残虐性はたしかにパワーアップ。
TV放送できなさそう・・・(笑)

超豪華キャストの「ブラック」は監督もふくめて、
期待値が高いのがきびしかったのかなぁ。
キャラと名前に混乱が出ちゃうのは、
やっぱりまずいですし。
ジョシュとアーロンがかなりカッコよかったので、
僕的には十分でしたけど・・・。
きっとエルロイの原作は面白いはず!(笑)

そういう訳でキャラも脚本も演出もオフビートな、
「サンキュー」がいちばん面白かったです。
家庭問題もタバコも僕には関係ないんですけどね~。
でも、あのいかにもなジャパニーズスタイルも含めて、
けっこう好きな作品です(笑)
2006.10.28 01:37 | URL | #VaGrzmSs [edit]
Chocolate says...""
こんばんわ。

色々見てますねー。
「ブラック・ダリア」私もヒラリーはミスキャストだと思います。
だってだって・・・彼女はもう女性らしい女性の役は無理でしょう。
「あなたはボクシングでもレスリングでもしてなさい」って感じです。(苦笑)
あの役はもっと美しい人がやるべきだよー。

「マリー・アントワネット」私このキルスティンが苦手なんだけど、
予告見たらちょっと面白そうだなーって。
ギャルなマリーを見るのも悪くないかもね。♪
2006.10.28 17:47 | URL | #- [edit]
Elijah says...""
ヒデ・グラントさん

なかなかバランスとれてますか??
>きっと王子は食事のバランスもよいのでしょう(笑)←って関係ないか
↑まぁ適度にバランス良く、食事も摂ってます(笑)。

>こないだディズニーシーに出来た「タワー・オブ・テラー」っていう急降下型アトラクションに乗ってきたんだけど、
↑ヒデさん、【タワー・オブ・テラー】に乗ってきたんですよねー。
確かにあれが壊れたら、ホントに怖いですよね。
映画だけでもかなりの恐怖感があるのに、リアルで経験した時には…(汗)。
ヒデさん…どうかスリリングな恐怖がアトラクションのみであることを祈ってます(笑)。

★注意!!この先、ネタバレのコメントあります★
>『ブラック・ダリア』 だけど、僕も人物名を完全に覚えていなかったので、後半の謎解き部分ではちょい混乱してしまいましたね。
↑ヒデさんも混乱しましたか!僕の周りでも混乱派が多かったです。
意味が解らないという人までいたくらい(苦笑)。
もう少し前半部分で、この辺りを丁寧に描いてほしかったですよね。
>2人の間には屈折した感情が交じり合ってた感じがしたなぁ、たしかに。
↑そうですよねー。
リーはケイというフィルターを通してしか、バッキーのことを愛せなかったんではないかと。
リーは失った妹に対する気持ちをケイに見出してたんではないかな、と思いました。
なので、精神的GAY的なものを感じずにはいられませんでした。
…と言いつつ、僕なりのGAY的洞察が過剰だったのかもしれませんが(汗)。

ヒデ・グラントさん。
レスが遅くなって、本当にすみませんでした。
そして、いつも温かなコメントをありがとうございます!
2006.11.04 14:53 | URL | #d/k.Dt.. [edit]
Elijah says...""
ZAKさん

やっぱりバランスとれてます(笑)??
>「ブラックダリア」ってブライアン・デ・パルマ監督作品だったんだ?
↑ZAK兄、そうですよ☆
彼の長回しは有名ですよね。
僕が印象に残ってるのは、『虚栄のかがり火』と『スネーク・アイズ』ですねー。
>でも意外に評判悪めなのが、かえって興味深深
↑感想は十人十色なんで、ZAK兄にはいいかもしれないですよ☆
>でも自分「カタカナ」の名前覚えめっちゃ悪いんで・・・わかんなくなるかも(汗)
↑僕も基本的にそうですねー。
ちょっと前だと、『ロング・エンゲージメント』で、最近だと、『父親たちの星条旗』で大苦戦しました(汗)。
映画館で観ると、一時停止や巻き戻しが出来ないですからね(笑)。

>周りに惑わされず、自分自身で確認して行動する 今の仕事にも凄く通用するとこだもんね
↑はい。周りに惑わされず、己を信じて確信して行動することが大事だと思います。
もちろん、人の意見に耳を傾けることも同じくらい大事ですけどね。
ZAK兄の仕事には、特に重要なことかもしれないですね。

『ファイナル・デッドコースター』。
ZAK兄もこのシリーズを見てるんですね☆
そして、傑作だと!!確かに奇抜なアイデアで、かなり面白いですもんね。
【3】はホントに、エグさがパワーアップしてましたよ。
ぜひぜひ、DVDで恐怖体験してみて下さい。

>今年って意外とホラー系が豊作みたいだね
↑はい。今年前半に社会派が多かったように、秋は集中してホラー系が上映されてますねー。
『テキサス・チェーンソー ビギニング』に、『ソウ3』に、『ステルス』とまだまだ続きます。
特に、『ステルス』はかなり期待してますねー。
映画通のタランティーノが製作総指揮なだけに、ツボを押さえてるんじゃないかと。

『サンキュー・スモーキング』は、そうです☆
アイヴァン・ライトマンの息子が監督です。
確かに、時の流れを感じますよね…しみじみ(苦笑)。
>でも最近アイバンライトマン監督作品って観てない気がする・・
↑言われてみれば…『エボリューション』以来、撮ってないかもしれないですね。
僕は、『デーヴ』とか好きでしたけど。

>なんだか時代を生きてきた感慨深さが・・・(笑)
↑そうですね。どんどんとジュニアの世代に突入って感じですよね。
ソフィア・コッポラもそうですもんね。

>映画自体は、歳とらないもんね 俳優も時代もストーリーも
↑確かに、その通りです。
だけど自分たちが歳を重ねた分、その分だけの違った視点でまた新たな発見もあったりするので…善しとしてます☆
>30年後「ファイナルデッドコースター 30」とか
↑こういうのがあったら、かなり許せないですねー(笑)。

ZAKさん。
レスが遅くなって、本当にすみませんでした。
そして、いつも気持ちを汲み取ってくれるコメントに感謝しています!
2006.11.04 15:22 | URL | #d/k.Dt.. [edit]
Elijah says...""
kenさん

>映画館で見るほどではないけど、DVDでは惜しいセレクトですよね~。
↑確かに、そうかもしれないですね。
特に『ファイナル・デッドコースター』と『ブラック・ダリア』の2本は、スクリーンで観た方が映えますもんね。

>「ファイナル」はただただ無駄に死んでいくのが、サスペンスとしてはダメですね~。
↑はい。サスペンスとしての要素は、すっかりかき消されてましたねー。
僕も謎解きの部分が少なくなってたのが、気になりました…。
残虐性を代表とするホラーとしては十分でしたけどね(苦笑)。
あっ。ホントですね!!TV放送はできなさそうですね。
仮にあったとしても、かなりズタズタにカットされてそうですね(笑)。

>超豪華キャストの「ブラック」は監督もふくめて、期待値が高いのがきびしかったのかなぁ。
↑やっぱりジェームズ・エルロイの原作物だし、『LAコンフィデンシャル』に続く映画化なので、かなり期待してたのはありますね。
出来と迫力は、『LA…』に遠く及ばなかったですけど(汗)。
それが見事に日米での興行成績にも反映されてる訳ですし…。
>ジョシュとアーロンがかなりカッコよかったので、
↑確かに、ジョシュは近年稀に見ないカッコよさでした☆
>きっとエルロイの原作は面白いはず!(笑)
↑これは、絶対にそうですね!!

>「サンキュー」がいちばん面白かったです。
↑kenさん的には、この3作品の中では、『サンキュー・スモーキング』がいちばんなんですね!
僕はこの作品…あと一歩のインパクトさが欠けていました(汗)。
ロブ・ロウのジャパニーズ・スタイルはかなりインパクトがありましたけどね(笑)。
>家庭問題もタバコも僕には関係ないんですけどね~。
↑kenさんは家庭円満で(笑)、タバコは吸わないんですね!
なんとなく、吸わないイメージがありましたけどね☆

kenさん。
レスが遅くなって、本当にすみませんでした。
そして、いつもkenらしい鋭い視点に感嘆させられてます!
2006.11.04 15:56 | URL | #d/k.Dt.. [edit]
Elijah says...""
Chocolateさん

こんばんは☆
今頃は、台北生活のクライマックス辺りですねー。

Chocolateさんも、『ブラック・ダリア』観たんですよね☆
>「ブラック・ダリア」私もヒラリーはミスキャストだと思います。
↑やっぱり、そうですよねー。
彼女には、令嬢とかは似合わないですよね。
(いい意味で)美しい花よりも、力強く野に咲く雑草のイメージがありますし。
>「あなたはボクシングでもレスリングでもしてなさい」って感じです。(苦笑)
↑ちょっと爆笑してしまいました(汗)。
それにしても、ヒラリーもある意味、タイプキャスト的な女優になりつつありますねー。
アカデミー賞の栄光が、逆に仇になりつつあるような。

>「マリー・アントワネット」私このキルスティンが苦手なんだけど、
↑Chocolateさん…キルスティンが苦手なんだぁ。
でもこの作品は予告編から感じ取れる面白さ通り、別格だよ、きっと☆
来年1月20日からの日本公開が決まったので、もうめちゃくちゃ楽しみです。
昨日、映画館で手にしたチラシに興奮しちゃったもん(笑)。
でも、日本版のデザインは、今イチです…。

Chocolateさん。
レスが遅くなって、本当にすみませんでした。
そして、いつも優しいコメントをありがとうございます!
2006.11.04 16:11 | URL | #d/k.Dt.. [edit]

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