時計じかけのオレンジ。

時計じかけのオレンジ
『時計じかけのオレンジ』(イギリス/1971)
◆粗筋(WOWOWより引用)◆
近未来のロンドン。
若者アレックスは、なじみのバーで麻薬入りミルクを飲んでから町に出て、
他の不良グループと殺し合うなど刹那的に生きる毎日。
ある夜、豪邸を襲ったアレックスたちは、
家主である作家アレクサンダーを半身不随にし、彼の妻をレイプしてしまう。
そんなアレックスだが、仲間の裏切りで当局に逮捕され、刑務所へ。
当局はアレックスに、
新たに開発した人格矯正プログラムを受ければ彼を出所させると約束するが・・・・・・。
◆感想◆
WOWOWシネマで鑑賞。
昔から精神的なダメージを食らいそうなイメージがあって、気になりつつも敬遠していた作品。
スタンリー・キューブリック監督作を食わず嫌いというのもある
(これまで見た事があるのは遺作『アイズ・ワイド・シャット』のみ)。
この作品を見る事をずっと躊躇っていた理由の一つが暴力描写だったのだけど、
ちゃんとそれに対する見返りや答えも用意されていたのでそこまで不快にはならなかった。
アート志向で難解なイメージのあるキューブリック監督作としたら解りやすい内容に思えたし。
全編に流れる音楽の使い方も独特で良かった。
そして、衣装と美術が「Cool」の一言に尽きる。
英国人によるイギリス英語の発音が心地良く、
その台詞の言い回しがウィリアム・シェイクスピアのようだし。
とにかく、アレックスのキャラクターに魅了された!
そのアレックスを演じる若かりし頃のマルコム・マクダウェルの
容姿(ちょっとエヴァン・ピーターズっぽい)もCool!
このアレックス役を若い頃のユアン・マクレガーで見たかったなとぼんやり思ったり。
偶然にも暴力描写の強い3作品(あと2本は『オンリー・ゴッド』と『ピアニスト』)を
続けて見たけど、作品として一番しっくりきたのはこの『時計じかけのオレンジ』だった。
余韻が半端なく残っていて、自分でも予想に反して好きな一本となった。
いつか“ミルク・プラス”を飲みながら、“ドルーグ”のファッションを真似してみたい。
もちろん、“ウルトラヴァイオレンス”な事は真似しません!
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2 Comments

湛 says..."40年前の作品とは思えませんね。"
私も同じように気持ち悪そうで敬遠していた作品でしたが、
知人マダムの強烈おススメでDVDまで貸してくれたので観てみました。
思ったほど気持ち悪くはなかったんですが、まあ不快感は覚えましたね。
おまけに、暴行を加えるシーンでジーン・ケリーの「雨に唄えば」を
嬉々として歌うので、あのミュージカルを今度再観する時フラッシュバックかも?(笑)

マルコム・マクダウェルは可愛かったんですね~。
今でもいろんなジャンルの映画で活躍してて、しばしば見かけるので
ちょっとしみじみしちゃいました(笑)。

これこそリメイクするとしたら(しなくていいけど、笑)、マカヴォイ君がよくないですか?
15歳には老け過ぎですが。
2014.02.14 12:11 | URL | #nxzuATHA [edit]
Elijah(管理人) says..."湛さん。"
湛さん

こちらにもコメントありがとうございます。
本当に40数年前の作品とは思えなかったです!今見ても斬新でした。
それこそ受け継がれていく証拠なのだと感じました。

鑑賞以前からよく見掛けていた映像が本当にインパクトがあったので、見るのを躊躇している人が案外多いかもしれませんね。
僕は映画鑑賞の中で最も苦手なのが女性が男性に性的暴行を受ける場面なので、見るのをずっと躊躇ってましたから。
「雨に唄えば」のシーンは強烈でしたよね!
確かに今度この曲を聴くとジーン・ケリーよりもこの映画のシーンを思い出してしまうかもしれないですね(苦笑)。

マルコム・マクダウェルは本当にカッコ可愛かったです。
今の容姿しか記憶していなかったので、余りのGOOD LOOKINGぶりに驚かされました。
でも思い返せばこの作品以前の『if もしも・・・・』でも彼を見た事を思い出したのですが、その役が霞んでしまうくらい今作のアレックス役のインパクトが大きいのだと気付きました。

もしリメイクするなら・・・うーん、僕はマカヴォイくんよりもユアン・マクレガーで観たい気がします。
マカヴォイくんには『もうひとりのシェイクスピア』のベン・ジョンソン役を演じてほしいです。
そう言えば、マカヴォイくんファンのフォロワーさんがロバート・セシルのような役こそ演じてほしいと言ってましたね。
2014.02.14 20:19 | URL | #d/k.Dt.. [edit]

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