王妃との別れ × 美しいひと。

WOWOWシネマ「ライジングスター レア・セドゥ」での鑑賞。

マリー・アントワネットに別れをつげて
『マリー・アントワネットに別れをつげて』(フランス=スペイン/2012)
◆粗筋(ハピネットより引用)◆
1789年7月14日、
いつもと変わらぬ優雅な朝を迎えたはずのヴェルサイユが1枚の紙に震える。
フランス革命勃発のきっかけとなる、バスティーユが陥落し、
王妃マリー・アントワネット(ダイアン・クルーガー)と
その寵愛を受けるポリニャック夫人(ヴィルジニー・ルドワイヤン)の名前も載った
286人のギロチンリストが発表されのだ。
朗読係のシドニー(レア・セドゥ)は心酔する王妃への忠誠を誓うが、
王妃から思いもよらなぬ頼みを命ぜられる。
◆感想◆
これまで描かれてきたマリー・アントワネットの歴史物とは違い、
彼女の朗読係の視点から見た世界観で描かれる点が新鮮に思え興味深く鑑賞。
歴史の行く末を知っているにせよスリリングな展開や駆け引きにハラハラドキドキしてしまう。
展開の仕方もこのジャンルにしてはテンポがいい。
朗読係シドニー・ラボルドを演じたレア・セドゥの事はこれまでどうも好きになれなかったけど、
この作品に於ける彼女の演技はとても良くて見直してしまった。
マリー・アントワネットを演じたダイアン・クルーガーの演技も同様に良かった。
ガブリエル・ド・ポリニャック夫人を演じたヴィルジニー・ルドワイヤンも
出演シーンは少ないながら助演に徹した役回りで印象に残る。
この作品は女性3人によるある種のプラトニックな恋愛映画でもあると言える。
物語の「え?ここで終わり!?」的なラストも潔くてCoolにさえ感じてしまった。
もし映画館で観ていたらベストに選んでいたと思う。
◆予告編◆


美しいひと
『美しいひと』(フランス/2008)
◆粗筋(WOWOWより引用)◆
母親の死をきっかけに、
いとこのマチアスが通うパリの高校に転入して新たな生活を始めた16歳の女子高生ジュニー。
男子生徒たちがこぞって彼女に興味を示し、デートに誘うなか、
ジュニーが恋人に選んだのは、物静かなオットーだった。
その一方で、ある日イタリア語の授業に出席した彼女は、
ハンサムな青年教師のヌムールと出会い、2人は共に心惹かれるようになる。
やがて彼らの三角関係は、各自の心を思い悩ませるようになり・・・。
◆感想◆
ラファイエット夫人「クレーヴの奥方」を現代の高校生に置き換えて描く。
『愛のあしあと』に続くクリストフ・オノレ監督作の鑑賞。
やはり彼の描く作風が好きだと実感。
さりげなくGAYを登場させる辺りも好き。
前述のレア・セドゥ同様、ルイ・ガレルの事もこれまでその魅力がよく解らなかったのだけど、
この作品で演じる2人を見てガツンとヤラれた感あり。
それくらい2人ともに魅力的だった。
こんな歳の近い高校教師が居たら、誰だって関係を持ちたくなるはず。
レアの長い黒髪がとても似合っていて初めて可愛いとさえ思えた。
はにかむような笑顔も印象に残る。
『マリー・アントワネットに別れをつげて』に続くラストの潔さと好演ぶりに益々好感度UP。
またお気に入りとなるフランス映画が一本増えた。
それにしてもフランスの高校生って何事に於いても自由奔放というのか、
日本から見ればなんて大人びた雰囲気を持っているのだろう。
◆フランス版予告編◆


・・・と言う訳で、レア・セドゥ出演作2本を続けて鑑賞。
これまで彼女の出演作で観てきたのは、
『イングロリアス・バスターズ』、『ルルドの泉で』、
『ロビン・フッド』、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』、
『ミッドナイト・イン・パリ』、『シモンの空』。
更に続けて『美しき棘』も見たものの自分的には今ひとつでした。
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