善。

善き人
『善き人』(イギリス=ドイツ/2008)
◆粗筋(WOWOWより引用)◆
ナチス政権が着々と体制を固めていた1930年代のドイツ。
病弱な母や妻を養いながら、ベルリンの大学で教職に就いていたジョンは、
ある日呼び出しを受け、総統官邸を訪れる。
そこでジョンが聞かされたのは、
安楽死をテーマに彼が昔書いた小説をヒトラー自身が読んで気に入り、
同様の内容の論文を新たに書いてほしいという話だった。
それが転機となって、
それまで夢にも思わなかったバラ色の人生をジョンは歩み出すのだが・・・。
◆感想◆
WOWOWシネマで鑑賞。
これまで数多く観てきたナチス・ドイツ物とは一線を画す作品だった。
てっきりヴィゴ・モーテンセン演じる主人公が、
親友であるユダヤ人を善意で救う物語かと思っていた。
最後までヴィゴ・モーテンセン演じる主人公に共感できず、
「事なかれ主義」というのか優柔不断な側面にイライラさせられたけど、
最後の最後に主人公が発する一言にこの作品が意図するものをようやく理解できた
邦題はダブル・ミーニングだと思えたし、もともとは舞台劇だと知って納得。
ラストシーンの引きの映像は衝撃的で圧巻だった。
当時のドイツ人の多くはこういう感覚だったのかもしれない。
それにしても、ヴィゴの後妻は悪女にしか思えなかった・・・。
本来ならヴィゴの軍服姿にときめくのかと思いきや全然魅力的に映らず、
その辺りにヴィゴが役に同化する確かな演技力を感じ取られた。
もし、『善き人』をリメイクするなら(或いは舞台で再演)・・・
ジョン・ハルダー役はマイケル・ファスベンダー、
モーリス役はジェームズ・マカヴォイで観たい。
関連記事
スポンサーサイト

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://eplace.blog19.fc2.com/tb.php/1562-d1dbfbd7
該当の記事は見つかりませんでした。