第85回アカデミー賞受賞発表。

第85回アカデミー賞の受賞が発表。
主要部門は以下の通り。

◆作品賞◆
『アルゴ』(日本公開済み)
アルゴ

◆監督賞◆
アン・リー『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(日本公開中)
ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日

◆主演男優賞◆
ダニエル・デイ=ルイス『リンカーン』(4月19日日本公開)
リンカーン

◆主演女優賞◆
ジェニファー・ローレンス『世界にひとつのプレイブック』(日本公開中)
世界にひとつのプレイブック

◆助演男優賞◆
クリストフ・ヴァルツ『ジャンゴ 繋がれざる者』(3月1日日本公開)
ジャンゴ 繋がれざる者

◆助演女優賞◆
アン・ハサウェイ『レ・ミゼラブル』(日本公開中)
レ・ミゼラブル

◆長編アニメーション賞◆
『メリダとおそろしの森』(日本公開済み)
メリダとおそろしの森

◆外国語映画賞◆
オーストリア『愛、アムール』(3月9日日本公開)
愛、アムール
以上。

▲ MEMO:①全体的にトニー賞授賞式に負けないくらいの
エンターテインメント性たっぷりの見事なSHOWだった。
②セス・マクファーレンのホストぶりは最高に良かったので、次回もお願いしたいくらい。
③作品賞候補を一本一本紹介していくスタイルの復活は嬉しい。
特にもともと『リンカーン』でタイトルロールを演じる予定だったリーアム・ニーソンが
『リンカーン』を紹介する場面は感慨深いものがあった。
逆に主演男女優賞の前年度受賞プレゼンターが
候補者一人一人に話しかけていくスタイルがなくなったのは残念。
人となりを知れる機会でもあるので。
④主要部門の受賞は見事にバラけたので、これはこれで良かったと思う。
それだけずば抜けた作品がなかったという事でもあるのだろうけど。
⑤物議を醸していた監督賞は良い意味でアン・リーの受賞で丸く収まった印象あり。
加えて、彼の人柄の良さが滲み出ているスピーチに異を唱える者は居ないと思う。
⑥それが良いか悪いかは別として、
受賞者のスピーチでよく政治的な発言は好ましくないと云われているにも関わらず、
作品賞のプレゼンターが思いきり政治に関わる人だった事に驚いた。
政治的な題材を描いたいくつかの作品賞候補作の縁もあるのだろうけど。
⑦一番のハイライトは
ダニエル・デイ=ルイスが『リンカーン』で主演男優賞を受賞した時。
理由はスティーヴン・スピルバーグ監督作で
演者の受賞経験がこれまで一度もなかったから(この件に関してよく言及されていた)。
スピルバーグが監督賞を受賞できなかった事はとても残念だったけど、
演者が主演男優賞を獲れたからもうそれだけで結果オーライ。
加えて、かつてTVシリーズ『ER/緊急救命室』で
スピルバーグに見出されたジョージ・クルーニーが
『アルゴ』で俳優としてではなく同じ製作者の立場として
スピルバーグを打ち負かした事に時代の流れを感じた。
⑧ワーストは長編ドキュメンタリー賞で最初にスピーチした男性が自分だけ喋った後、
さっさと立ち去ろうとした時。
同じく受賞したもうひとりの仲間(男性)の存在を忘れているようで見苦しかった。
⑨主演女優賞を受賞したジェニファー・ローレンスが壇上へ上がる際につまずいた時、
真っ先に主演男優賞候補だったヒュー・ジャックマンが駆け付けた事。
どこまでも紳士なのだと益々好印象。
⑩授賞式のオープニングからセス・マクファーレンを間に挟んでの
チャニング・テイタムとシャーリーズ・セロンの華麗なダンス・パフォーマンス。
続くジョセフ・ゴードン=レヴィットとダニエル・ラドクリフのダンス&シング。
・・・もう贅沢すぎてニヤニヤ笑いが止まらなかった。
でもね、その後唯一ジョーだけがプレゼンターを務めていなかったのが残念。
⑪キャサリン・ゼタ=ジョーンズの『シカゴ』→
ジェニファー・ハドソンの『ドリームガールズ』→
『レ・ミゼラブル』オールキャストの流れによる、
ミュージカル・パフォーマンスは本当に素晴らしかった。
特にジェニファー・ハドソンの声量に鳥肌、そして涙。
実は彼女の歌唱力に圧倒されて、
その後のアデルのパフォーマンスが普通に思えてしまった感あり。
いや、彼女の歌声ももちろん良かったのだけど。
『レ・ミゼラブル』チームのアーロン・トヴェイトも素敵だったけど、
エディ・レッドメインの歌声も良くて好き。
ただ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズのリップシンク疑惑が事実なら残念すぎる。
他のパフォーマーはきちんと歌っていたので、せっかくのパフォーマンスの良さが台無し。
⑫主題歌受賞のアデルの受賞獲得率は凄いと思う。
第55回グラミー賞授賞式ではケタケタ笑いながら楽しそうにスピーチしていたのに、
オスカーでは感極まって泣き出しそうになっていたところもチャーミング。
⑬受賞者のベスト・スピーチは
助演女優賞の「プラダ(のドレス)を着た」アン・ハサウェイ。
聡明な印象で本当に良かった。締め括りの言葉も素晴らしい。
彼女の夫はライアン・ゴズリングに似ていて優しそうだね。
加えて、監督賞受賞アン・リー+助演女優賞受賞アン・ハサウェイ=
『ブロークバック・マウンテン』も嬉しい限り。
きっとバックステージでハグし合った事だろうね。
⑭作品賞受賞の『アルゴ』の製作者の一人である、
グラント・ヘスロヴはだらだらと喋りすぎなスピーチ。
ベン・アフレックは感極まる熱弁で、
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』受賞時を思い出した。
そして、一言も発さなかったジョージ・クルーニーの控え目さが好印象。
⑮ダニエル・デイ=ルイスの受賞スピーチは感極まっているのがとても伝わってきた。
次こそは“英国人”の役で受賞してね。
今でも一番大好きな彼の出演作は『眺めのいい部屋』のシシル・ヴァイスだから。
同じ会場内に
ルーシー・ハニーチャーチ(ヘレナ・ボナム=カーター)が居たのも感慨深い。
⑯脚本賞受賞のクエンティン・タランティーノのスピーチは
酔っぱらったおじさんのようだったけど(笑)・・・
最後に同業者へ向けて語った言葉は本当に格好よかった。
⑰さて、主要8部門受賞予想の結果は5/8。
監督賞(アン・リー)は本当にビッグ・サプライズだった。
助演男優賞のクリストフ・ヴァルツは
僅か3年で再受賞とはオスカー会員に愛されているんだなと思った。
⑱これでようやく2012年のハリウッド映画界の総括が終了。
たくさんの素晴らしい作品たちを本当にありがとう!
映画製作に携わるすべての人たちに心から尊敬の念と感謝を!
やっぱり大好きハリウッド!
大好き映画♥♥♥♥♥
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