ブロンテ姉妹。

ブロンテ姉妹
『ブロンテ姉妹』(フランス/1979)
◆粗筋(IMAGICA BSより引用)◆
『嵐が丘』や『アグネス・グレイ』など数々の文学史に名を残す傑作を発表した
ブロンテ姉妹の生涯を描く人間ドラマ。
19世紀の中ごろ。
英国のヨークシャー州でシャーロット、エミリー、アンのブロンテ三姉妹が暮らしていた。
姉妹は誰も知られぬよう密かに小説を書き、
シャーロットの執筆した『ジェーン・エア』が出版され、大きな評判を呼ぶ。
続いてエミリーが『嵐が丘』を、アンが『アグネス・グレイ』を発表し高い評価を得るも、
女性の権利が認められていなかった当時の社会で彼女たちは大きな混乱に巻き込まれる。
それでも姉妹は執筆を続け・・・。
◆感想◆
IMAGICA BSで無料放送の際に鑑賞。
1979年製作の映画ながら日本では1988年に劇場公開。
登場人物たちがフランス語で話すので最初はフランスが舞台だと錯覚。
著名なブロンテ姉妹の事も勝手な解釈で、
二人姉妹(シャーロット『ジェーン・エア』とエミリー『嵐が丘』)だと思い込んでいた。
実のところは三姉妹+長男だった。
その三姉妹を演じるのは故マリー=フランス・ピジェ(シャーロット役)、
イザベル・アジャーニ(エミリー役)、イザベル・ユペール(アン役)
+パスカル・グレゴリー(ブランウェル役)・・・なんて贅沢なキャストなんだろう。
監督がアンドレ・テシネなので独特な世界観。
自然の風景を多用したロケーションで物語は静かに描かれていく。
その光景はまるで一枚一枚の絵画を見ているよう。
特に説明が入る訳ではないので行間を読み取っていかなければならないが、
かと言って難解な作品でもない。
シャーロットは長女らしくしっかりとした印象。
寄宿学校での男性への思慕は『ジェーン・エア』に反映されているように思えた。
エミリーは当時の女性にしては個性的。
アンは全てを見据えたような落着き感があった。
ブランウェルが実際に描いた三姉妹の肖像画↓
ブロンテ姉妹②
ブロンテ家は特に貧しくもなく裕福でもなく・・・
でも襲い来る病魔に誰もが勝つ事は出来なかった。
才能溢れるブロンテ姉妹だったけど、あっさりと早死にして逝く姿が物悲しく映る
(劇中ではシャーロットが亡くなるまでは描かれない)。
お目当てのパスカル・ゴレゴリーは当然ながら若く、髪もふさふさだった。
やはり彼の顔立ちが好きだと感じる。
現在のパスカル・グレゴリー(素敵な歳の重ね方をしていると思う)↓
パスカル・グレゴリーパスカル・グレゴリー②
この作品が持つ雰囲気は決して嫌いではなかった。寧ろ好きだと言える。
・・・とは言うものの、本国イギリス版で観てみたいと思った。
BBC、若しくはWorking Title Films辺りで英語リメイクしてくれないだろうか。
◆近年の映画化◆
『ジェーン・エア』(イギリス=アメリカ/2011)
ジェーン・エア
『Wuthering Heights』(イギリス/2011)
Wuthering Heights
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