ジェーン・エア。

ジェーン・エアジェーン・エア②
『ジェーン・エア』(イギリス=アメリカ/2011)
◆感想◆
レイトショーで鑑賞。
流石に週明け月曜の仕事帰りに観る人は少ないのか、
キャパ225席のスクリーンに自分を含めて7人の鑑賞。
ホームシアターの如く、優雅な気分になれていつもより集中して観られる事が出来た。
パンフはてっきりB5サイズかと思っていたら、案外大きめのサイズだった。
自分にとっての「Jane Eyre」と言えば、
フランコ・ゼフィレッリ監督版『ジェイン・エア』(1996)。
ジェイン・エア
ジェイン・エアはシャルロット・ゲンズブール、
少女時代のジェイン・エアはアンナ・パキン、ロチェスターはウィリアム・ハート、
ジョン・リヴァースはサミュエル・ウェストだった。
ゼフィレッリ監督版が重厚な趣なら、
今回手掛けたキャリー・ジョージ・フクナガ監督版は淡く聡明な印象。
とても丹念に描いていたと思う。
ただ、上映時間的なものがあるのかジェーン・エア(ミア・ワシコウスカ)と
セント・ジョン・リヴァース(ジェイミー・ベル)+
リヴァース姉妹(ホリデイ・グレインジャー&タムジン・マーチャント)の関係、
エドワード・フェアファックス・ロチェスター(マイケル・ファスベンダー)の
頑なな心が和らいでいく過程、ジェーンとロチェスターが強く惹かれあう過程を
もう少し時間を掛けて深く掘り下げて描いてほしかったような気もする。
いや、十分に素晴らしい作品だったけれど。
極力、自然の光を取り入れた映像は時代を感じさせて効果的だったと思う。
お目当てのマイケル・ファスベンダーは時代物がよく似合う。
思わず『エンジェル』(2007)を再見したくなった。
今回のロチェスターは助演的な役回りに思えた。
自分的なミヒャエルのハイライトは雪の中、ジェーンを迎えに来る幻想的なシーンだった。
この時のミヒャエルは本当に素敵だった。
もう少し砕けた感じで言えば、ロチェスターがジェーンに心許してからの
ミヒャエルが口にする台詞がいちいちロマンティックで参った。
特に「私の肋骨と君の肋骨が・・・」のくだりは悶絶。
それに貴方様のお顔は十分過ぎる程に美男ですから。
それにしてもあの寝間着姿に『SHAME -シェイム-』(2011)復活か!?と
妙に要らぬドキドキをしてしまったな。笑
『センチュリオン』(2010)以来となる、
イモージェン・プーツ(ブランシュ・イングラム役)との再共演に思わずニヤリ。
ミア・ワシコウスカはこれまで特に好きな女優さんではなかったけど、
自分が観たいと思う作品に出演している事が多かった。
今回初めて彼女が持つ魅力に気付かされた感じ。
それくらい芯の強いジェーン・エアの役が合っていたと思う。
最初にキャスティングされていたエレン・ペイジよりミア・ワシコウスカで正解。
ミアとジェイミー・ベルが
『ディファイアンス』(2008)で共演していたのを思い出した。
バーサ・メイソン役はヴァレンティナ・チェルヴィ。
『アルテミシア』(1997)の頃の彼女が懐かしい。
リチャード・メイソン役のハリー・ロイドは、
『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(2011)で
若き日のデニスを演じた彼だった。
ここのところ、サイモン・マクバーニーと出会う率高し
(『裏切りのサーカス』とTVシリーズ『ボルジア家 愛と欲望の教皇一族』)。
自分の近くで鑑賞していた女性は「Jane Eyre」の原書を読む程、
この作品を愛しているようで、
ある特定の人物がコックニー訛りではなかった事を嘆いていた。
自分自身は『ジェーン・エア』
アルフレッド・ヒッチコック監督作で有名な
『レベッカ』をどうも混同しがちな事に気付いた。
◆予告編◆

◆満足度◆
★★★★★
関連記事
スポンサーサイト

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://eplace.blog19.fc2.com/tb.php/1415-40e2257b
該当の記事は見つかりませんでした。