なんだかおかしな物語。

なんだかおかしな物語なんだかおかしな物語②
『なんだかおかしな物語』(アメリカ/2010)
◆粗筋(WOWOWシネマより引用)◆
16歳の高校生である少年クレイグは真面目で繊細で、うつ病の治療を受けている。
ある日曜、自殺したいと思ったクレイグは病院に駆け込み、
軽い気持ちで精神科に入院したいと医師に頼むが、
希望よりも長く5日間も入院させられてしまう。
そこでボビーという年上の患者と友人になるが、
陽気なボビーも家族との間に問題があり時に思い悩む一面があった。
またクレイグは同世代の少女ノエルと知り合うが、彼女には自傷癖があって・・・・・・。
◆感想◆
WOWOWの放送で見る(日本でソフト化はされていない)。
原題は『It's Kind of a Funny Story』で、
スター・チャンネル放映時の邦題は『ボクの人生を変えた5日間』。
自分好みの超ドストライクな作品だった。
中盤辺りから涙がこぼれ、ラストシーンでは嗚咽。
ここ数年、自分が抱える悩みや問題を誰にも話さなくなったので、
10代の主人公クレイグ(キーア・ギルクリスト)の想いや迷いに
自分の気持ちが重なって共鳴したのだと思う。
比較されていた『クワイエットルームにようこそ』(2007)よりも、
『17歳のカルテ』(1999)に近いものを感じた。
でも、もっと明るく前向きに思えるけど。
小気味良く展開していく物語と映像、
モノローグで綴られるラストシーンに『トレインスポッティング』を思い出す。
最高の締め括り方!大好きなラストシーンがまた一つ出来た事が嬉しい。
直感でなんとなく見た作品だったのに、すっかりお気に入りの一本になってしまった。
キーア・ギルクリストが演じたクレイグ役は、
ジョセフ・ゴードン=レヴィットがもう少し若ければ、この役に合っていたと思う。
主人公の傍らに居るザック・ガリフィアナキス(ボビー役)の
存在感と演技がもの凄く良かった。
これまで『ハングオーバー』シリーズなどで披露する能天気なイメージが強かったので、
また彼の新たな魅力に気付かされる機会となった。
彼を初めて見た時は役のイメージから生理的に無理なタイプだと思っていたけど、
今じゃすっかり気になる俳優の一人となってきているから不思議。
実年齢が42歳だと知ってビックリ!
これまでの役の印象からもっと若いと思っていたので(年齢不詳っぽいと言うか)。
音楽の使い方も良くて本編終わってからのスタッフ&キャスト・クレジットで流れる、
Broken Social Sceneの『Major Label Debut (Fast)』がとても好きになった。
物語最後の疾走感ととても合っていたから。
やっぱりライアン・フレック監督の前作『Half Nelson』(2006)の
日本解禁を切実に希望!
Half Nelson
日本のある会社が随分前に買い付けているようなので、
解禁する気がないのなら権利を他社に売ってほしいと切に願う。
最近、WOWOWで放送される未公開映画にグイグイ惹きつけられて、
質の良い映画と出逢う事が多い。
もし、『なんだかおかしな物語』を今年映画館で観ていたら、
きっと『ダークナイト ライジング』と年間№1を争っていたかもしれない。
それくらい好きな作品、大好き!
◆米国版予告編集◆

だが先週の土曜と今日は違う
しばらくぶりに──人生への希望が持てた 何とか──やれそうだ

自転車 食べる 飲む 話す 地下鉄 読書 地図 地図作り 芸術
願書を破る パパに説明する ママを抱きしめ 妹にキス パパにも
ノエルを誘惑 もっと誘惑 彼女とピクニック 映画も アーロンとも映画 ニアとも
パーティー 講演をする 北3でボランティア
「ボビー」を支援 「ムクターダ」も 「僕」も 
人物画を描く 裸婦も描く ノエルの裸も 走る 旅する 泳ぐ
スキップ ダサいけどいいさ スキップする・・・息をする・・・生きる
関連記事
スポンサーサイト

Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://eplace.blog19.fc2.com/tb.php/1409-4d190bd2
該当の記事は見つかりませんでした。