ソースコード。

ミッション:8ミニッツ
『ミッション:8ミニッツ』(2011)
※鑑賞後に読むことをお勧めします※
◆観た理由◆
ジェイク・ギレンホール主演作なので。
◆豆知識◆
原題の『ソースコード』とは【パラレル・ユニバース(並行宇宙)】のことを示している。
コルター・スティーヴンス大尉役はトファー・グレイスが考慮されていた。
ダンカン・ジョーンズを監督に推薦したのはジェイク・ギレンホール。
◆覚え書き:この映画を観て思ったこと◆
前評判通りの面白さだった。
確かに日本版チラシに書かれてあるキャッチコピー、
“警告:このラスト、映画通ほどダマされる。”感ありかな。
上映時間93分は小気味良く進み、アッという間に終了。
終始、手に汗握るハラハラドキドキの連続だった。
物語の舞台となるのは米国シカゴ郊外を走る列車内。
シカゴ内のミレニアム・パークにある“クラウド・ゲート”という
シルバー色のオブジェがキーアイテムのひとつになっている。
とにかく!ダンカン・ジョーンズ監督の才能とその手腕に驚かされる。
ミッション:8ミニッツ
長編映画デビュー作『月に囚われた男』(2009)を見た時も、
『凄い才能を持った人が現れた』と思っていたけど、この第2作目を観て改めて実感する。
もう誰も彼のことを“デヴィッド・ボウイの息子”とは形容しなくなると思う。
お目当てのジェイク・ギレンホール(コルター・スティーヴンス大尉役)は好演。
変わらずのお目々パッチリ状態で、ヒゲの生え具合も適度でGOOD!
ミッション:8ミニッツ②
そして、こういうSFジャンルという中に於いて、
作品にきっちりと真実味を齎せる演技を披露してくれていた。
主要登場人物となる共演者のミシェル・モナハン(クリスティーナ・ウォーレン役)、
ヴェラ・ファーミガ(コリーン・グッドウィン大尉役)、
ジェフリー・ライト(ラトレッジ博士役)の三人三様の演技も見応えがあった。
特にヴェラ・ファーミガの、
彼女を信用していいのかどうか判らない辺りの表現が上手だったと思う。
物語に関しても9・11事件以降のテロ対策を考慮する、
米国ならではの発想と着眼点が巧いと思えた。
正直なところ、この作品の整合性を見出すのは難しいと感じるので、
結末に対する解釈は人それぞれだと思っている。
僕自身はコルター・スティーヴンス大尉が最後のミッションを終わらせた後の
クリスティーナとのキス以降ですべてが“現実”になったように思えた。
ミッション:8ミニッツ③
人間の想像を遥かに超越するパワーがこの世に存在するのだ、と。
プラス、人間は信念を持つことで乗り越えられる力があるのだ、と。
それはスティーヴンス大尉が劇中で口にしていた台詞を妙に憶えていたからだと思う。
『あのプログラムは想像以上の力を持っている。
創り出すのは8分間の過去じゃない。全く新しい世界だったんだ。』
スティーヴンス大尉は教員、ショーン・フェントレスの姿のまま“魂”で生き続け、
“真実”の姿のスティーヴンス大尉は国家の要人として
貢献しながら生き続けていくのだろうと思った。
ラストカット、“真実”の姿のスティーヴンス大尉の口元が
ほんの少し動いた時は嬉しさを感じてしまった。
ちなみに購入したパンフレットに書かれてある映画評論家の文章には、
【爆破が阻止された時点で、(スティーヴンス)大尉の
8分間ミッションも実行されなくなるのでパラドックスが生じる。
(ダンカン・ジョーンズ)監督は、
そこからもうひとつのパラレル・ユニバースが派生して、
大尉の魂が入ったショーンの人生が続いていくと解釈した。
監督曰く、『ショーンには申し訳ないけどね』】と記されていた。
やっぱりもう一度最初から観たくなってくるね。
ミッション:8ミニッツ②
◆満足度◆
★★★★★
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