フライトプラン(アメリカ)

【彼女は、航空機設計士。そして、一人の母。
高度1万メートルの上空で、幼い娘が失踪した…。
その時、最新鋭の旅客機は、史上最悪の《戦場》に変わる――!】


予告編から想像して、
撃の駄作『フォーガットン』↓のようなオチにはならないコトだけを祈っていた。
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それは無事に回避できたとだけ言っておこう(笑)。

主演作としたら3年振りとなるジョディ・フォスターの新作。
全体的な雰囲気としてどうも前作『パニック・ルーム』と内容が被る印象があった。
閉塞感のある密室劇で子供を救おうとする設定が。
正に、強く逞しい母親像を今作でも演じている。
実生活では2児の母親である彼女はこういうプロットの作品に惹かれるんだろう。
若干、老けた感は歪めない。

物語の導入部で、まず観客は彼女演じるカイロ・プラットに翻弄される。
この作品はその過程で、彼女を信じるか信じないかでかなり見方が変わってくると思う。
観客を混乱させるそのヴィジュアルは巧いと言えるほど。
全米公開直後の航空会社関連からのクレームも納得できる展開。
アラブ人にも失礼極まりない設定かも。
ハリウッドが作るサスペンスと言うよりは、ヨーロッパのサスペンスを見ている感覚に近かった。
どこか無機質な冷たさを感じて。
それは監督であるロベルト・シュヴェンケがドイツ出身だからだろう。

共演に、『ニュースの天才』↓を観て以来、
その演技が毎回楽しみとなっているピーター・サースガード。
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今回の役柄は機内のエアマーシャル(航空保安官)であるカーソン役。
なぜ彼に惹かれるのか判った気がする。
演じる役柄や演技のスタイルがどことなくエドワード・ノートンに似ているからだ。
フライトアテンダントであるフィオナ役のエリカ・クリステンセン。
どんどん印象が薄くなっていく女優だ。今回も大した役柄じゃない。
『スタンドアップ』に続く登場となるリッチ機長役のショーン・ビーン。
今作でも渋い演技を披露していた。こういう風貌の機長、ホントにいそう。

超一級のサスペンスとして見たら、疑問点は残るし、
ジョディの一本背負いの作風なので評価はやや低くなるけど、それでもなかなか楽しめる作品。
彼女のファンにはタマらない一本だと思う。
ホント出演しているだけで作品に風格が出るし、スクリーンが引き締まる。
それにしても、【自分の信念を貫き通すこと】は大事だね。

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2005年/98分
梅田ブルク7/奥野
招待券0円→1300円

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