ハンナ。

ハンナハンナ②
『ハンナ』(2011)
●観た理由●
ジョー・ライト監督の新作なので。
エリック・バナ&ケイト・ブランシェットが出演しているから。
●豆知識●
もともとはダニー・ボイルが監督するはずだった。
その後、アルフォンソ・キュアロン監督も興味を示していた。
●覚え書き:この映画を観て思ったこと●
まず、ジョー・ライト監督がアクション映画を撮るということに意外性を感じた。
その出来に関しては可もなく不可もなく、至って“普通”だった。
アクションとドラマの配分がアンバランスに思えてしまったかな。
決して悪くはないけど、脚本が今ひとつ弱かった印象あり。
特にハンナ(シアーシャ・ローナン)の父エリック(エリック・バナ)と
敵対するマリッサ(ケイト・ブランシェット)のバックボーンについては、
もう少し説明があった方が物語の説得力が増すように感じた。
ジョー・ライト監督の前作『路上のソリスト』(2009)よりは見応えあったけど、
この『ハンナ』は及第点クラスかな。
シアーシャ・ローナンはよく頑張っていたと思う。
少女と大人の間を行ったり来たりする表情が印象的だった。
妙に金髪の眉毛が気になったけど。
エリック・バナは相変わらず素敵だった。
こういう誰かを必死で守るような役柄はその容姿も含めてとてもよく似合っている。
ケイト・ブランシェットは感情にブレのない悪役を意気揚々と好演していた。
ちょっと『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』の時の
イリーナ・スパルコ役を思い出したり。
やっぱり女優としての存在感が凄いね。
ハンナとなにげなくイイ感じになる(!?)男子フェリシアーノを演じた、
スペインの若手男優アルバーロ・セルバンテス(21)もカッコ可愛かったな。
アルバーロ・セルバンテスアルバーロ・セルバンテス②
アルバーロ・セルバンテス③
作品は全体的にシリアスな展開なので、
ハンナと偶然出会うキャンピングカーで旅をする一家との交流シーンが
オアシス的な存在となって束の間のホッとできる場面だった。
特に印象に残ったシーンはエリックがマリッサを奇襲攻撃するホテル内の場面で、
とてもスタイリッシュに感じたな。
単独行動のエリックが空港を出て、
地下鉄構内で複数の追っ手と格闘するまでの一連の長回しシーンもCOOL!
ここはジョー・ライト監督らしさ全開の演出で、
否応なしに『つぐない』(2007)のダンケルク海岸の長回しシーンを思い出した。
音楽を担当したケミカル・ブラザーズの近未来的なサウンドが効果的で、
作品を盛り上げることに大いに貢献していたと言える。
オープニングとエンディングでハンナが口にする台詞、
『心臓、はずしちゃった。』の同じ構図もCOOL!!
●ジョー・ライト監督の次回作●
『Anna Karenina』(2012年全英公開予定)
キャスト:キーラ・ナイトレイ→アンナ・カレーニナ役
アーロン・ジョンソン→ヴロンスキー伯爵役
ジュード・ロウ→アレクセイ・カレーニン役
マシュー・マクファディン→オブロンスキー役
ケリー・マクドナルド→ドリイ役
ドーナル・グリーソン→リョーヴィン役
シアーシャ・ローナン→キチイ役
オリヴィア・ウィリアムズ→Vronskaya伯爵夫人役
…ジョー・ライト監督作に出演済みの俳優たちが再結集。
残念ながら、『つぐない』組のジェームズ・マカヴォイと
ベネディクト・カンバーバッチは出演を断った模様。
ライト監督お得意の文芸ドラマでもあるので今から公開が待ち遠しい!
ハンナ③
ハンナ④
●満足度●
★★★☆

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