反キリスト。

アンチクライストアンチクライスト②
『アンチクライスト』(2009)
●観た理由●
シャルロット・ゲンズブール出演作なので。
作品自体の話題性に惹かれたから。
●覚え書き:この映画を観て思ったこと●
プロローグとエピローグを含め全6章の構成で物語は展開していく。
鑑賞後の感想は『意味が解らない』だった。
ラース・フォン・トリアー監督作はもっと解りやすいイメージがあったんだけどな。
宗教めいた部分も強く描かれていたので、余計に難解だと思えたのかもしれない。
とにかくシャルロット・ゲンズブールの体当たりの演技が凄まじかった。
『よくぞ、ここまで!』と思えるくらい衝撃的。
作品自体は中盤辺りから急に一転して興味深くなってくる。
もちろん、そこには痛みを伴うような直視し難いシーンがいくつかあった。
初めてモザイク処理があることを有難く思えたかもしれない。
それでも撮影監督のアンソニー・ドッド・マントルの映像が
神々しく感じるくらいに美しかったりする。
特に冒頭のモノクロで映し出される“プロローグ”のシーンは圧巻。
その影響もあってか、鑑賞中は不思議なことに不快を感じることはほとんどなかった。
『あのシーンは一体どういう意味だったんだろう?』と
思わずにはいられない場面がたくさんあった。
ラース・フォン・トリアー監督は
“エデンの園”に佇む“アダムとイヴ”を自己流の解釈で描きたかったのだろうか。
シャルロット演じる役名のない“彼女”=“女性”を、
諸悪の根源である“悪魔”の象徴として表現したかったのだろうか。
それは原題の“T”を“♀”と表していることで意味を成しているのだろうか。
僕の感性が置き去りにされたままエンドロールが流れ出したのは言うまでもない。
…物語を象徴するような英語圏版ポスター↓
アンチクライスト③アンチクライスト④
●満足度●
★★★☆

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