モンガ。

モンガに散る
『モンガに散る』(2010)
●観た理由●
巷での評判が良かったことと事前に購入したパンフレットを読んでいく内に観たくなったので。
●覚え書き:この映画を観て思ったこと●
台湾発、ほろ苦さが漂う青春ドラマ。
最初から最後まで見事に計算し尽くされた構成。
一歩間違えれば任侠くさくなるところを上手いさじ加減で、
スタイリッシュかつ瑞々しく仕上げていた。
物悲しさとやり切れない想いが鑑賞後に去来するが不思議なことに清々しさもあった。
それはきっとあの眩いラストシーンのおかげだろう。
上映時間141分がアッという間に感じるくらい集中して観ていた。
特にモンク役のイーサン・ルアンの魅力にノックアウトされた。
…真っ直ぐな人ほどブレてしまうものなのか。
モンクはドラゴン(リディアン・ヴォーン)のことを好きだったのだろうか。
彼がドラゴンを見つめる眼差しに友情以上のものを感じた。
敬虔な仏教徒なだけにその想いを封じ込めていた、或いは認めたくなかったのだろうか。
いや、僕のこの発想自体が邪推なのかもしれない。
それにしても台湾映画を観ると、なぜこんなにも制服が光り輝いて見えるのだろう。
●満足度●
★★★★★

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2 Comments

sabunori says..."青春映画でした"
Elijahさん、こちらにもお邪魔しまーす。
モンクのドラゴンを見つめる瞳はやはり友情以上のものだったように思います。
>真っ直ぐな人ほどブレてしまうものなのか。
なるほど、そうですね。そうなのかもしれません。
モンクの一途さが胸に突き刺さりました。
黒社会(ヤクザ)やチンピラを描いていても香港や日本とはまた違った空気になるのが面白いと思いました。
舞台になった時代によるところもあるのかもしれませんが。
ドラゴンはお母さん似でしたね。
2011.02.09 14:28 | URL | #JalddpaA [edit]
Elijah(管理人) says..."sabunoriさん。"
sabunoriさん

こちらにもありがとうございます。
この作品、sabunoriさんの記事を読んでいなかったら
観てなかったところもありますので感謝しています。
sabunoriさんもモンクのドラゴンに対する想いは友情以上のものがあると感じられたんですね。
『藍色夏恋』や『九月に降る風』もそうでしたけど、
その辺りをはっきりと描かない辺りが台湾映画の“らしさ”なんでしょうね。
青春に明確な答えはないと思いますので、そういうあやふやな描写も好きです。
モンクのキャラクターは『九月に降る風』のヤオシンを思い出しました。
ヤオシンも真っ直ぐな性格で友情を大切にしていましたし。
ドラゴンの母親は綺麗でしたよね。
sabunoriさんの意見に納得です。笑
2011.02.09 15:32 | URL | #d/k.Dt.. [edit]

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モンガに散る
1986年台湾の歓楽街モンガ。 転校早々クラスの不良から絡まれる転校生のモスキート(趙又廷 :マーク・チャオ)は あるグループに助けられる。 彼らはモンガを牛耳る極道ボスの息子ドラゴン(鳳小岳:リディアン・ヴォーン)と 頭脳明晰なモンク(阮經天:イーサン・
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