’10弐月ショービズ・リスト。

2月に観たショービズたち。

●映画館●
★50歳の恋愛白書★(アメリカ)
【人生半分過ぎたら、やりたいことだけやろう。】
50歳の恋愛白書
MEMO:敷島シネポップ
2010.2.8 12:40
年賀状割引1000円
単独
点数評価:70点

★霜花店(サンファジョム) 運命、その愛★(韓国)
【禁じられた愛が、運命を歴史を動かす】
霜花店(サンファジョム) 運命、その愛
MEMO:シネマート心斎橋
2010.2.8 15:50
メンズデー1000円
単独
点数評価:80点

★抱擁のかけら★(スペイン)
【愛から逃げて、愛と出逢う】
抱擁のかけら
MEMO:なんばパークスシネマ
2010.2.12 17:50
金券ショップ1000円
単独
点数評価:68点

★バレンタインデー★(アメリカ)
【甘い恋もある、苦い恋もある。
『プリティ・ウーマン』の監督と豪華キャストが贈る、15人が全力で想いを伝える1日。
16人目は、あなたです──。】
バレンタインデー
MEMO:TOHOシネマズなんば
2010.2.13 12:30
年賀状割引1000円
奥野
点数評価:83点

★恋するベーカリー★(アメリカ)
【失敗の数だけ、きっと最後は、おいしい人生が焼きあがる。】
恋するベーカリー
MEMO:TOHOシネマズなんば
2010.2.20 12:25
年賀状割引1000円
単独
点数評価:68点

●TV●
★Viva!コールドプレイ★
【第51回グラミー賞で3冠を獲得し、
人気、実力ともに申し分のない英ロックバンド『コールドプレイ』。
彼らがロック界の頂点に立つまでの道のりに迫ったドキュメンタリー。】
COLDPLAY
MEMO:WOWOW
2010.2.1 0:00
単独
五つ星評価:★★★★★

★独占生中継!第52回グラミー賞授賞式★
【マイケル・ジャクソンへのトリビュートに期待!ビヨンセが最多10部門ノミネート!】
第52回グラミー賞
MEMO:WOWOW
2010.2.1 9:30
単独
五つ星評価:★★★★☆

★きみに読む物語★(アメリカ)
【誰にでも、帰りたい夏がある。】
きみに読む物語
MEMO:BSフジ
2010.2.16
単独
五つ星評価:★★★★★

★ベッカムに恋して★(イギリス=アメリカ=ドイツ)
【負けるもんか!
女の子がサッカー!?でも、夢は絶対あきらめない。】
ベッカムに恋して
MEMO:BS日テレ
2010.2.16
単独
五つ星評価:★★★★

★ワンダーラスト★(イギリス)
【これがマドンナの堕落論。】
ワンダーラスト
MEMO:WOWOW
2010.2.16
単独
五つ星評価:★★

★悲夢(ヒム)★(韓国=日本)
【狂おしいほど切ない、愛しい人に出会う夢】
悲夢(ヒム)
MEMO:WOWOW
2010.2.16
単独
五つ星評価:★★★☆

★情愛と友情★(イギリス)
【僕はあの夏、美しい青年に愛された。】
情愛と友情
MEMO:WOWOW(劇場未公開)
2010.2.17
単独
五つ星評価:★★★★

★ゼロの焦点★(日本)
【夫よ、あなたは何故消えてしまったの!?日本海の海鳴りに消えた驚くべき完全犯罪!?】
ゼロの焦点
MEMO:WOWOW
2010.2.17
単独
五つ星評価:★★★

★ウエディング・クラッシャーズ★(アメリカ)
【2005年全米で興収2億ドルを突破し、『チャーリーとチョコレート工場』を上回る
年間ランキング第6位を記録した超話題のスーパー・ラブコメディ!
今ハリウッドで大人気のオーウェン・ウィルソン、ヴィンス・ボーン、
レイチェル・マクアダムス競演!】
ウエディング・クラッシャーズ
MEMO:BSデジタル2(劇場未公開)
2010.2.17
単独
五つ星評価:★★★

★我が至上の愛~アストレとセラドン~★(フランス=イタリア=スペイン)
【君が望むなら、僕は君の元を去る。君が望むなら、僕は、君に触れたい。】
我が至上の愛~アストレとセラドン~
MEMO:WOWOW
2010.2.18
単独
五つ星評価:★★

★チェンジリング★(アメリカ)
【どれだけ祈れば、あの子は帰ってくるの──?】
チェンジリング
MEMO:WOWOW
2010.2.18
単独
五つ星評価:★★★★★

★戦場からの脱出★(アメリカ)
【『T-4』『ダークナイト』のクリスチャン・ベイル主演の戦争アクション!
ここはまさに生き地獄。でも必ず生き延びる!】
戦場からの脱出
MEMO:WOWOW(劇場未公開)
2010.2.18
単独
五つ星評価:★★★

★レッドクリフ PartⅡ -未来への最終決戦-★(アメリカ=中国=日本=台湾=韓国)
【戦いは赤壁[レッドクリフ]へ。連合軍は、絶体絶命…激戦は続く。
風は未来へ。男たちの結束が揺らぐとき、女たちの勇気が動きだす。】
レッドクリフ PartⅡ -未来への最終決戦-
MEMO:WOWOW
2010.2.19
単独
五つ星評価:★★★

★ヘルボーイ★(アメリカ)
【魔界の使者を倒せるのは、地獄から来た“奴”しかいない!】
ヘルボーイ
MEMO:WOWOW
2010.2.19
単独
五つ星評価:★★★★

★奇術師フーディーニ ~妖しき幻想~★(イギリス=オーストラリア)
【キャサリン・ゼタ=ジョーンズ最新作!!
実在した伝説の奇術師フーディーニとの駆け引きに挑む──】
奇術師フーディーニ ~妖しき幻想~
MEMO:WOWOW(劇場未公開)
2010.2.22
単独
五つ星評価:★★★☆

★ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー★(アメリカ)
【地獄生まれの正義のヒーロー 魔界最強の敵に挑む!!】
ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー
MEMO:WOWOW
2010.2.22
単独
五つ星評価:★★★★

★誘拐犯★(アメリカ)
【『ユージュアル・サスペクツ』の脚本家が仕掛けた新たな罠──
胎児の身代金は1500万ドル 完璧な計画のはずだった…】
誘拐犯
MEMO:BSフジ
2010.2.23
単独
五つ星評価:★★★

★マイ・フェア・レディ★(アメリカ)
【美の女神があなたのおそばに……全世界の女性の心を永遠にとらえた世紀の巨篇】
マイ・フェア・レディ
MEMO:BSデジタル2(リバイバル版)
2010.2.23
単独
五つ星評価:★★★★☆

★バーン・アフター・リーディング★(アメリカ)
【衝撃の結末!
アカデミー賞受賞監督コーエン兄弟×5大キャスト共犯!クライム・エンタテインメント!!】
バーン・アフター・リーディング
MEMO:WOWOW
2010.2.28 21:00
単独
五つ星評価:★★★★

以上。

関連記事
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’10弐月コレクション・リスト。

2月に購入したコレクションたち。

●雑誌●
★『VANITY FAIR』March 2010★
【A NEW DECADE,A NEW Hollywood!!STARING the FRESH FACES of 2010
Annie Leibovitz Photographs OSCAR'S MASTERS AND MUSES】
March 2010

●漫画●
★吉田秋生『海街diary③ 陽のあたる坂道』★
【悩んでも、迷っても、落ち込んでも、出会っても、別れても、
嬉しくても、悲しくても…、それでも──人は、恋をする。
2007年文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞!
古都・鎌倉を舞台に瑞々しい感性で描く!
未来の古典を約束された超人気シリーズ待望の最新刊!
すずと幸、それぞれの恋にひとつの決着が…。】
海街diary③ 陽のあたる坂道

★槇村さとる『Real Clothes⑨』★
【『(天野さんは)もう一人前ですよ 僕より働いてる』
白川ニコラ・ブーケ(田渕のアシスタント/愛の伝道師)
新生・松越のキーアイテムは『デニム』!
覚醒した改革本部長・稲村は老舗に風穴を開けられるのか!?】
Real Clothes⑨

★オノ・ナツメ『さらい屋 五葉⑦初版限定版 特製手ぬぐい付き』★
【2010年4月15日(木)よりフジテレビ“ノイタミナ”ほかにて
TVアニメ放送スタート!
初版限定版 オノ・ナツメ描きおろしイラスト 特製手ぬぐい付き!!】
さらい屋 五葉⑦初版限定版 特製手ぬぐい付き

●CD●
★CHEMISTRY『regeneration【初回生産限定盤】』★
【CHEMISTRY 6枚目のオリジナルアルバムを2年振りにリリース!
『Period』『Once Again』『Our Story』ほか全14曲収録
[初回生産限定盤]スペシャルDVD付き】
regeneration【初回生産限定盤】
以上。

もうひとりのライアン。

僕がいちばん好きな俳優を国別で言えば…。
【日本】妻夫木聡、【韓国】イ・ジョンジェ、【イギリス】ジェームズ・マカヴォイ、
【フランス】メルヴィル・プポーとここ数年来、定着している。
【アメリカ】はこれまでジェイク・ギレンホールだったけど、
『(500)日のサマー』を観たことでジョセフ・ゴードン=レヴィットに変わった。
そして【カナダ】はライアン・レイノルズ一筋だったのだけど、
ここに来てもうひとりの“ライアン”ことライアン・ゴズリング(29)が急浮上となった。
『GQ / NOVEMBER 2007』からのポートレイト↓
GQ
ライアン・ゴズリングライアン・ゴズリング②
ライアン・ゴズリング③ライアン・ゴズリング④
もともと気になっていた若手男優のひとりだったのだけど、
最近TV放送で見た『きみに読む物語』(2004)が決定打となったのです。
きみに読む物語
もの凄くGOOD LOOKINGではないかもしれないけど、
若手の中で独特のカリスマ性を持っていると思うし、確かな演技力があると言える。
『きみに読む物語』の演技は本当に僕の心を鷲掴みにし、魅了させてくれた。
もちろん、物語自体もクラシックな雰囲気が漂っていて良かった。
彼が演じたノアのアリーに対する一途さは反則的!
あの熱い眼差しと姿勢に惹かれない訳がない。
アリーを演じたレイチェル・マクアダムスとは
劇中同様、私生活でもお似合いだっただけに別れたのが残念。
僕がライアンの存在を初めて知ったのは『完全犯罪クラブ』(2002)。
でも当時は彼の事よりもベン・チャップリンとマイケル・ピットの方が記憶に残っている。
その後に観たのは『16歳の合衆国』(2002)と『ステイ』(2005)。
特に後者ではクセのある演技を披露していたな。
ようやく彼の魅力に気づいたのは『ラースと、その彼女』(2007)でした。
完全犯罪クラブ16歳の合衆国
ステイラースと、その彼女
今後、ライアンの出演作で観たいのは日本未公開のままの2作品。
せめてDVDスルーでも構わないので、一日でも早く日本解禁となってほしい。
Half NelsonFracture.jpg
『Half Nelson』(2006)
監督:ライアン・フレック
共演:シャリーカ・エップス、アンソニー・マッキー
『Fracture』(2007)
監督:グレゴリー・ホブリット
共演:アンソニー・ホプキンス
①は薬物に依存した教師役で、この演技で第79回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。
②は知的スリラー。
そして、今後の全米公開待機作が2本。
Blue Valentine
『Blue Valentine』(2010)
監督:Derek Cianfrance
共演:ミシェル・ウィリアムズ
『All Good Things』(2010)
監督:Andrew Jarecki
共演:キルスティン・ダンスト、フランク・ランジェラ
本来なら今頃はライアンの新作として『ラブリーボーン』(2009)を
スクリーンで観ていたはずなんだけど、
ピーター・ジャクソン監督に因る撮影直前の降板騒動(代役はマーク・ウォールバーグ)で
キャリアに少しブランクが空いてしまった感アリ。
③は今年のサンダンス映画祭に出品された恋愛ドラマで、
④は2009年から公開が延期されたままの曰くつきのミステリー物。
未だにポスターさえ制作されていないようなので、どうか無事に公開されることを願うのみ。
…と言う訳で只今、僕は“ライアン・ゴズリング”にハマっているのです♪

この映画監督と俳優、この一本。

親しくさせて貰っているブロガー仲間のsabunoriさんの
BLOG『龍眼日記 Longan Diary』の記事『彼の魅力を知るならこの作品』。
“バトン”という風に自由に解釈させて貰い、
僕は特に好きな映画監督と俳優の中から選んでみることにしました。
僕の場合は“魅力を知るなら”というよりかは、
“いちばん印象に残っている”作品に近いかもしれないです。

●監督●
【日本】
市川崑…『女王蜂』(1978)
矢口史靖…『ハッピーフライト』(2008)
【アメリカ】
ウェス・アンダーソン…『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』(2001)
キャメロン・クロウ…『あの頃ペニー・レインと』(2000)
スティーヴン・スピルバーグ…『シンドラーのリスト』(1993)
ロン・ハワード…『バックドラフト』(1991)
ソフィア・コッポラ…『ヴァージン・スーサイズ』(1999)
【イギリス】
ジョー・ライト…『つぐない』(2007)
【オーストラリア】
バズ・ラーマン…『ムーラン・ルージュ』(2001)
【フランス】
ジャン=ピエール・ジュネ…『アメリ』(2001)
セドリック・クラピッシュ…『ロシアン・ドールズ』(2005)
パトリス・ルコント…『歓楽通り』(2002)
フランソワ・オゾン…『8人の女たち』(2002)
【メキシコ】
アルフォンソ・キュアロン…『大いなる遺産』(1998)

●俳優●
【日本】
ARATA…『ピンポン』(2002)
伊勢谷友介…『笑う大天使(ミカエル)』(2005)
伊藤英明…『LIMIT OF LOVE 海猿』(2005)
瑛太…『サマータイムマシン・ブルース』(2005)
佐々木蔵之介…『間宮兄弟』(2006)
妻夫木聡…『ジョゼと虎と魚たち』(2003)
【韓国】
イ・ジョンジェ…『イルマーレ』(2001)
パク・シニャン…『4人の食卓』(2003)
【台湾】
ジョセフ・チャン…『花蓮の夏』(2006)
【アメリカ】
モンゴメリー・クリフト…『陽のあたる場所』(1951)
リヴァー・フェニックス…『スタンド・バイ・ミー』(1986)
イーサン・ホーク…『大いなる遺産』(1998)
ウィル・スミス…『バッドボーイズ2バッド』(2003)
エドワード・ノートン…『アメリカン・ヒストリーX』(1998)
クリス・エヴァンス…『エクスタシー』(2005)
ジェイク・ギレンホール…『ムーンライト・マイル』(2002)
ジェームズ・マースデン…『魔法をかけられて』(2007)
ジョセフ・ゴードン=レヴィット…『(500)日のサマー』(2009)
パトリック・デンプシー…『キャント・バイ・ミー・ラブ』(1987)
リチャード・ギア…『プリティ・ウーマン』(1990)
ルーク・ウィルソン…『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』(2001)
ウィノナ・ライダー…『恋する人魚たち』(1990)
グウィネス・パルトロー…『恋におちたシェイクスピア』(1998)
【イギリス】
クライヴ・オーウェン…『ゴスフォード・パーク』(2001)
クリスチャン・ベイル…『スウィング・キッズ』(1993)
ジェームズ・マカヴォイ…『つぐない』(2007)
ジェラルド・バトラー…『ロックンローラ』(2008)
ジュード・ロウ…『アルフィー』(2004)
ダニエル・クレイグ…『シルヴィア』(2003)
マーク・ストロング…『リボルバー』(2005)
ユアン・マクレガー…『トレインスポッティング』(1996)
オードリー・ヘップバーン…『昼下りの情事』(1957)
【オーストラリア】
ヒース・レジャー…『ブロークバック・マウンテン』(2005)
エリック・バナ…『ブラックホーク・ダウン』(2001)
【カナダ】
ライアン・ゴズリング…『きみに読む物語』(2004)
ライアン・レイノルズ…『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』(2007)
【デンマーク】
マッツ・ミケルセン…『アフター・ウェディング』(2006)
【ドイツ】
トーマス・クレッチマン…『ワルキューレ』(2008)
ミヒャエル・ファスベンダー…『イングロリアス・バスターズ』(2009)
【フランス】
ジェラール・フィリップ…『危険な関係』(1959)
ギョーム・ドパルデュー…『めぐり逢ったが運のつき』(1993)
ギョーム・カネ…『世界でいちばん不運で幸せな私』(2003)
パスカル・グレゴリー…『ルパン』(2004)
ヴァンサン・カッセル…『アパートメント』(1996)
ブノワ・マジメル…『石の微笑』(2004)
マチュー・カソヴィッツ…『アメリ』(2001)
メルヴィル・プポー…『ぼくを葬る(おくる)』(2005)
ロマン・デュリス…『ロシアン・ドールズ』(2005)
エマニュエル・ベアール…『8人の女たち』(2002)
オドレイ・トトゥ…『アメリ』(2001)
シャルロット・ゲンズブール…『ブッシュ・ド・ノエル』(1999)
ヴィルジニー・ルドワイヤン…『8人の女たち』(2002)
マリオン・コティヤール…『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』(2007)
リュディヴィーヌ・サニエ…『8人の女たち』(2002)

以上。
MEMO:普段からBLOG内で『この監督:俳優のこの作品が好き!』と豪語しているので、
あまり新鮮味がないかもしれないけど(笑)…こういう結果となりました。
すぐに『これ!』と思いつく人もいれば、
『これもそれも好き!どっちか選べない!』となかなか決められない人もいたり。
逆に『この人の好きな作品って何だったっけ!?』と思い出さないといけない人もいました。笑
この企画…やってみて、素直に楽しかったです。
近いうちに第2弾をするかも。笑

ボーイ・ミーツ・ガール。

(500)日のサマー(500)日のサマー②
『(500)日のサマー』(2009)
※注意!ネタバレしています※
●観た理由●
全米での熱狂的な歓迎ぶりと米国版予告編を見た瞬間にノックアウト!
ジョセフ・ゴードン=レヴィット&ズーイー・デシャネルに惹かれたから。
●豆知識●
最初のナレーションでフィクションだと断りが入っているけど、
実際はどうやら脚本家(スコット・ノイスタッター&マイケル・H・ウェバー)のひとり、
ノイスタッターの過去の恋愛経験75%分を活かした物語のよう。
映画化の際、製作会社からのアドバイスで
サマーのモデルとなった二人の女性に許可を頂いたそうです。
この物語は最後のナレーションで判る通り、
2007年5月23日水曜までの(500)日間を描いています。
●スタッフ●
マーク・ウェブ監督の映像を駆使した表現力の豊かさがこの作品の基盤となっていた。
彼の仕事ぶりを高く評価したい。
それくらい最初から最後まで文句のつけようがないくらい、上映時間96分間が濃密だった。
とても長編映画デビュー作とは思えない仕上がり。
これまで手掛けてきた数多くのP.V.制作で起承転結という表現方法を培ってきたんだろうな。
僕はオープニングの二分割シーン(トム&サマーの子ども時代)を観た時点で、
『この作品を好きになる!』という予感がありました。
中盤の“期待”と“現実”の同時進行表現も斬新だったり。
物語の進行をシャッフル式で描くところも興味深く面白かったです。
全編に効果的に彩られる音楽のセンスもGOODでした♪
思わず、サウンドトラックCDが欲しくなってしまったもん。
●キャスト●
トム・ハンセンを演じるのはジョセフ・ゴードン=レヴィット。
彼が持つ魅力を最大限に楽しむことができる作品だった。
ジョセフくん(愛称は“ジョー”のようだけど、僕はこの呼び名で)との出逢いは
子役時代の『リバー・ランズ・スルー・イット』(1992)、
『エンジェルス』(1994)、『陪審員』(1996)の頃。
その後、『BRICK ブリック』(2005)で観る機会があったものの、
劇場公開時はなぜかスルーしていまい、去年公開された『G.I.ジョー』(2009)で再会。
今回、改めて彼が故ヒース・レジャーに似ていることを実感。
とにかく、クシャッとなった瞬間の笑顔が最高です!
劇中劇でトム自身が登場するモノクロ・フィルムの場面の彼も格好よかった!
もう僕はすっかりジョセフくんにメロメロ状態です。笑
サマー・フィンを演じるのはズーイー・デシャネル。
ズーイーとの初めての出逢いは『あの頃ペニー・レインと』(2000)。
出演シーンはそれほど多くはなかったものの、僕の心にずっと印象が残っていました。
今回は一歩間違えればイヤな女性に映るところを、
持ち前の聡明さでチャーミングに演じていたと思います。
ジョセフ&ズーイーは『Manic』(2001)という作品で既に共演しているようで、
その影響もあるのか相性の良さとケミストリー効果は抜群でした。
ほかに僕が印象に残ったキャラクターはトム&サマーが勤務する、
グリーティングカード会社のボスであるヴァンス(演じているのはクラーク・グレッグ)。
なんて良くできた上司なんだと羨ましく思っちゃいました。
社内の雰囲気や仕事内容も良さそうだったので、僕なら絶対に退職しないけどなぁ。笑
●印象に残ったシーン●
いちばんはやっぱり(32)日目の恋の高揚感を表すミュージカル・シーン!
トムの嬉しさが本当に伝わってきて、観ている僕も微笑ましかったです。
(ある)日のコピー室でのキス・シーン。
職場でこんなことができるなんて、さすがアメリカ!ロマンティック!笑
(500)日のサマー
(34)日目のIKEAでの楽しそうなデイトも捨て難い。
僕も大好きな人とあのシチュエーションを真似したい!笑
(500)日のサマー②
ひとつの出来事:恋が終わった後の新たな1日目となるトムの表情も素敵でした。
ラストカット。観客僕らに向けられたあの表情はとにかくNICE!
作品全体を振り返るとビター&スウィートなのに、
観終わった後のこの清々しさはなんてキモチいい!
エンドロール1曲目に流れる、Mumm-Raの『She's Got You High』を聴いていく内に、
それまでの想いが去来して、気がつけば僕は泣いていました。
実はこの『She's Got You High』、どうも耳に馴染みのある曲だなぁ…と思っていたら、
大好きな『ジョージアの日記/ゆーうつでキラキラな毎日』でも使用されていた曲なのでした♪
●この映画を観て思ったこと●
この映画はどちらかと言えば、女性よりも文化系:草食系男子に愛される作品だと思います。
若しくは、恋愛を過去の産物として微笑ましく振り返ることができる女性。
最初のナレーションで『これはラブストーリーじゃない』と語られるように、
この作品は恋愛映画ではなく、ひとりの青年がある女性と出逢ったことにより
“大人”へと成長していく過程を描いた物語。
トムのファッションはブラウンとグレー系で統一してあって、
Yシャツにネクタイ、その上にベストを着るなどカジュアルな服装がさりげなく素敵でした。
対するサマーのファッションは常にブルーをワンポイントとした服装。
ブルーって、相手に好印象を与えるカラーとして用いられること多いよね。
この作品を観ている中で思い出した映画は、
恋愛中心の会話劇という意味合いで『恋人までの距離(ディスタンス)』と
映像のトーンや色合いで『JUNO/ジュノ』。
トムのナイーブさが前者のイーサン・ホーク演じるジェシーと被ったのもあります。
でも多くの人が『思い出す』と口にするのは、
どうやらウディ・アレン監督の『アニー・ホール』(僕は未見)だったりします。
確かにトムの行動や言動はウディ・アレンぽいかも。
『恋人なんて欲しくない。誰かの所有物になるなんて理解できないわ』
『私のことが好き?だったら友達になって』
『真剣に付き合う気はないの。それでもいい?』

いちばん始めの段階で、↑の台詞のようにサマーから
“付き合わない宣言”をされているにも関わらず、
日に日に彼氏気分になり独占欲をさらけ出していくトムの姿は
男子なら一度くらいは経験がある“勝手な思い込み”のはず。
男子って、なんで好きになった女性に過去の恋愛談を聞くんだろうね。
聞いた後、必ず自滅するのに。笑
この辺りのシーンは『昼下りの情事』と
『フォー・ウェディング』のエピソードを思い出しました。
劇中、映画館で上映されている『卒業』(1967)はこの作品のひとつのキーなんだと思う。
観る人によってはサマーのことを、
男の心を弄ぶ小悪魔=悪い言い方をすれば“クソ女”だと感じる人がいるかもしれない。
でも僕は彼女に対して、そういう思いがほとんどなかったんだよね。
それはサマーの育った環境のせいがあるからだと思う。
彼女は幼少の頃に両親が離婚したせいもあり、
恐らく寂しい子ども時代を過ごしてきたんだと想像する。
その影響で恋愛というものを信じることができなくなってしまったのだと思う。
人の気持ちは決して長くは続かないものなんだ、と。
『卒業』のラストは結婚式場でベン(演じていたのはダスティン・ホフマン)が
今まさに別の男性と結婚しようとしているエレーン(演じていたのはキャサリン・ロス)を
周囲から奪い、長距離バスに乗って逃げ去るところで終わる。
その時のラストカットの二人の表情はなぜか笑顔から暗い視線で終わる。
勢いで駆け落ちしたものの“好き”という想いだけでは
この先、生きていけないことを自覚する不安がお互いの頭の中で過ぎったのだろう。
それを映画館でトムと一緒に観ていたサマーはやはり恋愛に永遠というものがないことを悟り、
或いは映画のようなロマンスは夢物語なのだと目が覚め、号泣してしまったのだと僕は解釈した。
だからこそ未来が感じ取れないトムとの
お遊びのような“恋愛ごっこ”に終止符を打ったんだと思う。
結局、サマーはオスカー・ワイルドの小説『ドリアン・グレイの肖像』を
読んでいる最中に出逢った男性と電撃的な結婚をする
(こういう前言撤回するような出来事って実際によくあるケースだと僕は思う)。
それは図らずもその男性に対する“運命”や“ロマンス”の出逢いなんかではなく、
地に足がしっかりとついた“現実”に出逢えたのだと感じる。
それこそ“縁”なのだろう。
後々、このシーンを一緒に観ていた女子親友と語った時に彼女が口にしていたんだけど、
『サマーが結婚した相手は「なんで(結婚相手が)この人なの?」って感じてしまうような
絶対、どこにでも居そうな普通の人』だと僕も思った。
でもさすがにサマーがトムと別れた理由(そもそも付き合ってはいないけど)を
彼に告げないのは酷だなと思い始めていたので…クライマックスの(488)日目で、
トムからの質問にお気に入りのベンチできちんと答える彼女の姿を見て安心した。
ただ、このシーンはトムがこれまでの自分とサマーへの想いを決別するための
彼が頭の中で描いた“期待”=“空想”だという意見もあったりするんだよね。
それはその時のサマーのファッションが彼女のカラーであるはずの
“ブルー”を身につけていなかったから=非現実的だという説。
僕は“現実”だと解釈したけどね。
…いや、実はそう思いたいのはやっぱり自分が“ロマンチスト”な男子だからかもしれない。
よくよく考えると僕は誰かに恋をするとトム(元カレに対しては正にトム派!)に、
誰かに恋をされるとサマーになるので(笑)、両者の気持ちが理解できたのかもしれないです。
要は『恋愛、ホレたもん負け!』ということで…。
だからこそ対等に付き合える相手を見つけるために、多くの人が恋愛と葛藤するんだろうね。
ちなみに僕がTHE BEATLESのメンバーの中で
いちばん好きなのは故ジョージ・ハリスンです。笑
『Here Comes The Sun』は名曲だ♪
●映画鑑賞後の出来事●
映画本編が終わって場内が明るくなった直後。
僕の高揚している姿を見た女子親友がひと言、
『Elijahが好きそうな世界観がたくさん詰まってたね~』と。
鑑賞中に泣いてしまったことを告げると驚かれちゃいました。笑
映画鑑賞後、ロビーのソファーで。
実はこの作品を観た当日、女子親友と逢った瞬間に
彼女の姿がいつもより綺麗だなぁ…と感じていました。
映画を観終わった後、『お手洗いに行ってくる』と言う彼女の後ろ姿を見た時も、
いつもとどこか雰囲気が違うなぁ…と感じました。
お手洗いから帰って来た際、
開口一番に『(もしかして)妊娠したん?』と聞くと、即答で『…うん』の返事が!
その言葉を聞いた瞬間、『良かったねー!』という言葉を発するのと同時に
僕はその場で泣いてしまいました。
ようやく授かった新しい“命”なので、本当に嬉しく思えたから。
この光景を傍から見ていれば、まるで別れ話を切り出された男子のようだ。笑
女子親友とは毎年一年の終わりに、その年の最後を締め括る映画を一緒に観るようにしている。
僕にとって、それはとても大切なイベントなのだ。
実は去年(2009)、なんとなくふと、
『このイベントも今年で最後のような気がする』という予感があった。
しかもその締め括りが(観る前から解ってはいたけど)中途半端な状態で終わる、
『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』だったのでどうもスッキリ感がなかったのだ。
もちろん『のだめカンタービレ』に罪はないけど、心地よく終わった『ジュリー&ジュリア』で
締め括られなかったことをずっと文句を言っていた。苦笑
そうして年が明けて、この『(500)日のサマー』を一緒に観ることになったのだけど、
彼女がそこでひと言、
『「(500)日のサマー」を2009年の締め括りとして一緒に観たと思ったらいいやん』と。
なんかね、この一連の出来事が僕の中で『(500)日のサマー』
ラスト(500)日目とシンクロするものを感じて、心の奥が熱くなった。
すべては“運命”ではなくて、“偶然”の“必然性”だったんだ、と。
ここにこっそりと記しておきます。
2010年の僕の年間№1は、きっと『(500)日のサマー』だということを。
●次に観たいジョセフ・ゴードン=レヴィットの出演作●
インセプションUncertaintyMysterious Skin
『インセプション』(7月日本公開予定)
クリストファー・ノーラン監督が贈るSFアクション大作。ほぼ日米同時公開。
共演にレオナルド・ディカプリオ、渡辺謙、マリオン・コティヤール、エレン・ペイジ、
トム・ハーディ、キリアン・マーフィ、トム・ベレンシャー、マイケル・ケインと豪華!
ジョセフくんはビリング3番目なので、役の大きさや出番にも期待できそう♪
『Uncertainty』(2009)
米国版予告編を見る限り、このジョセフくんはとにかくカッコいい!
基本はある一組のカップルのラブストーリーのようだけど(共演:リン・コリンズ)、
どこか“もし”的なパラレル・ワールドとサスペンス風なタッチ。日本公開を希望!
『Mysterious Skin』(2004)
グレッグ・アラキ監督が少年への性的虐待を軸に描く問題作。
2005年に『第14回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭』で、
原題そのまま『ミステリアス・スキン』の邦題で上映済み。
ジョセフくんは過去に虐待を受けたことがある主人公のひとり(男娼の少年)を演じる。
内容的にかなりキツそうだけど…未だにDVD化さえなっていないので希望!
●ポスターギャラリー●
『サンダンス映画祭』(2009年1月)出品後に
制作されたと思われる貴重なデザイン(4パターン)。
当時はなぜかビリング・トップがズーイー・デシャネルの方になっている。
そして、日本版デザイン(2パターン)。
(500日)のサマー(500)日のサマー②
(500日)のサマー③(500)日のサマー④
(500)日のサマー(500)日のサマー②
●満足度●
★★★★★∞

「カティンの森」事件。

カティンの森
『カティンの森』(2007)
●観た理由●
もともと気になる存在の作品だった。
先月観た『誰がため』の歴史的背景を調べていく内に辿り着いたというのもある。
その流れで日本版予告編を見て、観ることを決意。
●豆知識●
『カティンの森』事件とは──。
【ナチス・ドイツのヒトラーとソ連のスターリンの密約によって、
ポーランドは1939年9月1日ドイツに、9月17日ソ連に侵略された。
そしてソ連の捕虜になった約15,000人のポーランド将校が、
1940年を境に行方不明になった。
当初は謎とされていたが、1943年春、ドイツがソ連に侵攻した際に、
カティン(旧ソ連領)でポーランド将校の数千人の遺体を発見し、
「カティンの森」事件が明らかになった。
ドイツはソ連の仕業としたが、ソ連は否定し、ドイツによる犯罪として糾弾した。
戦後、ソ連の衛星国となったポーランドでは、
カティンについて語ることは厳しく禁じられていたが、
1989年秋、ポーランドの雑誌が、虐殺はソ連軍によるものであると、その証拠を掲載。
翌1990年、ソ連内務は内務人民委員部(後のKGB)による犯罪であることを認め、
その2年後、ロシアのエリツィン大統領は、
スターリンが直接署名した命令書によって行われたことを言明した。】
映画ではこの事件を基にポーランド将校と
帰還を待ち侘びるその家族たちに焦点をあてて描いていく。
●スタッフ●
監督は自身の実父がこの事件の犠牲者でもあるアンジェイ・ワイダ。
昔から監督名と作品名は知っていたものの、彼の映画を観るのは今回が初めてとなる。
鑑賞後、多くの経験や想いを抱えて生きてきたワイダ監督だからこそ、
活きるリアリティと力量を感じずにはいられなかった。
一切、無駄のない演出が反って強烈なインパクトとなり心に響く。
●キャスト●
ポーランド俳優による演技で、誰ひとり知っている俳優はおらず。
それが功を奏し、まるでドキュメンタリーを観ているような感覚に陥ったので、
むしろ知らなくて良かったと思えた。
アンナを演じたマヤ・オスタシェフスカはローラ・ダーンに、
イェジを演じたアンジェイ・ヒラはダニエル・クレイグに似ていると思った。
●印象に残ったシーン●
終盤で淡々と次々に映し出されていくソ連軍によるポーランド将校たちの虐殺場面。
観ているだけで血の気が引いていくのを身体で感じる。
ポーランド将校ひとりひとりが口にする最期の言葉は、神への祈り。
この無残な場面を観ながら僕は【神】というのは
一体、何のために存在し、何を意味するのだろうと強く疑問を感じてしまった。
ラストカットの眩い光と虐殺された将校のひとりが握るロザリオ。
静寂と美しさの中に大きな哀しみが混在する何とも痛切な場面だった。
ラストカット後、しばらくスクリーンに何も映らないまま沈黙が続く。
それは虐殺された犠牲者への黙祷と平和への祈りを意味するもののように映った。
●この映画を観て思ったこと●
僕の中でポーランドのイメージはいつもどこか物悲しく寂しいものがあった。
アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所が
存在していたことも大きな要因になっていると思う。
ナチス・ドイツだけではなく、ソ連にも虐げられてきた国なのだと今更ながら知る。
それだけではなく、第二次世界大戦が終わった後もソ連により苦しめられてきた国…。
戦争から生まれるものは本当に何もないのだと改めて痛感する史実だった。
微妙にニュアンスが違うかもしれないが、今回の事件を知ったことで
日本人が未だに一部の中国の方や韓国の方に忌み嫌われる理由が
少し理解できたような気がする…とても哀しいことだけれど。
【映画】はやはり僕にとって、人生と歴史の教科書でもあるのだ。
●満足度●
★★★★★

ヴィクトリア女王×アルバート公。

ヴィクトリア女王 世紀の愛ヴィクトリア女王 世紀の愛②
『ヴィクトリア女王 世紀の愛』(2009)
●観た理由●
正しく大好きな世界観である英国王室を描いているから。
タイトルロールのヴィクトリア女王を演じるのがエミリー・ブラントだから。
●豆知識●
ヴィクトリア女王(1819-1901)
【18歳で即位し、64年に渡り女王として君臨。この在位期間は、英国歴代最長。
「公正中立」の立場を堅持し、民衆から厚い支持を得た名君として知られる。
自ら求婚した最愛の夫、アルバート公との間には9人の子宝に恵まれた。
1901年、81歳で亡くなった。】
アルバート公(1819-1861)
【1836年、叔父であるベルギー国王レオポルド1世の勧めでロンドンにやってくる。
そこで出会い、ひかれあったヴィクトリアと1840年に結婚。
良き夫、良き政治家として、生涯ヴィクトリアを支えた。
1861年、腸チフスにより、41歳の若さで亡くなった。】
アルバート公亡き後、晩年のヴィクトリア女王の人生を知りたいのなら…
ジュディ・デンチ主演の『Queen Victoria 至上の恋』(1997)を
見ることオススメ。
●スタッフ●
過去にクラシックな『エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事』を監督してはいるものの、
製作にマーティン・スコセッシが関わっていることが意外。
監督はカナダ出身のジャン=マルク・ヴァレ。
脚本は秀作『ゴスフォード・パーク』を手掛けたジュリアン・フェロウズが担当。
美術、衣装(サンディ・パウエル担当)に関しては本当に完璧!
もちろんその評価は高く、先日発表された第82回アカデミー賞でも
ノミネートされています(美術・衣装デザイン・メイクアップ賞)。
●キャスト●
ほぼ英国俳優で占められたキャストは最高に素晴らしかったです。
僕にとって贅沢極まりない充実ぶりとなりました。
ヴィクトリア女王 世紀の愛②
大好きな『プラダを着た悪魔』で出逢ったエミリー・ブラント。
いよいよ出身国である英国王室物に主演するようになったことが何よりも嬉しい。
アルバート公を演じるのはルパート・フレンド。
『プライドと偏見』でMr.ウィッカムを演じていた頃は全く惹かれなかったのだけど、
去年観た『縞模様のパジャマの少年』のナチス・ドイツ将校役で彼が持つ魅力に気づかされて。
エロール・フリンやロバート・テイラーを彷彿させるようなクラシックな顔立ちは、
こういう時代物にピッタリだと思います。
今回、ヴィクトリア女王と結婚する直前からの格好良さにクラクラしてしまいました。
この二人を支えるのは、
ポール・ベタニー…メルバーン卿
ミランダ・リチャードソン…ケント公爵夫人
ジム・ブロードベント…ウィリアム王
トーマス・クレッチマン…ベルギー国王レオポルド
ヴィクトリア女王 世紀の愛③
マーク・ストロング…ジョン・コンロイ。
ヴィクトリア女王 世紀の愛④
個人的に注目していたのは、
アルバート公の兄エルンストを演じたオランダ俳優ミヒール・ホイスマン(28)。
ミヒール・ホイスマン
スクリーンに登場した瞬間、思わずその容姿にクギづけとなってしまいました。
どうやら僕が彼の演技を観るのは二回目のようで、
最初の作品があの『ブラックブック』だったと知って、ハッと思い出すことになったり。
ヴィクトリア女王 世紀の愛←左が劇中のミヒール。
●印象に残ったシーン●
やはり英国王室を彩る衣装や美術、調度品の数々。
本当に美しい世界観を堪能することができたので。
そして、ヴィクトリア女王とアルバート公が初めて踊るシーン↓
ヴィクトリア女王 世紀の愛⑤
それはなぜかと言うと、僕が愛用するミニシアターで
実際にエミリー&ルパートが着用した衣装が展示されてあったから。
食い入るように見つめては思わずアルバート公の衣装を着て、
王室世界を体感してみたいと想像する【王子】なのでした。笑
●この映画を観て思ったこと●
ケイト・ブランシェット主演の『エリザベス』のようなものを
期待してみると肩透かしを食らうと思います。
政治やそれに纏わる陰謀云々よりも、
ヴィクトリア女王とアルバート公のラブストーリーとして重きを置いているので。
そこを踏まえて観ると十分に楽しめるシンプルな作品だと思います。
そう考えると邦題はそのまま『ヤング・ヴィクトリア』で良かったかも。
ヴィクトリア女王とアルバート公が当時にしては非常に珍しく思える、
政略結婚ではなく恋愛結婚に近かったことに驚きを感じました。
実母(ケント公爵夫人)との確執を乗り越え、
赦すことを知ったヴィクトリア女王が何とも美しい。
その方向へ導いたアルバート公の存在も大きかったのだろう。
僕はヴィクトリア女王よりも、むしろアルバート公の人徳に魅了されるに至りました。
●次に観たいエミリー・ブラント×ルパート・フレンドの新作●
ウルフマンCheri
a.エミリー・ブラント『ウルフマン』(4月23日日本公開)
監督:ジョー・ジョンストン
共演:ベニチオ・デル・トロ、アンソニー・ホプキンス、ヒューゴ・ウィーヴィング
b.ルパート・フレンド『Chéri』(2009)
監督:スティーヴン・フリアーズ
共演:ミシェル・ファイファー、フェリシティ・ジョーンズ、キャシー・ベイツ
ヴィクトリア女王 世紀の愛
●満足度●
★★★★★

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