’09秋の映画ベストテン。

7月1日から9月30日まで、映画館で観た映画は25作品。
その中から、秋のベストテン決定!

★①縞模様のパジャマの少年(イギリス=アメリカ)★
縞模様のパジャマの少年

★②南極料理人(日本)★
南極料理人

★③ココ・アヴァン・シャネル(フランス)★
ココ・アヴァン・シャネル

★④ハリー・ポッターと謎のプリンス(イギリス=アメリカ)★
ハリー・ポッターと謎のプリンス⑤

★⑤九月に降る風(台湾=香港)★
九月に降る風

★⑥男と女の不都合な真実(アメリカ)★
男と女の不都合な真実

★⑦ノーボーイズ,ノークライ(日本=韓国)★
ノーボーイズ,ノークライ

★⑧ディア・ドクター(日本)★
ディア・ドクター

★⑨ウルヴァリン:X-MEN ZERO(アメリカ)★
ウルヴァリン:X-MEN ZERO④

★⑩グッド・バッド・ウィアード(韓国)★
グッド・バッド・ウィアード

★次点:3時10分、決断のとき(アメリカ)★
3時10分、決断のとき③

MEMO:①は想定内にせよ、あのショッキングな結末が強く印象に残る。
この時代を描くドイツ物に惹かれることも勝因の理由。
②は愛すべき『かもめ食堂』に匹敵するくらいの完成度の高さ。
構成力、脚本、キャスト、料理のすべてに大満足。
実のところ、①と②は大差なし。年間ベストテンで逆転する可能性アリ。
③は作品全体から醸し出されるエレガントさに参りました。
演じるオドレイ・トトゥ&アレッサンドロ・ニボラも魅力的。
④は楽しめたけど、BEST3入りならず。
シリーズ最終二部作へ繋げるための存在に思えたので地味な印象に。
⑤は台湾発青春映画にハズレなしと実感。
⑥は素直に笑えて楽しめるラブコメだったから。
⑦は妻夫木聡×ハ・ジョンウのケミストリー効果と青年のおとぎ話風の仕上がりが好み。
⑧はナンダカンダ言っても西川美和監督の実力を感じさせられた。
⑨はヒュー・ジャックマンが持つ男性的な魅力を思い存分に堪能。
作風も本シリーズより好みだったかも。
⑩は結果的に米国発ウェスタンと接戦。その荒唐無稽ぶりが逆に決め手となった。
次点はドラマ性の高い本格的ウェスタンとして楽しめた。
今シーズンはワースト映画に該当する作品はなかったです。

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’09九月ショービズ・リスト。

9月に観たショービズたち。

●映画館●
63★グッド・バッド・ウィアード★(韓国)
【ムチャクチャ デ イイノダ!何だコイツら?】
グッド・バッド・ウィアード
MEMO:TOHOシネマズなんば
2009.9.1 15:30
映画の日1000円
単独
点数評価:78点

64★縞模様のパジャマの少年★(イギリス=アメリカ)
【第二次大戦下のドイツ──フェンス越しに生まれた禁じられた友情。
『どうして君は、昼でもパジャマを着ているの?』】
縞模様のパジャマの少年
MEMO:梅田ガーデンシネマ
2009.9.3 14:40
会員料金1000円
単独
点数評価:85点

65★クララ・シューマン 愛の協奏曲★(ドイツ=フランス=ハンガリー)
【シューマンとブラームス、二人の天才が魅せられた女神──】
クララ・シューマン 愛の協奏曲
MEMO:テアトル梅田
2009.9.8 13:55
メンズデー1000円
単独
点数評価:66点

66★ウルヴァリン:XーMEN ZERO★(アメリカ)
【斬り裂かれた運命を変えろ。】
ウルヴァリン:X-MEN ZERO
MEMO:なんばパークスシネマ
2009.9.12 13:15
ポイント鑑賞0円
奥野
点数評価:78点

67★ココ・アヴァン・シャネル★(フランス)
【もし翼を持たずに生まれてきたのなら、翼を生やすためにどんなことでもしなさい】
ココ・アヴァン・シャネル
MEMO:なんばパークスシネマ
2009.9.18 13:00
金券ショップ1000円
単独
点数評価:82点

68★男と女の不都合な真実★(アメリカ)
【♀『好き。愛してる。やりたい。』♂『やりたい。好き。愛してる。』
この順番、あってる?】
男と女の不都合な真実
MEMO:TOHOシネマズなんば
2009.9.20 14:25
金券ショップ1250円
奥野
点数評価:79点

69★九月に降る風★(台湾=香港)
【この煌(きら)めきが風になる】
九月に降る風
MEMO:シネマート心斎橋
2009.9.21 12:30
メンズデー1000円
奈良ちゃん
点数評価:79点

70★キャデラック・レコード ~音楽でアメリカを変えた人々の物語~★(アメリカ)
【時代は変わっても、僕らの愛と友情はブルースに生き続ける】
キャデラック・レコード ~音楽でアメリカを変えた人々の物語~
MEMO:梅田ガーデンシネマ
2009.9.25 16:10
会員料金1000円
単独
点数評価:73点

71★セックスとパーティーと嘘★(スペイン)
【スペインのアイドル俳優が勢ぞろいし、若者の風俗と心の闇を描く。
アルモドバルの新作を抜き興行成績トップを記録!】
セックスとパーティーと嘘
MEMO:梅田ブルク7(第6回 ラテンビート映画祭)
2009.9.27 16:00
前売り券1500円
単独
点数評価:65点

72★ペドロ★(アメリカ)
【ペドロ・サモラは1972年にキューバで生まれ、8歳でマイアミへ移住。
17歳の時にエイズと診断を受けてからHIV啓蒙活動に身を投じ、
遂にはリアリティー番組の元祖、MTV番組『リアル・ワールド』に出演、
一躍有名人となった。】
ペドロ
MEMO:梅田ブルク7(第6回 ラテンビート映画祭)
2009.9.27 18:30
当日料金1700円
単独
点数評価:69点

73★プール★(日本)
【理由なんて、愛ひとつで十分だ。】
プール
MEMO:なんばパークスシネマ
2009.9.29 21:00
金券ショップ900円
奈良ちゃん
点数評価:70点

●TV●
36★ウエディング宣言★(アメリカ=ドイツ)
【ジェニファー・ロペス&ジェーン・フォンダ競演
痛快セクシー・ロマンティックコメディ!彼は絶対渡さない!!】
ウエディング宣言
MEMO:BSデジタル2
2009.9.8 21:00
単独
五つ星評価:★★★

●ライブ●
★パルコ・プロデュース公演『狭き門より入れ』★
【『世界の更新』が目の前に迫っているとしたら…
混沌の世界に救いの道は残っているのだろうか、
絶望の果てにみえるもの、それは希望の光…!】
パルコ・プロデュース公演『狭き門より入れ』
MEMO:シアター・ドラマシティ
2009.9.13 12:00
指定席7500円
奈良ちゃん
五つ星評価:★★★★★

★CHEMISTRY『CHEMISTRY CLUB
PREMIUM LIVE TOUR 2009』★

CHEMISTRY
MEMO:ZEPP OSAKA
2009.9.16 19:00
1Fスタンディング4000円
吉村ちゃん
五つ星評価:★★★★★

以上。

’09九月コレクション・リスト。

9月に購入したコレクションたち。

●漫画●
★井上雄彦『バガボンド』第31巻(原作:吉川英治)★
【取り戻せない過去、まだ見えない未来。一刀斎、再び。】
バガボンド31

★椎名軽穂『君に届け⑨』★
【TVアニメ10月6日(火)スタート!!最新第9巻!!
初版限定『思い、届ける絵馬カード』つき
風早くんが誰をすきでももういい!
風早と爽子の間に出来てしまった見えない壁。打ち破るのはひたむきな思い。】
君に届け⑨

★よしながふみ『大奥⑤』★
【2009年[第13回]手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞!!
“犬公方”と呼ばれた、女将軍。
頽廃の元禄の世。五代将軍・綱吉に課せられた唯一の責務は──。
よしながふみのSF大河ロマン第五巻。】
大奥⑤

●雑誌付録●
★椎名軽穂『君に届け』リバーシブルコミックスカバー★
君に届け
君に届け②

●DVD●
★抜け穴の会議室★
【~舞台の臨場感を残したまま、映像としても楽しめるよう打ち合わせを重ねました!
見たかったあのシーン、表情を見事に捉えた、役者も納得の内容です!】
抜け穴の会議室

●CD●
★マドンナ『CELEBRATION /
セレブレイション~マドンナ・オールタイム・ベスト(2枚組)』★

【QUEEN OF POP、マドンナの25年以上に亘るキャリアをここに集約!
初のオールタイム・ベスト・アルバム、遂に完成!
大ヒット・シングル『セレブレイション』を含む新曲2曲収録。】
セレブレイション~マドンナ・オールタイム・ベスト
以上。

台湾、青春、九降風。

九月に降る風九月に降る風②
『九月に降る風』(2008)
※注意!ややネタバレしています※
僕にとって今月本命の最後を飾る台湾=香港映画。
原題の『九降風』とは【台湾北西部の町、新竹に農暦の9月になると降る季節風。
この時期は台湾では卒業と入学が続く人生の節目の季節。
多くの人は青春のほろ苦さを感じる。日本で言えば、桜のような存在。】とのこと。
物語の時代設定は1996年の夏。
主要登場人物たちは竹東高校に通う男子7人と女子2人。
7人の男子たちは学校内外でいつも行動を共にしているグループで、
仲間のひとりが発信するポケベル(懐かしいアイテム)ですぐに集合する関係。
まず、この時点で意外と思えたのが7人の男子たちの学年が違うこと。
普通、この世代の若者たちは横社会=同学年だけでツルむことが多いので、
その設定がとても新鮮で珍しく思えた。
瑞々しく澄み渡るような淡い水色の映像と彼らが着る清潔感ある制服姿が印象深く。
作品自体の仕上がりは僕が想像していたようなものとは少し違っていた。
突き抜けるような明るさや爽快感のある青春映画だと思っていたから。
でも、この作品がそういうものではないことが
冒頭に映る3年生のタン(演じるのはチャン・チエ)の表情から察することができた。
そう。この作品は甘酸っぱさとほろ苦さが同居する類の青春映画だったのだ。
…と同時にどこか心清らかになれるものがあったような気がする。
若さ故に起こる些細な出来事から小さなズレが生じ、
そこから除々に仲間内の関係性がいとも簡単に崩れていく…。
今回、字幕に映し出される役名が漢字表記だったのでどうも覚えにくくて、
演じる俳優の容姿から勝手にあだ名をつけて記憶していた。
タンはウォンビンor中村蒼。
2年生のポーチュー(演じるのはシェン・ウェイニエン)は岡本健一。
1年生のチョンハン(演じるのはリー・ユエチェン)はキャイ~ンの天野ひろゆき。
1年生のペイシン(演じるのはチー・ペイホイ)は堀北真希といった具合だ。
予告編で見た時に惹かれた3年生のイェン(演じるのはリディアン・ヴォーン)より、
僕はタンと留年している2年生のヤオシン(演じるのはワン・ポーチエ)の
2人に魅了された。
正直なところ、実際に動くリディアンを観るとそれほど魅力的ではなかったから。
男子グループのリーダー格であるイェンの性格や行動にあまり好感を持てなかったし。
仲間に対して、していい事と悪い事くらいの区別は気づいてほしかった。
僕がタンに惹かれた理由はもし自分があのグループに属していたなら、
きっとタン寄りの性格だったと思えたから。
グループ内でいちばん仲の良い親友のイェンにされた悪ふざけに対する反撃として、
きっと僕も同じ行動を取っていただろう。
お昼休みのお弁当の時間。初めて独りになった時に気づく孤独感や寂しさ。
やっぱり仲間と一緒に居たいと思った矢先に鍵がかかっていた屋上の扉。
その時にタンが感じた疎外感の想いも解るような気がした。
ヤオシンの真っ直ぐでブレのない友情にグッとくるものがあった。
彼が仲間の中でいちばん真っ当に思える意見を言っていたし、
正義感と熱血漢が共存する男らしさを持ち合わせていたから。
それ故に突如暴走してしまう性が切なく映った。
特に女子トイレでのシーンが印象に残る。
信頼していた友(ポーチュー)を結局のところ殴れない優しさと悔しさが
入り雑じる複雑な想いが痛いくらいに伝わってきたから。
ヤオシンを演じたワン・ポーチエのルックスが、
グループの中でいちばん僕好みであったことも記録しておこう。
3年生のチンチャオ(演じるのはリン・チータイ)は、
きっとイェンに同性愛的な好意を持っていたんだろうな。
あえて、その辺りの心情を深く追求せずにサラリと描くところが良かったです。
実はタンもイェンのことを好きなんだと思いきり解釈を間違えながら観ていました。
タンは純粋にイェンの恋人である、
3年生のユン(演じるのはジェニファー・チュウ)が好きだったんだね。
作品に関して唯一、惜しむところは結末の描き方。
ラストシーン。タンと当時のプロ野球選手だったリャオ・ミンシュン(演じるのは本人)の
エピソードはどうも浮いているように感じたので要らなかったと思う。
これまでの作品の流れが突如、
ファンタジーへと切り換わってしまったように感じたから。
それならば、タンが屏東野球場に着いた時点で終わらせてほしかった。
果たせなかったイェンとの約束を実行したタンの想いは、
その場面だけで十分に伝わってきたので。
どうやらリャオ・ミンシュンとの出演交渉の結果により、
トム・リン監督(兼脚本)自らが結末を変えてしまったようだね。
最初の結末がどういうものだったのか非常に気になります。
当時の台湾野球界の事情をリアルタイムに知っている人からすれば、
この登場シーンに深い意味を持つことが理解できるのだろうけど。
そういう意味でも、事前に少しでもこの時代の台湾の社会背景を
頭に入れておけば良かったなと鑑賞後に思いました。
九月の卒業式。バラバラになってしまった男子7人の関係がとても切ない。
どうかタンはイェンの事故に関して自責の念に駆られず、
イェンの分も強く生きていってほしいと感じずにはいられませんでした。
彼らにとってあの年。1996年の夏は一生涯、深く心に刻まれるのだろう。
そして僕にとっても記憶に遺る新たな台湾発青春映画の誕生となった。
満足度:★★★★☆

♀キャサリン・ハイグル×♂ジェラルド・バトラー。

男と女の不都合な真実②男と女の不都合な真実③
『男と女の不都合な真実』(2009)
※注意!ややネタバレ気味です※
久しぶりに心から笑えて楽しめるラブ・コメディと再会できた気分になれた。
観終わった後の感想は、ただ素直に『面白かった!』だったので。
ラブコメの描き方で圧倒的に多い女性目線からだけではなく、
男性の視点からも描いているところがNICE!
その分DIRTY WORDが増えたけど(笑)、
そんなことは全然問題にもならずよりリアリティ度がUPしていました。
とことん明るく描いたノリ&センスの良さは、
去年に観た『ベガスの恋に勝つルール』を(いい意味で)否応なく思い出せたなぁ。
プラス、先月に観たばかりの『そんな彼なら捨てちゃえば?』が
いかに物足りなかったのかが浮き彫り状態となりました。苦笑
やっぱり男:♂と女:♀の恋愛模様を描くのであれば、
TVシリーズ『SEX and the CITY』並みの本音で描かないと楽しめない!
さて、今回の♀と♂の場合は。
美人で仕事もできるTVプロデューサーで、理想の恋人の出現を夢見るアビー。
演じるのは実母と共に製作総指揮を兼任したキャサリン・ハイグル。
正直なところ、これまでのケイティはどちらかと言えば苦手な女優さんでした。
特にTVシリーズ『グレイズ・アナトミー』に関するエミー賞ノミネート辞退発言で、
なにか勘違いをしているような気がしてちょっとヒイていたから。
でもね、今回のアビー役でかなり見直してしまった感アリ。
演じるキャラクターがピッタリで、彼女自身がとても活き活きとしていたもん。
彼女の口から発する放送禁止用語の連発は痛快だったし、
その潔い女優根性にはアッパレ!の拍手もの。
異性との出逢いの瞬間や恋をしている時のはしゃぎ方が
心底嬉しそうで可愛く思えたなぁ。
バイブ・パンティを穿いてのディナー・シーンは、
『恋人たちの予感』のメグ・ライアンに匹敵するくらいの名演技でした。笑
こういう役柄はちょっと前ならサンドラ・ブロックやキャメロン・ディアスが
得意としていたんだろうなぁ…とちょっと感慨深くなったりもしました。
過激なトークが売りのTVの恋愛カウンセラーであるマイク。
演じるのはお目当てのジェラルド・バトラー
もう『カッコいい!』のひと言に尽きます。
今回のマイク役はとにかく粗野でワイルド。
本能の赴くままに生きているような彼に
グイグイと引っ張られ魅了されていく女性の気持ちが解るなぁ。
でも実はそれがナイーブなところを隠す裏返し的な部分でもあって。
今回のジェリーはちょっとふっくらしていたけど…全然許せる範囲内のセクシーぶり!
Tシャツの上から判るくらいの厚い胸板も健在でメロメロ状態でした。笑
思いのほかこういうラブコメが似合っていたり、
ジェリーの武器である男臭さがその魅力を更に増大させていて…最高!
きっとロバート・ルケティック監督はウキウキしながら演出していたんだろうね。
個人的にはジェリーのオーラル・シーンの続きをもうちょっとだけ観たかったなぁ。笑
演じるケイティ&ジェリーの相性の良さもイイ感じに伝わってきて、
2人ともにGOOD JOBだったと思います。
そうそう。ようやく結ばれたラストシーンのアビーは【演技】をしていたのかな??
その答えはマイクが彼女に指南した、
【5つの恋愛ルール】の中に隠されているような。
→ルールその②彼の話に笑う。ウソでも感じるふりをしろ!
…やっぱり恋愛は♀の方が一枚上手なのかもしれない。笑
とにかく!声に出して何度も笑えちゃうくらいに楽しいラブコメでした。
ストーリー展開はハッピーエンドへ向けての予定調和内の王道物だったけど、
だからこそストレートに解りやすく伝わってきて。
やっぱりこういうジャンルは大好きだと実感!
ちなみに、僕の好きなタイプをアビー風に言えば。
①頭が良い②包容力がある③ワガママを受け入れてくれる
④趣味を共有できる⑤笑いのセンスが同じ⑥価値観が近い…かな。
ルックスはそりゃあイイに越したことはないよね。笑
そう考えると僕はチラシのキャッチコピーに使われている、
『好き。愛してる。やりたい。』の順番に考えていく♀思考に近いのかも。
ま、自分でゆーうのもなんだけど…基本はオトメン(乙男)だからね。笑
男と女の不都合な真実④男と女の不都合な真実
満足度:★★★★★

オドレイ・トトゥ×ココ・シャネル。

ココ・アヴァン・シャネル
『ココ・アヴァン・シャネル』(2009)
※注意!ややネタバレしています※
僕にとって今月本命の一本を公開初日に観てきた。
生涯のBEST3に入る『アメリ』の主人公を演じた、
大好きなオドレイ・トトゥ主演の【ココ・シャネル】の伝記映画。
フランス製作によるフランス語の台詞と、正しく本家本元の登場。
期待していた以上の出来映えで大満足の結果となりました。
この作品はタイトルが示す通り、【CHANELになる前のココ】を描いていました。
つまり日本において先に公開されたUS版『ココ・シャネル』と競作という形になります。
ガブリエル・“ココ”・シャネル×2人の男性(エティエンヌ・バルザン&
ボーイ・カペル)との関係性を軸に描いていきます。
正直なところ、US版『ココ・シャネル』を先月観たばかりだったので、
微妙な設定の違いや描き方に戸惑ってしまったのは事実です。
特にバルザンの人物描写は明らかに違っていました。
あえて、US版と比較するならば僕はこのフランス版に軍配をあげます。
全体的にロケーションの美しさが印象に残り、綺麗に上手くまとめてあったと思います。
フランス版の方がゴージャス感が漂い、正に質感のある【FILM】的な仕上がり。
シックかつエレガントな雰囲気を醸し出していました。
キャストに関しては。
ガブリエル・“ココ”・シャネルを演じたのはオドレイ・トトゥ。
『アメリ』で見せていたような彼女の持ち味のひとつである、
エキセントリックな部分を今回は一切封印して、
やや人間不信的で見栄っ張りなココを上手く表現していました。
そしてボーイ・カペルと出逢ったことによって人を愛することを知り、
ひとりの女性として成長していく様もきちんと演じ切っていました。
ハマり役と言っても過言ではないと思います。
着実に演技派へと進んでいっているようでファンとしては嬉しい限りです。
印象に残ったオドレイのシーンは。
ボーイと初めて旅をして帰ってきた時に、彼の前で魅せる嬉しそうな表情。
それまで心からの笑顔を一切魅せなかったココが恋愛を知ったことで、
すべてがバラ色に変わっていく心境を見事に表現しているなぁ…と
感じ取ることができたから。
煙草を吸うシーンが頻繁に登場していたので、
その吸う姿が様になっていて印象に残っています。
オドレイが特徴的であるスレンダーな身体を最大限に活かして
着こなすファッションはどれも魅力的。
特に社交場でボーイと踊る時に着ていたブラックドレスは、
そのロマンティックなシーンと共に強く心に残りました。
個人的には仕立屋時代のお針子の服装も可愛くて好みです。
エティエンヌ・バルザンを演じたのはブノワ・ポールブールド。
風貌はUS版の二枚目俳優サガモア・ステヴナンの若さとは大違いの、
やや年配でのキャスティング。
フランス版のバルザンは、
最初はココのことを性の対象くらいにしか見ていませんでした。
ココが彼の住む邸宅へ現れた時も少し迷惑そうだったり、
公式な客人として扱うのではなく使用人と同じ場所で食事をさせたり。
それがボーイ・カペルの登場により嫉妬心が芽生え、
ココを愛していることにようやく気づく過程をブノワは上手く表現していました。
辛辣で皮肉屋なキャラクターながら、
どこか憎めなかったのはきっとブノワの功績だと思います。
僕の目にはココにとってバルザンはあしながおじさんであり、
ヘンリー・ヒギンズ教授的な存在だったのでは?と映りました。
愛情よりも真の友情で結ばれていたようにも感じ取れたり。
ボーイ・カペルを演じたのはアレッサンドロ・ニボラ。
今回、オドレイと同じくらい魅力を感じる人物となりました。
もともと『アイ ウォント ユー』(1998)の頃にハマっていたのだけど、
今回のボーイ役の紳士ぶりにかなりノックアウト!
とても格好良く素敵になっていて驚かされました。
去年に観た『さよなら。いつかわかること』(2007)では老けた気がしていたので。
今、思うとそれは単なる役作りだったのだと気づきます。
彼は米国俳優なのだけど、昔からどうも英国俳優のイメージがあって。
今回は男性版ジョディ・フォスターの如く、
流暢なフランス語の台詞で演技をしていたので益々魅了されました。
このボーイ役は、オドレイと同じく見事なくらいのハマり役!
US版ではどうしてもバルザン寄りで観ていたのだけど、
今回は思いきりボーイ中心で観ていました。笑
…エンディングのファッションショー。
愛する人を失ったココがいろんな想いを胸にその場所へ立つ。
その姿はもはや洗練されていて、本当に美しかったです。
特にシークエンスとなる有名な【メゾン・シャネル】にある、
螺旋階段に斜め腰で座る彼女のエレガントさと言ったら!
複数の鏡がそれを引き立てていて印象的。
ココの真っ直ぐに見据えた大きな瞳がカメラに向かってクローズアップされていく。
最後にもう一度、微笑みを魅せる彼女がとても切なく美しかったです。
でもそれはきっと僕ら観客へ向けてではなく、
ボーイ・カペルへの微笑みだったのだろうなと僕は感じました。
ココ・アヴァン・シャネル③ココ・アヴァン・シャネル④
満足度:★★★★★

堂珍と要ちゃんに惚れ直す。

CHEMISTRY⑧
CHEMISTRY『CHEMISTRY CLUB PREMIUM LIVE TOUR 2009』
※注意!ネタバレしています※
大好きなCHEMISTRYのファンクラブ限定ライブTOURの大阪公演に参加。
こういう企画はファンクラブ会員として、とても嬉しく有難い。
…とは言うものの正直なところ、最近の2人に対しては少し熱が冷め気味でした。
実は今回のライブでそろそろファンクラブを卒業しようかな…と考えていたので。
でもその想いは後々、前言撤回となりました。笑
今回のライブ会場は定番のZEPP OSAKA。
久しぶりにこの場所へ足を運んだのだけど、
かなり景観が変わっていて恥ずかしながら迷ってしまいました。
そんな時に丁度、道行くキャリアウーマン風のお姉さんが居て
優しく丁寧に場所を教えてくれました…感謝。
そうして無事に会場へ到着すると、
既に入場整理番号順に並んでいる人たちの列が見えてきました。
僕の入場整理番号は700番前後。
厳しいセキュリティの中(チケット・ケミクラ会員証・写真付き身分証の提示が必要)、
順序良く入場して行って…
スタンディングエリアの前から10列目くらいの左:堂珍嘉邦側をGET!
ライブ前のアナウンスはケミの2人によるもので…とにかく関西弁が下手で笑える。
そうこうしている内に場内が暗転、即座に明るくなってケミの2人が登場!
オープニング曲はUPテンポな『SUPERSTAR』でした。
曲を歌い出してすぐにスポットライトがはっきりと2人に当たった瞬間、
彼らの表情をしっかりと肉眼で確認できて僕のアドレナリンは最高潮状態に!
堂珍は顔がほっそりしてシャープに。川畑要ちゃんはスリムな筋肉質に。
とにかく『カッコいい!』のひと言に尽きる。
2人とも私生活で子持ちのパパさんとはとても思えない!
特に堂珍の髪型は思わず真似したくなるほどキマっていたなぁ。
無精ヒゲを生やしていなかったし。←堂珍に限っては無い方がいいから。笑
もう今回は本気モードで堂珍と目が合ったと言えちゃいます!
the CHEMISTRY joint album
SET LISTは最新アルバム『the CHEMISTRY joint album』
中心に構成されていて。
過去のヒット・シングルよりも普段のTOURで歌わないようなアルバム曲や
シングルのカップリング曲をあえてチョイスしてくれたような感あり。
事実、SET LIST全14曲中、シングル曲は3曲だけでした。
僕的にいちばんのハイライトとなったのは…
要ちゃんのアッパーチューンなソロ・ナンバー『Party Nite』と
二番の歌詞から堂珍が加わっての
シングル『Life goes on~side K~』の流れが最高だった。
2曲とも、ケミにしてはUPテンポな曲調なので、
とにかく聴いていて楽しい気分になれるから。
2人に誘導されるように手を左右に思いきり振って、ノリノリで聴いちゃいました。
実は『Life goes on~side K~』をフルで聴くのは初めてだったんだけど
(アルバム未収録なせいもあって…苦笑)、かなりお気に入りの曲になりそうです♪
あとは…『You Got Me』での
ケミ2人×オーディエンスとの掛け合いも楽しかったなぁ。
『Someday♪Somewhere♪You Got Me♪』
アンコールでは10月14日に発売される童子-Tとの
jointシングル『あの頃…feat.CHEMISTRY』のCD音源を皆に聴かせてくれたり。
その直後にこの日3人目となる女子が倒れたのも印象に残りました。
なので要ちゃん…オーディエンスに向かって何度も水分補給を促していたなぁ。
果ては熱狂的な(!?)男性ファンのリクエストにより、
『明治チェルシーの唄』のサビ部分をア・カペラで披露してくれちゃうサービスぶり。
更には抽選で10名に当たる2人の直筆サイン入りTシャツの
抽選会がその場で行われて。
その光景はまるでオーディションで選ばれる瞬間を待つ自分みたいな心境でした。
もちろん、ものの見事にハズれたけどね。笑
アンコール締めはシングル『You Go Your Way』で。
この曲を聴くと3年前に京都で行われた平安神宮でのライブを思い出しちゃいます。
そんなこんなで2時間ちょっとに及ぶライブは終了しました。
ケミ2人の魅力によって、僕は最初から最後までキャアキャア状態だったなぁ。笑
そうそう。2人がMCでライブ前日のことを話してくれたんだけど…。
堂珍はBARへ行ったらしく、後はホテルの部屋でカレーせんべいを食べていたとか。
外出時はニット帽を深めに被っていたせいもあってか誰にも気づかれなかったとのこと。
堂珍らしい行動範囲だね。笑
要ちゃんは梅田の阪急百貨店メンズ館で3時間も掛けて買い物をしていたとか。
さすがに気づいた人たちが居たみたいなんだけど、ソッとしてくれた様子。
僕なら絶対に声を掛けちゃうけどなぁ。笑
その後は歩いてヨドバシカメラへ行って、充電器を購入したとのこと。
2人のMCは相変わらずグダグダ感(堂珍=天然、要ちゃん=仕切る)があったけど…
ま、ソレもケミの魅力のひとつだからね。笑
ちなみに今回、僕はGOODSの購入を一切せず。
どうも欲しいと思えるアイテムがなかったので。
僕にしては珍しいことだよね。笑
最後に…今回のライブに参加してみて感じたことを。
2人とも公私共にHAPPYなようで、
それが歌の表現力とちょっとした仕草や表情に出ていて、
観ている僕もその気持ちが伝わってきてなんだか嬉しくなりました。
以前に比べると人気に陰りが見えていて、
今後の方向性を少し心配になったりしてはいたんだけど…
今回それが全然大丈夫そうに思えたし、
ヒット曲だけに左右されないであろう音楽に対する2人の想いやモチベーションを
改めて確認できたような気がして…今回本当に惚れ直しました。
ファンのことを大事に想っていてくれる気持ちも十分に伝わってきたし♪
これからも2人で仲良く力を合わせて、少しでも長く歌い続けていってほしいなぁ。
まずは、2011年の結成10周年が目前だね!
最後の最後に堂珍がさりげなくファンへ向けて放った想い。
『5年後、10年後も一緒に居よう』の言葉通りにね。
次の再会は要ちゃんが発表(!?)してくれた、
『このTOURが終わったら、またすぐに大阪に来ます』の
言葉を楽しみに待っています♪

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