VICKY CRISTINA BARCELONA.

Vicky Cristina Barcelona
『それでも恋するバルセロナ』(2008)
※注意!ややネタバレ気味です※
ウディ・アレン監督の新作。
僕が彼の作品を初めて観たのは『ブロードウェイと銃弾』(1994)だった。
それまではどうもインテリぽい雰囲気を感じて敬遠しがちだった。
だけど、ジョン・キューザック目当てで『ブロードウェイと銃弾』を見たことで、
作品が持つ面白さに気づいて『世界中がアイ・ラヴ・ユー』(1996)、
『地球は女で回ってる』(1997)とスクリーンで観て。
続く『セレブリティ』(1998)が面白くなくて、それ以降は数年間観なくなってしまった。
…で、スカーレット・ヨハンソンを初起用した、
『マッチ・ポイント』(2005)からまた観るようになって。
今回は情熱の国スペインを舞台にした、
ウディ・アレン監督お得意の延々と会話中心で描かれる恋愛劇だった。
すべての状況説明に、これでもかと第三者のナレーションが入ってくるほど。
メインとなる登場人物は4人。
婚約中の慎重派である米国人ヴィッキー:レベッカ・ホール。
恋愛体質な自由人である米国人クリスティーナ:スカーレット・ヨハンソン。
セクシーな画家であるスペイン人フアン・アントニオ:ハビエル・バルデム。
激情的な天才肌であるスペイン人マリア・エレーナ:ペネロペ・クルス。
僕がこの登場人物の中でいちばん共感しやすかったのはヴィッキーだった。
僕も恋愛に対してはどちらかと言えば慎重派だし、
世間の常識の枠に自分をはめ込むことで安心するタイプ。
でもね、ホントのところはクリスティーナのような生き方に憧れてはいるんだけどね。
彼女みたいに自分の直感を信じて自由に動いてみたい、と。
ヴィッキーのような人物ほど、一度その枠からはみ出してしまうと
とことん突き進んでしまいたくなるのも解る気がする。
…で、最終的に痛い目に遭って(あの銃声にはビックリ!)ようやく我に返るみたいな。
ヴィッキーの恋人であるダグ(演じるのは僕的に好みだったクリス・メッシーナ)は
結婚するには打ってつけのタイプだと思う。
でも、彼との生活には刺激と人生の面白みがないような気がするんだよね。
性格は真面目だし、経済的には困らないと思うけど。
そう考えると、フアン・アントニオの存在に惹かれてしまったのも致し方ないかと。
フアン・アントニオとマリア・エレーナは芸術家肌の元夫婦。
もうね、最後の方の展開に『お前ら、勝手にやってくれ!』と思ってしまった。
結局あの2人はくっついたり離れたりすることで自分たちの人生を活性化して、
それを延々と繰り返しながら芸術の肥やしにしていくんだと思う。
あの2人の無意識な計算にハマった人が痛い目に遭うだけ。
ただ魅力的な2人には間違いないので、一緒に過ごしてみたくなるのは解る。
なので期間限定で関わるなら十分に楽しめるだろうし、
自分の潜在能力を引き出してもらえる気がしていいかもしれないけど。
…いや、逆に精神的に打ちのめされるかな。
僕は今回この作品を観たことで、
いかに感情が理性を超えないよう努力することが必要なのかと感じたな。
キャストに関して言えば。
レベッカ・ホールの顔とスレンダーな体型は僕好みでチャーミングだった。
これから益々期待できそうな英国女優。
スカーレット・ヨハンソンは今回、等身大の彼女を見れた気がする。
とても演技がナチュラルだったな。
ハビエル・バルデムはさすがに『ノーカントリー』の時とは違って(笑)、
男の色気ムンムンでカッコよく見えた。
あの眼差しで口説かれたら誰だって恋におちるよね。
ちょっと『ハモンハモン』の頃のSEXYな彼を思い出してしまいました。
ペネロペ・クルスは僕の中でチャーミングなイメージがあったので、
今回の役は美しいと感じるよりもエキセントリックで冷たい怖さがあった。
スペイン語(語感がSEXY)で捲くし立てるところなんて、本当に圧倒されたから。
もちろん、それでも十分に綺麗だったけど。
ペネロペの登場シーンは中盤からなんだけど、
彼女が出てきた瞬間から作風がガラッと変わるくらい見事な存在感を放っていた。
アカデミー賞最優秀助演女優賞受賞も納得のパフォーマンス。
クリスティーナがマリアをモデルに
写真撮影するシーンの彼女は最高にCOOLだったな。
マリアの恋愛に関するモットーである、
『成就しない恋だけが、ロマンチックなのよ』という言葉が印象に残った。
確かに【恋愛】って最初に出逢った頃のドキドキ感と
付き合い始めたばかりのときめいている頃がいちばん楽しいんだろうね。
成就したりすると一気に熱が冷めちゃう場合もあるし、
逆にその好意や想いが当たり前になり
感謝という気持ちさえも忘れて自分磨きを怠ったりもする。
今回は女性3人それぞれの恋愛観を知ることができて面白かったな。
数々の名所が映し出されるスペインの町並みや風景が、
眩い光の中に表現されていてとても美しかった。
このロケーションも簡単に恋におちてしまう原因なんだろうね。
映画の中で描かれる恋愛模様をどうやって解決させるのかと思っていたら、
物語の締め括り方はウディ・アレン監督らしい、やや唐突に感じるものだった。
ヴィッキーとクリスティーナにとって、
このバカンスは本当につかの間の出来事だったんだろうな。
ラストシーン。オープニングとは対照的に
ヴィッキーとクリスティーナの表情に明るさがなく、
ぼんやりと何かを見据えているような感じがして印象に残る。
全体的にはアート映画ぽく感じつつもサラッと観れちゃう、とても小粋な作品でした。
あ。本編で随所に流れるジウリア・イ・ロス・テラリーニの『バルセロナ』の曲が、
観終わった後も頭の中をグルグル回っていて、なんだか心地よかったです。
この調子でウディ・アレン監督が『それでも恋するバルセロナ』の前に撮った、
英国が舞台の『Cassandra's Dream』(2007)の日本公開も切に願います!
Cassandras Dream②←コリン・ファレル&ユアン・マクレガー♪
満足度:★★★☆

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’09六月ショービズ・リスト。

6月に観たショービズたち。

●映画館●
38★路上のソリスト★(アメリカ)
【奏で続ければ、いつかきっと誰かに届く。】
路上のソリスト
MEMO:敷島シネポップ
2009.6.1 13:20
映画の日1000円
単独
点数評価:68点

39★ストレンジャーズ/戦慄の訪問者★(アメリカ)
【日常に潜む、異常な恐怖──。
実話に基づく究極の恐怖!あなたはもう、家に帰れない──。】
ストレンジャーズ/戦慄の訪問者
MEMO:敷島シネポップ
2009.6.1 19:10
映画の日1000円
単独
点数評価:77点

40★スター・トレック★(アメリカ)
【『LOST』『クローバーフィールド/HAKAISHA』のJ.J.エイブラムスが、
次に何を仕掛けるのか──。】
スター・トレック
MEMO:①なんばパークスシネマ
2009.6.5 12:45
金券ショップ1090円
単独
②なんばパークスシネマ
2009.6.15 15:25
金券ショップ1000円
単独
点数評価:83点

41★ザ・スピリット★(アメリカ)
【最大の敵こそ、真実。】
ザ・スピリット
MEMO:梅田ブルク7
2009.6.6 14:25
金券ショップ1250円
奥野
点数評価:66点

42★夏時間の庭★(フランス)
【誰にでも思い出が輝く場所がある。】
夏時間の庭
MEMO:テアトル梅田
2009.6.9 14:10
メンズデー1000円
単独
点数評価:62点

43★ウルトラミラクルラブストーリー★(日本)
【脳みそなくても心臓止まってもぼくの恋は死なない】
ウルトラミラクルラブストーリー
MEMO:なんばパークスシネマ
2009.6.11 20:45
金券ショップ1000円
奈良ちゃん
点数評価:58点

44★ターミネーター4★(アメリカ)
【どこで誰が、未来を変えたのか?】
ターミネーター4
MEMO:なんばパークスシネマ
2009.6.15 13:00
金券ショップ1000円
単独
点数評価:79点

45★愛を読むひと★(アメリカ=ドイツ)
【愛は本に託された】
愛を読むひと
MEMO:なんばパークスシネマ
2009.6.19 10:40
金券ショップ1000円
奈良ちゃん
点数評価:82点

46★サガン -悲しみよ こんにちは-★(フランス)
【愛も、名声も、贅沢も──ぜんぶ手に入れて、失って。】
サガン -悲しみよ こんにちは-
MEMO:梅田ガーデンシネマ
2009.6.23 13:30
招待券0円
単独
点数評価:72点

47★レスラー★(アメリカ)
【人生は過酷である、ゆえに美しい。】
レスラー
MEMO:シネマート心斎橋
2009.6.25 18:35
会員料金1000円
単独
点数評価:76点 

48★それでも恋するバルセロナ★(スペイン=アメリカ)
【この恋、想定外】
それでも恋するバルセロナ
MEMO:なんばパークスシネマ
2009.6.29 14:25
金券ショップ1100円
単独
点数評価:76点

●TV●
21★さよなら子供たち★(フランス=西ドイツ)
【’87年ヴェネチア映画祭金獅子賞(グランプリ) ’88年セザール賞7部門独占
ぼくは、あの朝の涙を忘れない。】
さよなら子供たち
MEMO:WOWOW
2009.6.3 12:10
単独
五つ星評価:★★★★★

22★レインディア・ゲーム★(アメリカ)
【罠は仕掛けられた。ルールなしの6日間!】
レインディア・ゲーム
MEMO:WOWOW
2009.6.3
単独
五つ星評価:★★★

23★いつも2人で★(アメリカ=イギリス)
【こんにちは──旅する恋のふたりには風も太陽も花びらもみんな友だち!】
いつも2人で
MEMO:BSデジタル2
2009.6.3 21:00
単独
五つ星評価:★★★★☆

24★ブラッドウルフ★(アメリカ)
【『アンダーワールド』の製作者×
『ザ・リング』シリーズの脚本家が放つアクション・ホラー!】
ブラッドウルフ
MEMO:WOWOW
2009.6.7
単独
五つ星評価:★★☆

25★蒼井優×4つの嘘 カムフラージュ/
CHAPTER4 都民・鈴子-百万円と苦虫女 序章-★
(日本)
【4名のトップ・クリエーターによる演出!
嘘をテーマにさまざまな表現方法で蒼井優の未だ見ぬ魅力を引き出していく!
映画『百万円と苦虫女』から約1年前。短大時代の鈴子を描く。】
蒼井優×4つの嘘 カムフラージュ/CHAPTER4 都民・鈴子-百万円と苦虫女 序章-
MEMO:WOWOW(全3話)
2009.6.16
単独
五つ星評価:★★☆

26★王妃の紋章★(中国=香港)
【王家の掟──憎しみあうこと──愛しあうこと──殺しあうこと
中国史上、最も栄華を極めた唐王朝後の時代、
黄金の一族の裏に隠された恐るべき真実。】
王妃の紋章
MEMO:WOWOW
2009.6.16
単独
五つ星評価:★★★★☆

27★ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!★(イギリス=フランス)
【呼ばれてないけど、参上。】
ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!
MEMO:WOWOW
2009.6.20
単独
五つ星評価:★★★★☆

28★ゴーン・ベイビー・ゴーン★(アメリカ)
【愛しき者はすべて去りゆく アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞ノミネート
豪華キャストが贈るサスペンス・アクション!
少女誘拐事件発生!衝撃の真相を前に、私立探偵パトリックの心は揺れる…】
ゴーン・ベイビー・ゴーン
MEMO:WOWOW
2009.6.21
単独
五つ星評価:★★★☆

29★ヒットマン★(アメリカ)
【彼女の涙が彼の閉ざされた心を開く】
ヒットマン
MEMO:WOWOW
2009.6.21 22:00
単独
五つ星評価:★★★

30★のだめカンタービレ★(日本)
【落ちこぼれ音大生“のだめ”こと野田恵と、指揮者志望のエリート音大生・千秋真一、
そして2人が通う桃ヶ丘音楽大学の
奇人変人たちが奏でる美しい音楽と爆笑エピソード。
二ノ宮知子原作、上野樹里×玉木宏競演で贈るクラシック音楽コメディ。】
のだめカンタービレ
MEMO:DVD(全11話)
2009.6.30
単独
五つ星評価:★★★★★
Special Thanks:亜紀ちゃん

●ライブ●
★LIVEワラb スマイル1Hトークライブ『スマイラリー』★
スマイル
MEMO:baseよしもと(ゲスト:キングコング)
2009.6.23 21:15
前売自由席1200円
坂本ちゃん
五つ星評価:★★★★★

以上。

’09六月コレクション・リスト。

6月に購入したコレクションたち。

●漫画●
★上條淳士『DOG LAW』(原作:武論尊)★
【この日本(くに)に、そんな時間はない──これが犬の法だ。
予想しえなかった最強の組み合わせによる、ガンアクションが結実!!】
DOG LAW

★オノ・ナツメ『COPPERS カッパーズ②』★
【SeasonⅠ完結。】
COPPERS カッパーズ②

●DVD●
★平井堅『Ken Hirai Films Vol.11 Ken’s Bar 10th Anniversary』★
【ライフワークとなっているコンセプトライブKen’s Barが10周年を迎えました。
それを記念してKen’s Bar初の映像商品をリリース!!
10周年記念ライブの映像はもちろん、
Ken’s Bar過去ライブ映像をふんだんに収録!!】
Ken Hirai Films Vol.11 Kens Bar 10th Anniversary

★ミュリエルの結婚<デジタル・リマスター版>★
【憧れはABBAの『ダンシング・クイーン』 幸せな結婚をつかみ取ってみせる!】
ミュリエルの結婚

●雑誌付録●
★オノ・ナツメ『COPPERS番外編「108→51」』★
【帰ってきたよ。別冊スペシャルブックレット30P
刑事になる前のキース・シニーズと仲間たち、[いつもと違ったタッチ]で登場。】
COPPERS番外編『108→51』
以上。

人生初の出待ち体験。

生まれてからずっと大阪で暮らしていながら、【お笑い】にあまり興味がなく。
以前の職場で出逢った女子友達Sちゃんのお笑い好きの影響で、
ぼちぼちと関心を持つようになった。
そんな中で、僕的にいちばん好きなお笑いタレントは
キングコング西野亮廣くん(28)。
西野亮廣西野亮廣②
正直に言えば、もともとはルックスに惹かれたんだけどね。笑
去年の秋に彼が【俳優】として出演していた、
映画版『ホームレス中学生』の演技を観て益々好きになったというのもある。
小池徹平演じる田村裕の兄・田村研一役だったんだけど、
中盤で兄が牛丼屋で弟へ向けて語るシーンの自然な演技に感心したから。
映画を観た前後に、西野くんの漫才(特にTV『M-1グランプリ』)に対する
意気込みと真摯な姿勢に惹かれたというのもあった。
そんなこんなでSちゃんのお誘いで、キングコングがゲスト出演するライブ
『LIVEワラb スマイル1Hフリートークライブ「スマイラリー」』
baseよしもとへ観に行くことに。
キングコング←写真が少し古いけど。笑
MCはスマイル
スマイル
場内は若い女子だらけで少し気後れしたけど、チラホラ男子もいて安心したり。笑
整理番号順の自由席だったので、
運良くいちばん前の左端が空いていたのでその場所をGET!
等身大のキングコングとスマイルを思い存分に見れました♪
西野くんはスリムでピンクのジーンズが似合っていたなぁ。
彼らのトーク自体はめちゃくちゃ面白くて楽しかったんだけど、
あえてどんなライブだったのかはここでは書かないです。
それは西野くんが自身のBLOG【西野公論】で、
『その模様はここでは書かないし、書けない。ライブを観にきてくれた人のお楽しみ。』と
書いてあったから、その言葉に従おうと思ったからです。
それでも何かを書くとすれば、キングコングが漫才の出だしで
必ず披露する『イェイ!イェイ!』の決めポーズを【生】で観れて嬉しかったことと、
彼らの2人の息の良さを感じたこと
(ナンダカンダ言いつつも互いを信頼し合っているなぁ)と、
西野くんの色白で適度に引き締まった綺麗な生足と美尻を見れたことかな。笑
…そしてライブ後(夜11時くらい)は、人生初の出待ちをすることに!
ライブ開始時間が夜9時15分だったこともあって、
それほど出待ちの人数も多くなくて(いい意味で)LUCKY。
Sちゃんの案で、彼が出てきたらすぐに判るようにと
Baseよしもとの階段近くで待機して。
そうしたら、その階段を上ってくる西野くんの声が聞こえてきた!
姿を確認した瞬間、すぐに彼の元へ小走りで駆け寄って。
もう人のことなんてそっちのけになってしまって(笑)、
思い切って『サイン下さい』と事前に用意していたサイン色紙を見せたら、
『あ、はい』という感じに受け取ってくれて、ササッとサインを書いてくれた!
プラス『お名前は?』と聞いてくれて、名前入りで書いてくれた♪
サイン(Elijah撮影)
↑もう、これは家宝のひとつです。
サインを貰った後は、『握手して下さい』と言って握手までして貰えた!
その間、僅か数十秒だったけど夢のようでした。
ホントはもっと声掛けをしたかったのだけど、
好きな人を目の前にすると緊張しちゃって、『もう何も言えねー』状態。笑
西野くんはしっかりと僕の方へ視線を向いてくれていたにも関わらず、
彼の大きな瞳を直視することさえままならず。
それでも本当にカッコよくて爽やかだった!
その後もひとりひとりのファンに、
イヤな顔ひとつせず笑顔で丁寧に対応していたのがとても印象的だった。
一旦、ファンの様子が落ち着いた後、
Sちゃんの粋な計らいで西野くんと貴重な2SHOTを撮影できた!
その間も感じよく対応してくれて、写真を撮り終えた後は
『どうもありがとう』と彼の方から言ってくれて益々胸キュン状態。
(ここでは公開できないけど)その写真の僕の表情は満面の笑みでした♪
その後、女子友達たちに写メール&自慢したことは言うまでもなく…。笑
女子友達のひとりには『サインもしてくれるとは親切…
っていうか(Elijahが)色紙もってるのがスゴイ。』と言われ、
元カレには『…友達みたいに写ってるとこ凄い』と言われちゃいました。あはは。
最後のひとりまできちんと対応している西野くんの姿勢に、
益々ファン想いなところを感じたなぁ。
もし僕自身が彼の立場だったら、10人くらいにサインや写真をOKした後すぐに
『次の約束があるので』とか言ってその場から去ろうとするもん。
ファン・サービスを終えた後は、
後輩のウーイェイよしたかくん(スマイル)&濱家隆一くん(かまいたち)と
一緒になんばの街へ消えていきました。
いつも自分が歩いている道を好きな芸能人が目の前を歩いているなんて、
なんだか不思議な気分だったなぁ。
本当に西野くんは好青年でした。
ちなみに実は僕、西野くんと【生】で逢うのは2回目だったりする。
初めて彼を見たのは5年前くらい前に、
女子友達たちと韓国旅行へ行った際の仁川国際空港内だった。
韓国に着いてすぐに男子トイレへ行ったらキングコングの2人も入ってきて、
僕の真横で片手にビデオカメラを持ちながら小さい方を始めました。
どうやら日帰りか何かで韓国へ行けるかどうかみたいな
TV番組の企画物で自分たちだけで来ている様子。
小さい方をしながら2人とも自分の下半身へビデオカメラを向けて、
『アニョハセヨ』と言っていたのが鮮烈な印象として残っています。笑
実はこの時、僕は彼らのことを全く知らなくて、
『…変な2人組やなぁ』とちょっと怪しんでいました。
…で、入国手続きをするために並んでいた時、周りの日本人や女子友達たちが
『あ!あれ、キングコングや!』って騒いでいてようやく知ったという…。笑
その後も日本円からウォンへ両替えする時に、彼らは僕の目の前に並んでいました。
もちろん、それからは別行動です。笑
あれから5年くらい経って。
まさか僕が西野くんにこれだけハマるなんて想像もしなかった。
正直、今回のライブ後にSちゃんが出待ちをすると言っていた時は、
事前にきちんとサイン色紙を用意しつつも(笑)
本当に西野くんと逢えるのか半信半疑だった。
でも本当に待った甲斐があったなぁ!Sちゃんに感謝です。
そして西野くん、本当にどうもありがとう!!!
今年がラストチャンスとなる『M-1グランプリ』で、
優勝できることを今から祈っています!
…それにしても出待ちってクセになりそう。
だって3大特典(①サイン②握手③写真)がGETできる可能性が高いんだもん♪笑

ダーレン・アロノフスキー×レスラー。

レスラー
『レスラー』(2008)
ダーレン・アロノフスキーは長編デビュー作『π』(1997)から
追いかけている監督のひとり。
2作目の『レクイエム・フォー・ドリーム』(2000)は生涯のBESTに入るくらい好き。
πレクイエム・フォー・ドリーム②
4作目となる今回は題材とキャストに惹かれるものがなかったので
映画館で観るのをスルーしようと思っていたんだけど、
既に観ている人たちの評価が高かったこともあってやっぱり観に行くことにした。
アロノフスキー監督の作風はかなり独創的なので、
観るにはある程度の覚悟とエネルギーが要る。
それは一貫して【死】と隣り合わせの描写になっているせいもあると思う。
『レスラー』もそうで予想通り、明るさのない作品だった。
ただ今回はこれまでの中で、いちばんシンプルで解りやすいストーリーだったと思う。
僕自身はスポーツが得意ではなく、むしろキライだったりする。
その流れでスポーツ観戦にも全く興味が湧かない。
特に格闘技系はいちばん苦手だったりする。
それは確実に痛みが伴うプレイを直視することが生理的に耐えられないから。
なので、この作品で描かれるレスラー同士の対決シーンに、
何度も歯を食いしばり目を覆いたくなりながらもどうにか観ていた。
今回、この作品を観て興味深かったことがある。
それはレスラー同士がリスペクトし合っていたり、
悪役の人が実は礼儀正しくいい人だったり。
試合前やリング上で使用する武器や技の打ち合わせをしていたり。
レフェリーも協力的な仲間のひとりなんだろうと感じる場面があったりしたこと。
…その光景にリング上の対決は単なる身体と身体のぶつかり合いではなく、
人間の情と情のぶつかり合いなのだと感じた。
互いの存在を認め合った上で成り立つものというか。
ランディ・ロビンソン役のミッキー・ロークの演技は想像以上に素晴らしかった。
キャラクターを超越して、見事なくらい一体化していた。
実はあまり彼のことが得意ではなかったんだけど、
この役に関してはアカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞しても
おかしくないほどのパフォーマンスだった。
もうミッキー・ロークにしか演じることが出来なかったんじゃないかとさえ思わされた。
『俺にとっては外の現実の方が辛い』と言うランディの台詞が印象に残る。
かつて一世を風靡した人間が一般の職業に就くほど辛いものはないだろう。
これまで何十年も当たり前のように立っていたリングから一度遠ざかることで、
ようやく自分の本当の居場所と必然性を見出せたのだろう。
クライマックスの試合。心配と痛々しさで観ていられないはずなのに、
ランディの魂の叫びとただならぬ覚悟が伝わってきて、
気づけば食い入るように彼を見つめ涙が溢れていた。
会場のオーディエンスが絶叫しながら応援する気持ちを初めて理解できた気がする。
余計な表現が一切ないラストシーンに、アロノフスキー監督の潔さを感じた。
崇高さえ感じてしまう、とても強く心に刻まれる秀逸なラストカットだった。
エンドロールに流れるブルース・スプリングスティーンの曲も見事なくらいハマる。
…僕の中で格闘技に対する見方が少し変わったような気がした。
それはリングにすべてを賭ける男の熱い生き様を確かに感じ取ったからだと言える。
レスラー
満足度:★★★☆

悲しみよ こんにちは。

サガン -悲しみよ こんにちは-
『サガン -悲しみよ こんにちは-』(2008)
フランスを代表する作家フランソワーズ・サガン(1935-2004)の伝記映画。
ふと彼女の人生を知りたくなったので観に行くことにした。
随分昔の人だと思っていたら、つい数年前に亡くなったことを知る。
僕は彼女の【サガン】という名前と、
デビュー作である『悲しみよ こんにちは』のタイトルしか知らなかった。
もちろん、小説と映画版は観たことがない。
サガンは驚くほどの強運の持ち主であり、
ずっと誰かに守られて生きてきたような一生だった。
愛を信じたいが、必ず終わりが来るとどこか冷めた目で見ている。
孤独を恐怖のように感じ、常に誰かと一緒に居ようとする。
でも、唯一のひとり息子とは逢おうとしなかった。
彼女は与えることが苦手で与えられることに生きる悦びを見出しているように映った。
結果的にいちばん遠ざけていたはずのお金によって、
それが可能となっていたのであれば何とも皮肉なことだ。
幼少の頃からお金に苦労をしたことのない人間は、
こういう破天荒な遣い方をするものなのだろうか。
誰かが彼女のお金をきちんと管理することは出来なかったのだろうか。
生死を彷徨った交通事故さえなければ
薬浸けの一生になることもなかったのだろうか。
…サガンの人生にエディット・ピアフの生き様がオーバーラップした。
エディットも晩年は金銭面で苦労していたし、
最期は自分の最も愛する人が傍には居なかった。
自動車事故による薬の依存症も同じだ。
違いは、恋愛模様だろうか。
サガンの恋愛はいろんな意味で自由奔放だった。
劇中では一切、その性的趣向について触れられることはなく
普通の恋愛として描かれていた。
当時、ああも自由に居られるのはさすがフランスと言ったところなのか。
この作品のキャストに関してはとても地味だという印象を受けた。
フランソワーズ・サガンを演じたのはシルヴィ・テステュー。
『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』(2007)では、
ピアフの親友モモーヌ役を演じていた。
今回はボーイッシュでユニセックス的な雰囲気を前面に出しながら、
少し複雑なキャラクターの特徴を巧く掴んで演じていたと思う。
サガンの長きに渡る最愛のパートナーであった、
ペギー・ロッシュ(演じるのはジャンヌ・バリバール)の存在が印象に残る。
出来ることならば、サガンの傍にいつまでも居てあげてほしかった。
サガンの気まぐれに振り回された挙句、
解雇となった秘書的立場の女性が気の毒に思える。
あれほど献身的な思いで支えてきたというのに。
さすがにこのシーンを観た時は、
『才能あるアーティストは何をしても許される立場なのか?』と少し苛立ちを感じた。
やはり才能ある人間は、
平凡な人生では優れた作品を生みだせないものだと知ったような気がする。
サガンの人生そのものが高じていたギャンブルのようであり、
まるでドラマティックかつ波乱万丈な一冊の分厚い本のように感じた。
いつか機会があれば、ジーン・セバーグ主演の
映画版『悲しみよこんにちは』(1957)を見てみたい。
ちなみに僕は小学4年生の頃、
母に美容院へ連れて行かれセシール・カットをしていた記憶があります。
サガン -悲しみよ こんにちは-←日本版ポスターの方が好き。
満足度:★★★☆

不思議の国のアリス。

好きな監督のひとりであるティム・バートンの最新作『Alice in Wonderland』
(2010年3月5日全米公開予定)のスチール写真が遂に解禁!
アリス帽子屋
白の女王
赤の女王トウィードルディー&トウィードルダム
アリス役:ミア・ワシコウスカ。
帽子屋役:ジョニー・デップ。
白の女王役:アン・ハサウェイ。
赤の女王役:ヘレナ・ボナム=カーター。
卵形の2人トウィードルディー&トウィードルダム役:マット・ルーカス。
ほかにも芋虫のキャタピラー役:アラン・リックマン、
怪物ジャバウォック役:クリストファー・リー、ハートのジャック役:クリスピン・グローバー、
チェシャ猫役:スティーブン・フライなどクセ者俳優たちが大挙登場。
僕的には白ウサギ役のマイケル・シーンの写真が早く見たいっ。
それにしてもなかなか毒のある風貌で、これは期待できそう!
ヘレナ・ボナム=カーターの口紅は、しっかりと♡になっているし。笑
Alice in Wonderland⑥
映像の色合いは『チャーリーとチョコレート工場』の世界観を想像させるね。
Alice in Wonderland⑦
↑チラッと真ん中辺りに白ウサギが映っているんだけどなぁ。笑
…今から日本公開が本当に楽しみ♪

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