’08十月ショービズ・リスト。

10月に観たショービズたち。

●映画館●
133★イントゥ・ザ・ワイルド★(アメリカ)
【そして僕は歩いて行く まだ見ぬ自分と出会うために】
イントゥ・ザ・ワイルド
MEMO:TOHOシネマズ梅田
2008.10.2 18:20
ポイント鑑賞0円
単独
点数評価:90点

134★宿命★(韓国)
【背を向けた瞬間 最高の友は、最強の敵となった…】
宿命
MEMO:シネマート心斎橋(日本公開版)
2008.10.6 19:20
メンズデー1000円
単独
点数評価:66点

135★ティム・バートンのナイトメアー・ビフォア・クリスマス/
ディズニー デジタル 3-D★
(アメリカ)
【ディズニー発!面白さが飛び出す!興奮が加速する!
映画を超えたデジタル3-D映像体験!】
ティム・バートンのナイトメアー・ビフォア・クリスマス/ディズニー デジタル 3-D
MEMO:梅田ブルク7(日本語吹替版)
2008.10.7 21:10
特別料金1500円
フッチー
点数評価:70点

136★トウキョウソナタ★(日本=オランダ=香港)
【ボクんち、不協和音。】
トウキョウソナタ
MEMO:梅田ガーデンシネマ
2008.10.9 19:40
会員料金1000円
奈良ちゃん
点数評価:65点

137★ゲット スマート★(アメリカ)
【『世界を救う』って…誰が!?】
ゲット スマート
MEMO:なんばパークスシネマ
2008.10.11 13:20
金券ショップ1100円
奥野
点数評価:72点

138★僕らのミライへ逆回転★(アメリカ)
【はっぴいえんどにリメイク中】
僕らのミライへ逆回転
MEMO:TOHOシネマズ梅田
2008.10.11 17:10
前売り券1500円
reeちゃん
点数評価:68点

139★私がクマにキレた理由(わけ)★(アメリカ)
【こんなお仕事、もうイヤ!
なりたい自分がきっと見つかる。マンハッタンのお仕事探し。】
私がクマにキレた理由(わけ)
MEMO:敷島シネポップ
2008.10.14 20:00
TOHOシネマズデイ1000円
山ちゃん
点数評価:78点

140★わが教え子、ヒトラー★(ドイツ)
【私が見たのは、狂気の独裁者ではない、ひとりの孤独な人間だった──】
わが教え子、ヒトラー
MEMO:シネ・リーブル梅田
2008.10.17 18:35
ハッピーフライデー1000円
単独
点数評価:60点

141★American Teen/アメリカン・ティーン★(アメリカ)
【この瞬間を生きる10代の“リアル”。世代を超えて突き刺さる等身大ドキュメンタリー。】
American Teen/アメリカン・ティーン
MEMO:梅田ブルク7
2008.10.17 21:20
レイトショー1200円
単独
点数評価:78点

142★宮廷画家ゴヤは見た★(アメリカ=スペイン)
【それは、立ち入り禁止の、愛。】
宮廷画家ゴヤは見た
MEMO:敷島シネポップ
2008.10.18 14:50
前売り券1300円
単独
点数評価:75点

143★イーグル・アイ★(アメリカ)
【それは、全てを見ている。】
イーグル・アイ
MEMO:なんばパークスシネマ
2008.10.19 13:00
金券ショップ1100円
奥野
点数評価:79点

144★しあわせのかおり★(日本)
【小上海飯店へ、ようこそ。】
しあわせのかおり
MEMO:なんばパークスシネマ
2008.10.21 18:40
金券ショップ1100円
単独
点数評価:81点

145★P.S.アイラヴユー★(アメリカ)
【まだ“さよなら”は言えないんだ。】
P.S.アイラヴユー
MEMO:TOHOシネマズなんば
2008.10.23 17:50
金券ショップ1250円
フッチー
点数評価:75点

146★愛 サラン★(韓国)
【真実の愛 巨匠クォク・ギョンテクが初恋の女性を守るため、
命を懸ける男を描く究極の純愛ドラマ】
愛 サラン
MEMO:シネマート心斎橋(韓流シネマ・フェスティバル2008 ラブ&ヒューマン)
2008.10.25 10:35
会員割引1600円
単独
点数評価:70点

147★ブーリン家の姉妹★(イギリス=アメリカ)
【愛は、分けられない。
最初に愛されたのは妹メアリー、王妃になったのは姉のアン。
世界を変えた華麗で激しい愛の物語。】
ブーリン家の姉妹
MEMO:①TOHOシネマズなんば
2008.10.25 14:40
ポイント鑑賞0円
渕さん
②TOHOシネマズなんば
2008.10.27 20:00
レイトショー1200円
単独
点数評価:81点

148★ベティの小さな秘密★(フランス)
【私が守ってあげる。】
ベティの小さな秘密
MEMO:テアトル梅田
2008.10.28 18:45
金券ショップ980円
フッチー
点数評価:60点

149★ホームレス中学生★(日本)
【『解散!!』その一言で始まった人生で最高の夏休み。】
ホームレス中学生
MEMO:TOHOシネマズなんば
2008.10.30 18:00
金券ショップ1280円
坂本ちゃん
点数評価:69点

●TV●
24★デス・プルーフ in グラインドハウス★(アメリカ)
【ドレスコードは、スリルとスピード】
デス・プルーフ in グラインドハウス
MEMO:WOWOW
2008.10.5 22:00
単独
五つ星評価:★★★☆

25★ブラック・スネーク・モーン★(アメリカ)
【あなたのハートを監禁する】
ブラック・スネーク・モーン
MEMO:WOWOW
2008.10.12 22:00
単独
五つ星評価:★★★

26★ディスタービア★(アメリカ)
【リセット不能の覗き見ゲーム】
ディスタービア
MEMO:WOWOW
2008.10.18 20:00
単独
五つ星評価:★★★☆

●ライブ●
★RADIOHEAD『JAPAN TOUR 2008』★
RADIOHEAD
MEMO:大阪市中央体育館
2008.10.1 18:30
アリーナ立見9500円
ナカジ
五つ星評価:★★★☆

以上。

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’08十月コレクション・リスト。

10月に購入したコレクションたち。

●CD●
★oasis『Dig Out Your Soul/ディグ・アウト・ユア・ソウル
【初回生産限定盤】』★

【『作りたかったのは「聴く」音楽ではなくて、
「体感」できる音楽だった』byノエル・ギャラガー
ロックに選ばれし男たち、未知なる領域へ】
oasis⑥

★渡辺美里『Dear My Songs ~うたの木~』★
【『My Revolution』『10 years』『サンキュ』『Lovin’ you』
『悲しいボーイフレンド』など、胸を熱くするあの名曲たちが新たな輝きを放つ、
珠玉のセルフカバーアルバム。】
渡辺美里⑧

●漫画●
★きたがわ翔★
『成りあがり 矢沢永吉物語②』(原作:矢沢永吉)
【オレの魂(ソウル)の叫びを聴け!待望のコミック第2弾!!】
成りあがり 矢沢永吉物語②

★小玉ユキ★
『坂道のアポロン②』
【眩しくてほろ苦い、直球青春物語。】
坂道のアポロン②

★吉田秋生★
『海街diary② 真昼の月』
【文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞ほか、数多くのメディアで絶賛!
鎌倉に暮らす家族の哀歓を描く超人気シリーズ、待望の最新刊!】
海街diary② 真昼の月
『海街diary すずちゃんの鎌倉さんぽ』
【月刊flowersで大人気のシリーズ!『海街diary』の住人になれる】
海街diary すずちゃんの鎌倉さんぽ

★やまだないと★
『ビアティチュード BEATITUDE①』
【『ゆめみようか』やまだないと 久しぶりにマンガを描く】
ビアティチュード BEATITUDE①

★井上雄彦★
『リアル⑧』
【再生 既刊累計1000万部突破!!】
REAL⑧

★佐藤秀峰★
『新ブラックジャックによろしく【移植編】⑤』
【この青年は明日のあなたよ…
この腎臓は…明日のあなたの腎臓よ………】
新ブラックジャックによろしく⑤

●DVD●
★ぜんぶ、フィデルのせい★
【子供の目線で描く、激動の70年代】
ぜんぶ、フィデルのせい

★バック・トゥ・ザ・フューチャー DVDコレクターズBOX 【初回生産限定】★
【ユニバーサル映画を代表する超強力シリーズがお求め易い価格で登場!!
4時間を超える貴重映像満載!!】
バック・トゥ・ザ・フューチャー
Special Thanks:彼氏

以上。

BEAUTIFUL SISTERS.

The Other Boleyn Girl
『ブーリン家の姉妹』(2008)
昔からこういう歴史物が大好きだった…特に英国物!
そんな訳で僕にとって、この秋いちばんの期待作でした。
かつて映画化にもなった『1000日のアン』で有名なアン・ブーリン。
その後のイングランドの歴史を大きく変えるきっかけとなった彼女と、その妹メアリー。
時代に翻弄されたブーリン姉妹の愛憎を描いた英国コスチューム劇。
史実とは微妙に設定が違うようなので、フィクションと思って観た方がいいかもしれない。
映画としては重厚な文芸作品というよりかは、やや娯楽映画寄りの作りだった。
ストーリー展開は、スピーディーでスリリング。
この辺りの雰囲気はアンの娘を描いた『エリザベス』に
通ずるものがあったような気がする。
すべて英国で撮影されたロケーションや色彩鮮やかな衣装は本当に美しかった。
特にブーリン家の頭文字【B】が装飾されたアンのネックレスが印象的。
外の風景が歪んで見える室内の窓ガラスも作品の意図を象徴しているように思えた。
父トーマス・ブーリン卿、叔父トーマス・ハワード、姉アンは強かで野心家。
母レディ・エリザベス、妹メアリー、弟ジョージは人間的な慎ましい生活を望んでいた…。
姉アンを演じたナタリー・ポートマン。
本来ならば英国出身のキーラ・ナイトレイが演じていてもおかしくない役どころ。
美しさを通り越して中盤からは魔性の女、
終盤は狂気じみたエキセントリックさが怖かった。
恐らく、その心中は誰にも理解できないほどの人生だったのだろう。
その辺りの心の変化や起伏の激しさを、
ナタリーはこれまで以上の演技力で感情表現していた。
彼女をいちばん美しいと思えたのは、王妃になった瞬間のシーンでした。
妹メアリーを演じたスカーレット・ヨハンソン。
姉とは対照的に貞淑で穏やかな性格。
当時の女性に最も多かったであろう受け身的女性だった。
スカーレットがこういうしっとりとした女性像も演じられることを改めて再確認できた。
僕的には『ゴーストワールド』を始めとする、こういう控え目な役柄の彼女の方が好きだ。
世間一般的には彼女に妖艶な小悪魔っぽいものを求めがちだけど…。
衣装も姉妹の性格を表すかのように姉はCOOL系、妹は暖色系の色調だった。
ナタリー&スカーレットの相性の良さが伝わってくる作品でもありました。
とにかく2人のファンは必見のパフォーマンス!
イングランド国王ヘンリー8世を演じたエリック・バナ。
やはり彼にはこういうクラシックな史劇がとても良く似合う。
男臭い容貌に、王としての風格と存在感が滲み出ていた。
性格的には傍若無人にしか映らなかったけれど、
彼は彼で【男】という世継ぎを遺さなければならないというプレッシャーがあったのだろう。
そのほかにも、新旧の英国男優の共演も見どころのひとつだった。
僕的に注目したのはアンと極秘結婚をした、
ヘンリー・パーシー役のオリヴァー・コールマン。
『つぐない』のあの憎きマーシャル夫妻も出演していました。
いかにこの時代に生まれた女性が子どもを産むため:家系を繁栄させるための
【道具】として扱われていたのかが解る。
アンはフランス宮廷生活を経験していたせいもあるのか、
当時の女性としては発想や行動が進歩的すぎたのだろう。
クライマックスの断頭台のシーンは、
史実を知っていたにせよ余りにもショッキングだった。
『高望みしすぎよ』…前半でメアリーがアンに告げる、
この台詞が最後まで活きているように思えた。
人は謙虚さを忘れてはいけないのだ。
この作品でいちばんの悪しき存在だったのはヘンリー8世とブーリン卿以上に、
一族の繁栄と名誉の欲に走り、ブーリン家を利用した叔父だと思う!
そう。この時代のすべての元凶は【男】なんだと言える。
穏やかなオープニングとエンディングの3人の子どもの対比が切なさを誘う。
…運命とはなんて皮肉なものなのだろう。
唯一、作品に対して難を言えば、
ブーリン姉妹を取り巻く周りの人物描写の説明が足りず、
解りづらい箇所があるということ。
その理由は後半の展開が駆け足すぎたせいもあると思う。
The Duchess
次に期待する英国歴史物は英米公開中の
キーラ・ナイトレイ&レイフ・ファインズ主演の『The Duchess』
18世紀に実在したデボンシャー公爵夫人ことジョージアナ・スペンサーの伝記物。
そう、彼女はあの故ダイアナ元妃の祖先なのです。
満足度:★★★★☆

幸福的馨香。

しあわせのかおりP.S.アイラヴユー愛 サラン
a.『しあわせのかおり』(2008)
石川県金沢にある小さな中国料理店を舞台に描く物語。
(いい意味で)東映が製作したとは思えないほど丁寧な仕上がりで心温まる作品だった。
映画全体から優しさが伝わってきて、気づけば涙が溢れていました。
多くを語らず、恩義せがましくもなく、泣かせようと作っていない姿勢も良かった。
ひと言で表すなら、『心の篭った上質な映画』。
映し出される料理が本当に美味しそうで、どれもこれも食したくなる!
実際に存在するのであれば、【小上海料理店】へ行きたくなりました。
今度、中国料理を食べに行った時には紹興酒を飲んでみようかなぁ。
うん。料理の描写に関しても、『かもめ食堂』に引けを取らない美しさ!
中谷美紀&藤竜也の安定した演技と料理を作っている手捌きは本当に素晴らしかった。
きちんと役作りをしていることが伝わってきたし、
料理を懸命に作っている所作や佇まいは光輝いていたなぁ。
特に藤竜也の歳の重ね方は素敵だなと思いました。
あえて【人情物】としてカテゴライズするならば、
僕は松竹の『おくりびと』よりこっちの方が断然に好き。
余韻を残す静かなラストシーンも印象的だったなぁ。
ひとりで観るにはどこか勿体なく思えた作品だったので、
親しい友人と一緒に観たかったな。
タイトルの『しあわせのかおり』
それは人それぞれだろうけど、僕にとっては彼氏がただ傍に居てくれる時の匂いかなぁ。
満足度:★★★★☆
b.『P.S.アイラヴユー』(2007)
タイトルが出るまでの冒頭10分間。
ヒラリー・スワンク&ジェラルド・バトラー演じる夫婦の熱々ぶりに、
観ているこっちが恥ずかしくなってしまった。
だって、めちゃくちゃロマンティックなんだもん!笑
映画の中でいちばん印象に残ったのも、実はこのシーンだったりする。
その直後のオープニング・クレジットもとても可愛いかった。
ひとつひとつの写真からN.Y.の街並みや登場人物の人柄が
想像できる趣向になっていてお洒落でした。
とにかく!この作品の最大の魅力はジェラルド・バトラー
役名もニックネームそのままジェリーで♪
思っていたより出番が少なかったけど、もう本当にカッコよくてステキだった!
その男前ぶりと笑顔に僕の心はトロけてしまいました。
もちろんマッチョな身体も維持していて、相変わらずの男臭さにキャアキャアキャア☆
『オペラ座の怪人』以来の歌声も披露してくれて、ファンには嬉しいことだらけ♪
日本では先に公開された『幸せの1ページ』の冴えない姿が嘘のようでした。
あの作品は彼のフィルモグラフィーから抹消すべき!苦笑
ホリー役のヒラリー・スワンク。決して演技は悪くなかったけど、
やっぱり彼女のイメージは【強い女性】。
なので、この役に必要だと思える柔らか味が欠けていたような…。
じゃあ誰がこの役に合っているかって!?
ふと浮かんだのが(少し前の時代なら)サンドラ・ブロック。
今だとシャーリーズ・セロン辺りかな!?
ストーリー的には夫婦の関係性より、
ホリーを支える友人たちと家族の存在が印象的だった。
サブキャラのキャスティングも絶妙でGOOD!
特に僕はホリーと親友の関係にグッときてしまいました。
相手の不満に思える部分もきちんと言い合える仲。
それを言い合ったことで仲がこじれる訳じゃなく、その場ですぐに仲直りできる。
その信頼関係こそが【本当の友達】なんだと思えました。
この映画を観て学んだこと。
まず気になる初対面の人には…①シングル?②GAY?③職業を確認すること。
…キスの相性も!笑
クライマックスのキスのエピソードは『幸せになるための27のドレス』を思い出したり。
そうそう。映画のラストで判明する10通の手紙の協力者。
僕は前半でその人を当てていました…うーん、作品の魅力が半減。苦笑
満足度:★★★☆
c.『愛 サラン』(2007)
監督は男臭い作品を手掛けることが多いクァク・キョンテク。
もともとは韓国俳優でいちばん好きなイ・ジョンジェの企画だったのかな?と思った。
ジョンジェ氏が彼と『タイフーン TYPHOON』でコラボレーションした直後に、
次作でも組むと言っていた記憶があるので。
韓国映画特有の相変わらず哀しく切ないストーリーだった。
誰も亡くならないHAPPY ENDな韓国映画に出逢いたいものだ。苦笑
劇中の台詞で主人公が言うように、
正しく『人の縁なんてクソ食らえ』と思わずにはいられない展開でした。
でも、『宿命』よりは全然観やすかったな。
今回のお目当ては大好きなチュ・ジンモ。
どちらかと言えばソフトなイメージがあるので、
こういう男っぽい役も演じることが出来るんだと驚かされた。
とにかく!めちゃくちゃカッコよかった!
どこまでも純粋で優しい青年を上手く演じていたと思う。
体格も見違えるほど、鍛え直していたし。←ここ、重要。笑
冒頭に出ていたサンウ役のイム・ソンギュも、
出番は少ないながら魅力溢れる俳優だった。
キム・ミンジョンがこれまでのイメージを覆すような悪役で出ていて、かなり驚いた!
最初は似ている俳優だなと思っていて、顔がアップになった瞬間に気づいたくらい。
ちなみにジンモの次回作『双花店(原題)』は朝鮮王朝時代を舞台に描かれる同姓愛物。
ジンモが王、相手役のチョ・インソンが
彼に寵愛を受ける護衛武士を演じるので今から楽しみ♪
もう韓国映画は内容よりも、俳優の魅力を堪能することが前提になりつつあります。笑
満足度:★★★☆

等身大の“リアル”とドリームワークスの“秘蔵っ子”。

わが教え子、ヒトラーAmerican Teen/アメリカン・ティーン②
宮廷画家ゴヤは見た②イーグル・アイ
a.『わが教え子、ヒトラー』(2007)
第二次世界大戦下、敗北間近のドイツで
ヒトラー総統にスピーチ指導をすることになったひとりのユダヤ人。
それはとても奇妙な作品だった。
扱うテーマがテーマなだけに笑っていいものなのか、かなり戸惑ってしまったからだ。
中盤過ぎた辺りから、ようやく『これは風刺コメディなんだ』と気づく。
冒頭からあの有名な敬礼『ハイル・ヒトラー!』が、
やたらと連呼されていて可笑しかったんだけどね。
でも場内の観客ほとんどの人が笑ってなかった。
やっぱり不謹慎だと思ってしまう向きがあるのかもしれないね。
とにかく!あんな不安神経症的なヒトラーは見たことがない。
なんかね、だんだん可愛く思えてくるんだよね。
観る前までは実話だと思い込んでいたけど、それはありえないと確信。
国家の汚点であるヒトラーをこんな風に描ける時代になった、
ドイツ映画界の度量の広さに驚かされるものが!
日本ではとても真似できないと思う。
しかも監督のダニー・レヴィはユダヤ人だし!
実はその辺りも興味深いものがあったり。
この作品は、観る人の立ち位置で評価が大きく分かれると言える。
ちなみに僕は今ひとつ、この作品の流れにノリきることは出来ませんでした。
それでも『善き人のためのソナタ』のウルリッヒ・ミューエの遺作を、
スクリーンで観ることができて良かったです。
彼の役柄と同一化した自然な演技はここでも素晴らしかった。
来月は【第15回大阪ヨーロッパ映画祭】が開催される。
ドイツ映画の本命『ザ・ウェーブ』の上映が今から楽しみ!
ある高校で実際に起きたファシズムをテーマにした課外授業が巻き起こす問題作。
これとは別に、大好きなフランス俳優ブノワ・マジメルの
来日ディスカッション&サイン会もある予定なので益々楽しみ!
無事、チケットもGETできたし…ワクワク♪
満足度:★★☆
b.『American Teen/アメリカン・ティーン』(2008)
↑のポスターからも連想できるように、
『ブレックファスト・クラブ』を彷彿させるような青春映画。
舞台は米国インディアナ州ワルシャワのハイスクール。
そこに通う悩める17歳の5人の学生生活最後の1年間に
スポットを当てたドキュメンタリー映画でもあります。
もともとドキュメンタリー映画は苦手分野なんだけど、
監督のナネット・バーンスタインの前作『くたばれ!ハリウッド』が
これまでのドキュメンタリー映画とは
一線を画していて面白かったから興味が出てきたのもあって。
正直“ヤラせ”ぽく思える箇所もあるんだけど
等身大のリアルさがあって予想以上に良かったです。
ちょっとTVバラエティ『あいのり』ぽくて、
観ているこっちが恥ずかしくなる時もあったけど。←特に10代特有の色恋ネタ。笑
作品的にはきちんと起承転結があって、
商業映画としても十分に楽しめる要素がありました。
僕がいちばん好感を持てたキャラクターは、
自分に自信が持てない【オタク】のジェイク・トゥッシー。
人の痛みが解るであろう彼だからこそ、
絶対に磨けば光る素質を持っていると思うんだけどなぁ。
逆にイラッときたキャラは【女王様】のメーガン・クリズマティック。
父親の教育の仕方もどうかと感じたし、心底、最悪な性格の人物だと思ってしまった。
【学校】…通っている間はそこが人生のすべてだと思いがちになってしまうけど、
社会に出ればそんなことは一切関係なくて。
プロムキング&クィーンであろうとなかろうと。
この辺りは最近、見直した『25年目のキス』のクライマックスでも、
ドリュー・バリモア演じるジョジーが熱弁していたなぁ。
これからも益々自分を模索していくであろう彼ら5人に、
少しでも多くのHAPPINESSが待っていることを願いつつ、
確かな人生を歩んでほしいと思えました。
ちなみにこの映画のパンフレットの販売があるかどうかを、
事前に電話で映画館へ確認していたんだけど。笑
観終わった後、念のためにもう一度聞いてみたら、
『アンケートに答えて貰えたらプレゼントします』と言われて。
抽選で当たるんだと思い、素直に書いてみたら…
なんと!その場で非売品のプレスシートを貰えちゃいました。
好きな作品にもなったし、ちょっと得した気分で嬉しかったな♪
…コレクター魂丸出しで食いついてみるもんだ。笑
満足度:★★★★
c.『宮廷画家ゴヤは見た』(2006)
無宗教の僕からすれば、異端審問を執り行ったカトリック教会と
ナポレオン政府の言い争いはどっちもどっちだったと思う。
ただ全く罪のない人々を無差別に殺害したり、
拷問にかけ長期間に渡り監禁するやり方は非人道的で許せなかった。
神父ロレンソ役のハビエル・バルデム。
僕的には『ノーカントリー』の悪役より、今回の役柄の方が卑劣で精神的に怖かった。
アントン・シガーの行動は、まだ筋が通っていたから。
二役を演じたナタリー・ポートマン。
観てるこっちが痛々しく思えるほど、迫真のある汚れ役を確かな演技力で魅せてくれた。
特に口元の演技が印象に残ったり。
タイトルロールのゴヤ役のステラン・スカルスゲルド。
彼がどうしてもコリン・ファースに見えて、仕方がなかった。笑
ソウル・ゼインツ製作&ミロス・フォアマン監督と知ると、
否応なしに重厚な仕上がりを期待してしまう。
この作品は見事にそれに応えてくれていた。
いちばんゾクゾクした場面は、目には目を歯には歯を的に、
ロレンソがイネスの家族に逆尋問をされるところだった。
人の痛みは自分が経験してこそ理解できるものであるし、
神が苦痛から救ってくれる訳でもない。
改めて、信者にとっての『信仰心とは何ぞや!?』と思わされた。
人はいつから純粋さを失い、欲へ走るようになるのか…。
満足度:★★★☆
d.『イーグル・アイ』(2008)
期待していた以上に楽しめる作品だった。
いわゆる巻き込まれ型サスペンス・アクション。
ちょっとアルフレッド・ヒッチコック監督的要素を感じたり、
『エネミー・オブ・アメリカ』を思い出しました。
とにかく!予告編で詳細を見せなかったのが正解だったと思う。
シャイア・ラブーフの意外な設定。
伏線が後に活きていくストーリー展開。
テンポも良くて、疑問だらけの事件に巻き込まれて動揺する主人公たちと同様に、
観ている僕らもハラハラドキドキしてしまう。
いちばんの見どころは、冒頭とクライマックスでのカーチェイス・シーン!
目が追いつかないほどのスピード描写にクギづけ。
シャイア・ラブーフ。正直、これまではどこが良くて(失礼!)、
こんなにもスティーブン・スピルバーグに重宝される人物なのか疑問だったんだけど、
この作品と直前に見た『ディスタービア』で、ようやく彼の魅力に気づいた。
どこか寂しげで物憂いな表情と目が凄くいいんだよね。
特に今回の不精ヒゲはとても似合っていたし、僕の中でかなりのマストアイテム♪
もうこれで完全に、『チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル』と
『コンスタンティン』のお子様印象は払拭できました。笑
最近この手のジャンルは、普通の青年が主人公になることが増えたと思う。
テーマも対テロリストな物が多いし。
それだけ今の米国社会が【映画】の内容にまで酷似してきたんだろう。
欲を言えば、映画的にはラスト一歩手前で終わってほしかった気がする。
その方がカタルシスを感じられたのにな。
やっぱり従来のハリウッド・エンディングで終わってしまうものなんだと実感。
ずばり!いちばん不安視していた宇宙物のオチじゃなくて良かったけど。
あ。MASAKO TOURの内容が気になります。笑
満足度:★★★★

ティファニーで子育てを、そして急逝。

ゲット スマート②僕らのミライへ逆回転私がクマにキレた理由(わけ)
a.『ゲット スマート』(2008)
『リトル・ミス・サンシャイン』を観て以来、スティーブ・カレルが好き。
その彼の最新主演作が日本でも無事、公開@『エバン・オールマイティ』事件。苦笑
予告編の面白さにかなり期待していたんだけど、
クスクス笑える程度で、突き抜ける面白さはなかったな。
解りやすく言えば、『裸の銃(ガン)を持つ男』シリーズを観ているような感覚。
笑いのセンスがアメリカン・ギャグ的で、完全にはノリきれない。
ほとんどの笑えるシーンを、事前に予告編で見ていたのも痛かった。
元ネタが往年のTVシリーズ『それ行けスマート』のリメイクなだけに、
少しレトロなテイストなのかもしれないけど。
スティーブとアラン・アーキンの再共演がとにかく嬉しかった!
今回も【チーム】として協力し合っていたので、思わずニンマリ。
スティーブとアン・ハサウェイのコンビもなかなか息がピッタリ。
アンは本当に艶のある色気が出てきたなぁ。
作品中、いちばん笑えたのはモスクワのパーティーでのダンス対抗シーン。
やっぱりスティーブの笑いのセンスと低めの声が魅力的!
彼がエージェントのメンバーに選ばれた時の
【卓上型音声バリア】を使って声を張り上げるシーンも最高に面白かったな。
あ。自分の身を守るために、相手にキスをするのも悪くないなと学べました。笑
満足度:★★★☆
b.『僕らのミライへ逆回転』(2008)
ミシェル・ゴンドリー監督らしい手作り感ある優しい作品だった。
彼の【映画】というものに対する愛情が伝わってきた気がする。
それくらい、映画フリークにはタマらない要素があった。
有名映画のセルフ・リメイク(パロディ)はもちろん、
ラストシーンはあの『ニュー・シネマ・パラダイス』を彷彿させる。
ただ僕的には物語の構成が今ひとつだった。
もともとコメディ色の強い作品だと思っていたせいもあるけれど、
コメディからヒューマン・ドラマへの流れが上手くいってないように映ったからだ。
前半のSFチックでシュールなワクワク感や
ユーモア溢れるノリは良かったんだけどなぁ。
ジャック・ブラックのテンションの高さは相変わらず。
時に過剰に思えるけれど(笑)、ノリノリの演技で観客を笑わせてくれる。
振り返ればこの作品が古きよき時代:物の大切さやマイノリティの共存、
下町に住む人々との交流を描いているものだと気づく。
その辺りの描写にソウルを感じさせるものがあったけれど、
僕にはなにか物足りない印象が残りました。
満足度:★★★
c.『私がクマにキレた理由(わけ)』(2007)
この邦題は作品のテーマを考えると的外れだと思う。
原題直訳の『ナニーの日記』か、
原作小説の邦題『ティファニーで子育てを』の方が良かった気がする。
N.Y.のマンハッタン、アッパーイーストを舞台に繰り広げられる、
ナニー(子守)の目線から見た上流社会の子育て奮闘記。
こういう等身大のキャラクターを演じるスカーレット・ヨハンソンが好き!
とびきりCUTEだったなぁ。
彼女のボーイフレンド役がお目当ての大好きなクリス・エヴァンス。
今回の役柄は正統派のお坊ちゃん。
爽やかでカッコいいし、エレベーターの中で魅せるとびきりの笑顔に
メロメロになってしまいました。笑
ストーリー自体は主人公アニーの心の成長を同時に描いていて、
観終わった後は心温まる感じでした。
そうだなぁ…ちょっと『プラダを着た悪魔』とテイストが似ているかもしれない。
案外、根底に流れるものは『メリー・ポピンズ』だったりして。
不満をあげるとしたら、ローラ・リニー演じるミセスXの改心のくだり。
もう少し丁寧に描いていれば、もっと説得力が出たと思うと残念だったな。
ローラ・リニーの演技は文句のつけようがないくらい完璧だったけど!
お金。無ければ生活できないし、あればそれはそれで心が寂しくなるみたいだし…。
もしかすると中流階級がいちばん幸せなのかもしれないなぁ…と感じたり。
やっぱり子育ては親の愛情があってこそだよね!
もちろん愛情過多になると、それはそれで問題だけど。
そう!何事も子を思いやる:受け入れる気持ちがいちばん大事なんだと思う。
N.Y.の街並みがお洒落で、僕らをセレブ的な気持ちにさせてくれる。
夜遅く。閉まったメトロポリタン美術館の外階段で、
ピザを頬張るアニー&ハーヴァードはとても絵になっていたなぁ♪
満足度:★★★★

アンティークとラヴァーズ・イン・ジャパン。

西洋骨董洋菓子店①西洋骨董洋菓子店②
西洋骨董洋菓子店③西洋骨董洋菓子店④
a.『西洋骨董洋菓子店』全4巻
本棚に並べたままで一度も読んだことのないよしながふみの作品たち。
その中から彼女の代表作をようやく読んでみることに。
実はコレクションしていたものの、ちょっと絵が苦手だったのです。汗
でも実際に読んでみると全然大丈夫だったし、
その作品の面白さにすっかりハマってしまいました。
世間で評価されるのも納得。
とにかく!物語の構成力が素晴らしい。
あちこちに張り巡らされた伏線。
登場人物の関係も含めて、それが繋がっていく時のワクワクドキドキ感。
前半は和気あいあいのコメディ風に、
後半はある事件の真相:心の闇を追究したシリアス調に描いていく。
その描き方は決して押しつけがましくなく、自然な流れ。
よしなが氏の卓越した情報力にも驚かされた。
スイーツのひとつひとつを、ここまで徹底的に調べ上げるなんて!
描かれるスイーツはどれもこれも本当に美味しそうだったな。
4人の男性キャラ(橘圭一郎、小野裕介、神田ケンジ、小早川千影)の
個性溢れる描写も魅力的!
下手に女性との恋愛エピソードにならないところにも好感が持てた。
このメンバーの中で誰かを選ぶとしたら…
やっぱり【魔性のGAY】パティシエの小野さんかなぁ…うーん、悩む!笑
この漫画…2001年には滝沢秀明主演でTVドラマ化。
今年の夏にはTVアニメ化になっていました。
そして11月には韓国で実写映画として劇場公開されます。
アンティーク-西洋骨董洋菓子店←日本ではショウゲートが配給権を獲得したみたい♪
…次は『フラワー・オブ・ライフ』を読んでみようかなぁ☆
満足度:★★★★☆

b.COLDPLAY
コールドプレイ⑱←クリスの髪が短くなってる!
大ヒット4thアルバム『美しき生命』からの3rdEPが、
『ラヴァーズ・イン・ジャパン』になった模様。
11月10日にはデジタルEP『ロスト!』(全4Ver.)が全世界同時配信。
11月19日には日本先行でEP『Proskept's March』がリリース。
気になるトラッキング・リストは…。
①Life In Technicolor II②Postcards From Far Away③Glass Of Water
④Rainy Day⑤Prospekts March / Poppyfields⑥Lost+
⑦Lovers In Japan(Osaka Sun Mix)
⑧Now My Feet Won't Touch The Ground
新曲6曲を含む、全8曲入り。
もしかするとデジタル先行配信で、CDは09年1月にリリースかも。
そして約束通り、遂に……。
09年2月単独来日公演決定!!
ワールド・ツアー『VIVA LA VIDA』の一環。 
関西は2月14日&15日の神戸ワールド記念ホールのみ!
是が非でもチケットをGETせねば!!
…更なる詳細発表が超楽しみっ。

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