’08年を締め括る映画。

BOY Aラースと、その彼女
※ネタバレに敏感な人は注意!※
a.『BOY A』(2007)
10代の頃にある事件を起こし有罪となり、
その刑期を終え名前を変えて社会復帰したひとりの20代の青年を描く物語。
この作品はどういう視点で観るのかで感想が大きく変わると思った。
もし自分が被害者の家族や友達だったら?
僕はこれまでこういう事件を起こした未成年の加害者に対しては、
思いきり嫌悪する目で見てしまう自分がいた。
でも今回の主人公である【BOY A】=ジャックの姿を見ていたら、
赦せてしまう自分が確かにそこにいた。
けれど、もし自分の友達の過去がジャックと同じだったら?
果たして偏見や差別意識を持たず、普通に接することが出来るのだろうか?
物語を追いかけながら、頭の中でいろんな思いが過ぎっていた。
全体的な雰囲気はそれこそケン・ローチ監督の世界観に似ていた。
余分なものが一切ないジョン・クローリー監督の演出。
だからこそ心に染み渡るものがあるんだろう、と。
ジャックを演じた英国の新星アンドリュー・ガーフィールドの
確かな演技力は本当に素晴らしかった。
ジャックを支えるソーシャルワーカーであるテリー(ピーター・ミュラン)の存在。
今回気づいたことは、担当するソーシャルワーカーは自分の私生活の身辺がある程度、
整っている人の方が適任だということ。
自分の息子と向き合えていない人が、
果たして真の意味でジャックを支えることができたのだろうか?
今回この作品を観たことで、初めて加害者側の立場になって物事を観れた気がする。
当たり前のように普通に生活できることが、どれほど幸せなことなんだろう。
心から反省し、更生しようとするジャックの姿は限りなく切ないものがあった。
【過去よりも未来】…この言葉に尽きると思った。
ラストシーンでのジャック。どうか踏み止まって生きていてほしい。
満足度:★★★☆
b.『ラースと、その彼女』(2007)
正にキャッチコピー通りの【リアルファンタジー】映画。
この作品は観た時の自分の心境がそのまま感想に反映されるなと思った。
自分の心に余裕があれば優しく受け止められるだろうけど、
余裕がなければ、『こんな展開ありえない!こんな優しい人たちなんか居ない!』と
冷めた目で観てしまうと言えるから。
とにかく!主人公ラース・リンドストロムを演じた、
ライアン・ゴズリングの演技が素晴らしい!
心になんとも言い難い不安を抱えたラースの心情を見事に表現していました。
渋い歌声まで披露してくれて、とても魅力的だったなぁ。
ファンになりそうな勢いです。
特に職場の同僚であるマーゴ(ケリ・ガーナー)が可愛がっている、
テディベアを人工呼吸するシーンには思わず胸がキュンとなりました。
こういう優しさがある男性って好きだなぁ。
ラースの仕草もいちいち可愛くて、女性に対する想いも一途だし…
ピンクの柄入りセーターも最高に似合っていてGOODでした。
柄入りのセーターも着こなし方によってはお洒落だなと参考になりました。
ラースの兄夫婦の存在も良かった。
特に義理の姉カリン(エミリー・モーティマー)の
彼に対する無償の愛に近い接し方には感嘆させられました。
彼女自身も身重の身でありながら、ここまでラースに優しくできるなんて…
見習わないといけないなと痛感しました。
僕的には以前から注目している、
ポール・シュナイダー(兄のガス役)を観れたことも嬉しかったです。
彼が冒頭でラースの彼女であるビアンカを見て驚く姿には笑わせてもらいました。
ダグマー・バーマン医師(パトリシア・クラークソン)の存在も素敵だった。
本来、心の病:問題を抱える患者さんに対して、
医師は彼女のように接するべきじゃないかなと思えました。
ああいう風に町全体でラースの心を癒していくスタイルも
実際に実行するにはとても難しいことだろうけど、とても素晴らしいことだなと感じました。
相手と同じ目線になることも大事だなぁ…と。
それにしても、ラースが愛するビアンカはアンジェリーナ・ジョリーに似ていたなぁ。笑
原題と邦題の【The Real Girl / その彼女】とは結局のところ、
そのビアンカのことを表していたんじゃなかったんだね。
振り返ればこの作品はラースがトラウマを克服して、
現実と向き合うまでの心の成長期を描くものだったな。
僕の2008年映画鑑賞の最後を締め括るに相応しい、
心を穏やかに温かくさせてくれるスウィートな作品でもありました。
最後に、印象に残った台詞を。
『人が一番好きな単語は自分の名前なんだって。
だから、名前を沢山呼んであげてごらん。
そうすれば、みんな幸せな気持ちになるはずだよ。』

満足度:★★★★

…以上、僕の2008年映画鑑賞記録はこれにて完結です。
※次回!【2008年年間ベストテン】発表。乞う御期待!

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それは、僕だけのメルヴィル・ロマンス。

ブロークン・イングリッシュブロークン・イングリッシュ②ブロークン・イングリッシュ
『ブロークン・イングリッシュ』(2007)
※ネタバレに敏感な人は注意!※
08年12月の大本命の恋愛映画をロマンティックなX’masの夜に観た。
お目当てはフランス俳優メルヴィル・プポー(35)。
でも予告編から想像していたようなロマンティックな恋愛映画ではなくて、
30代の独身女性が自分と向き合い成長していく姿を追う作品だった。
どちらかと言えば恋愛はサイド・ストーリー的で、
内省的な少し重たく感じるインディーズ寄りの作風でした。
全体的に突き抜けるような明るさはないし、
ヒロインが恋愛をしている時の高揚感は伝わってこなかったなぁ。
なので、日本版の予告編のイメージで観てしまうと肩透かしを食らうと思います。
事実、僕は何を描きたいのか途中までテーマを掴めずに戸惑いながら観ていました。
ソフトフォーカス寄りの映像はヒロインの不安感を表していたんだろうね。
どことなくソフィア・コッポラ監督の『ロスト・イン・トランスレーション』の
無機質で淡い雰囲気に似ていたかも。
この物語のヒロインであるアメリカ人ノラ・ワイルダー役はパーカー・ポージー。
ルックスは特別に綺麗という訳ではないけど、独自の雰囲気を持った女優さん。
どちらかと言えば個性的なサブキャラクターを演じるイメージがあるので、
彼女主演の映画を観るのは今回が初めてでした。
彼女が劇中で着こなすファッションはとてもセンスが良くてお洒落だったなぁ。
ブロークン・イングリッシュ
情熱的なフランス人ジュリアンを演じた愛しのメルヴィルは、
過去最高に思えるくらいスウィート!
08年にスクリーンで観た出演作『ゼロ時間の謎』、
『スピード・レーサー』、『ブロークン』の中でも断トツ!
タバコの吸い方、ノラを見つめる時の眼差し、小犬のような瞳、
そしてキスの上手さに観ている僕はトロけてしまいました。
ノラとジュリアンが一緒に過ごすシーンはロマンティックなものばかり!
僕もあの瞳で見つめられたい!一緒にバスタブに浸かりたい!ヒゲを触りたい!
…もうそれはそれはキャアキャア状態でした。笑
実は期待していたほどメルヴィルの出番は多くなくて、
この作品の中での彼の役割はおとぎ話の王子様的な存在に思えました。
最終的に自分自身としっかり向き合うことが出来たヒロインが、
神様からのご褒美としてジュリアンと出逢い、再会できたように感じ取れたから。
正にクライマックスのシーンはキャッチコピー通りの【ミラクル・ロマンス】だね。
ラストカットの一切の無駄を省いたEU映画的な終わり方が僕好みでした。
ノラの最後の表情は素直に可愛らしく思えたなぁ。
でもハッピーエンドを予感させる終わり方なのに、
どこか物悲しい印象が残るビタースウィートな作品でした。
どちらかと言えばX’mas時期ではなく、秋向きの映画だったかな。
きっと30代の女性こそが共感できるはず。
想像していた作風とは違っていたけど、僕はこのテイストがキライじゃないです。
ブロークン・イングリッシュ②←この格好がサラリと似合うのはもうメルヴィルだけ!
満足度:★★★★

キアヌに逢えなかったけど、GOOD JOB MOVIEと出逢えた。

地球が静止する日バンク・ジョブ②
※ネタバレに敏感な人は注意!※
a.『地球が静止する日』(2008)
SF物と言うよりかは、ヒューマン・タッチのドラマに思えた。
全体的に静かにゆっくりと描いていて、
この手のジャンルに期待するようなハラハラドキドキ感がほとんどない。
キアヌ・リーブスにはもともとピュアというかミステリアスなイメージがあるので、
こういう地球外生命体のクラトゥ役が違和感なく映っていた。
久しぶりにスマートでシャープな彼を観ることができて嬉しかったな。
ストーリーは最初の展開こそスケールの大きさを感じたけれど、
最終的に小さくまとまりがちになるのは仕方のないことだよね。
前半で描かれたクラトゥが施設を脱出するまでは結構惹きこまれたんだけどなぁ。
振り返れば、これも今の地球に対して警鐘を唱える作品だった。
古典映画『地球の静止する日』(1951)のリメイクだけど、
現代でもこのテーマが通用するということは、何ら変わっていないということか。
映画の結末とは逆に、改めて人間はそう簡単に変われない生き物だと痛感する。
一緒に観た男子親友に言われてハッと気づいたけど、
邦題の意味はラストで描かれる【その瞬間】を表していたんだね。
あ。劇中でやたらと『Change』、『we can』という台詞が出てきたので、
思わずオバマ第44代米国大統領支援映画かと思ってしまいました。笑
ちなみに19日の公開初日、
TOHOシネマズ西宮にキアヌ・リーブスがレッドカーペット&舞台挨拶へ来ていた。
余裕でチケットを確保できそうだったのに、詳しく調べたら来る時間は昼間。
平日のその時間は思いきり働いているので、泣く泣く諦めることに。
そうそう滅多に逢うことができない好きなハリウッド・スターのひとりだったから、
めちゃくちゃ悔しかった!
フェイク シティ ある男のルール
僕的には米国で『地球が静止する日』より先に公開された、
ジェームズ・エルロイ脚本の『フェイク シティ ある男のルール』
(09年2月14日日本公開)が早く観たい!
満足度:★★★
b.『バンク・ジョブ』(2008)
観終わった後の感想は、素直に面白かったのひと言に尽きる!
自分がこういう犯罪サスペンス物を好きだということを思い出させてくれた。
実はこの作品を観るまではお目当てのジェイソン・ステイサムが主演なだけに、
勝手なイメージで軽いタッチのスタイリッシュな作品だと想像していた。
でもそれは明らかな思い違いであって、
実のところは実録犯罪風のテイストでかなり真面目に作られていた。
ロジャー・ドナルドソン監督の手堅い演出が素晴らしい。
1970年代のロンドンの街並み、雰囲気とファッションも好みだったり。
中心に描かれるのは銀行強盗なんだけど、
実はその背景には英国王室を揺るがすものがあって、芋づる式に展開していく。
強盗団、英国特務機関MI-5、政府高官、下院議員、警察、マフィアの関係性。
その様子が本当にハラハラドキドキワクワクできて最高に楽しめる。
クライマックス。すべてが収束された時の高揚感と言ったら…もうそれは痛快かつ爽快!
ほぼ90%が実話と云われているだけに、
益々興奮度UPで食いつくように観てしまいました。
ただ最後までどうしてもすっきりしなかったのは、
ジェイソン演じるテリー・レザーとサフロン・バロウズ演じるマルティーヌの関係。
特にすべての元凶がマルティーヌにあるのに!と思えると、
もう少し反省するシーンがあってもよかったような…。
結果的には死人が出てしまっているし。
すっかりテリーの妻ウェンディ側に立って観ていたっていうのもあるけどね。笑
正直この映画はジェイソンではなく、ほかの英国男優で観たかった気がする。
それこそダニエル・クレイグ、ダニエル・デイ=ルイス辺り。
そうすればもっと重厚かつクオリティ高い作品になっていたと思うのは僕だけ?
もちろんジェイソンも好演していたけど、(僕の中で)
やっぱりどこかで軽いアクション映画に映ってしまっていたのかもしれない。
ジェイソン以外の英国俳優がみんな演技派だった影響もあると思う。
あ。クライマックスにはいつもの彼らしいアクション・シーンが用意されていました。笑
それにしてもこういう汚点とも言える実話をベースに映画化できる英国って凄いし、
そこで描かれる国民性は限りなくCOOLだし…
本当の意味での裏社会の繋がりが怖いと思えた。
ちなみにこの事件の真相は英国政府によって、
2054年まで機密扱いとなっているそうです。
…それまで生きておかないと。←寿命ギリギリ!笑
満足度:★★★★☆

…と言う感じに、『バンク・ジョブ』まで生涯初の1週間連続の映画館通いでした。
いよいよ2008年フィナーレを飾る【あの映画】まで残すところ、あと3本!

シンメトリー、性春、ピクサー、K-20。

ブロークン②俺たちに明日はないッス
ウォーリー②K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝
a.『ブロークン』(2008)
※注意!ネタバレしている箇所があります※
映像が美しかった『フローズン・タイム』で
長編映画デビューしたショーン・エリス監督の第2作。
今回は不可思議なサスペンスに挑戦。
観終わった瞬間の僕の頭の中は『???』だらけ。
思わず『訳分からん!』と叫びそうになってしまいました。
え?結局は正体不明のエイリアンが存在するってこと?
それとも白昼夢の出来事だったの?もしくはパラレル・ワールド?
…すべてにおいて全く説明がなくて消化不良気味。
鏡とバスルームに謎を解く鍵があるような…。
写真家出身のエリス監督らしく映像と感性で観る類の映画なのかもしれないと思った。
極めて台詞も少なく、同じシーンの繰り返しが多用されていたり。
映像は変わらずスタイリッシュでCOOLだけど、
悪く言えば凝りすぎで肝心の脚本は二の次だったように感じた。
前作の『フローズン・タイム』同様、中盤からの盛り上がりを期待したんだけどなぁ。
今回はアルフレッド・ヒッチコック監督を意識したようなテイスト。
でも音響で驚かすようなこけおどしが多くて、精神的にはちっとも怖さを感じなかった。
観ていて、常に不安感みたいなものはあったけど。
お目当てだったフランス俳優メルヴィル・プポーは相変わらずステキだった。
でも役としては大した見せ場や思っていたほどの出番はなく、やや拍子抜け。
おまけに最後の出演シーンなんて…。苦笑
この映画、まるで『隠された記憶』と『リボルバー』を観終わった時のような、
なんとも説明しがたい疑問だらけの世界観でした。
ブロークン・イングリッシュ
メルヴィルは次の『ブロークン・イングリッシュ』に期待します。
予告編を見ただけでロマンティックさが伝わってきて、
それだけで思わず泣きそうになってしまいました。笑
満足度:★★★
b.『俺たちに明日はないッス』(2008)
全然ノーマークだったけど、
監督がタナダユキであることに気づいたのと予告編に惹かれて観に行った。
青春映画と言うより、ずばり【性】春映画という感じだった。
従来の爽やかな青春映画に比べると、かなり生々しい。
原作はさそうあきらの同名漫画だけど、ちょっと松本大洋の『青い春』を思い出したりする。
17才の高校生の性に対する無邪気、無頓着、無防備な想いを
メインに物語は描かれていく。
主人公のひとりである比留間(柄本時生)の悪あがきぶりに最初こそイラッとしたけど、
ホントのところは真っ直ぐでイイ奴なのかもしれないなと思った。
好きなオンナとどうにかしてヤリたい=SEXしたいキモチはめちゃくちゃあるけど、
いざその場になると勃たない=出来ない。
彼女に対して偶像を思い描いていたんだろうなと思った。
汚してはいけないみたいな、ある種の潔癖に近い感情。
…それ、なんとなく解る気がした。
全体的にインディーズの匂いを感じさせながら、
タナダ監督は多感な登場人物たちのキモチを代弁し、オフビート調にまとめていたと思う。
ただ、この作品も前作の『百万円と苦虫女』同様に彼女が書いた脚本で観たかったな。
ちなみに今回の脚本を担当したのは『リンダ リンダ リンダ』の向井康介氏。
あ。僕の17才は家と学校をただ往復するだけの冴えない日々でした。
性に関してはほとんど興味がなく、まだまだ空想好きの未熟だったような。笑
満足度:★★★
c.『ウォーリー』(2008)
ディズニー/ピクサーのアニメーションを映画館で観るのは『モンスターズ・インク』以来。
僕はどちらかと言えばドリームワークス派なので@『シュレック』シリーズ。
雰囲気は『E.T.』を彷彿させるようなものがあった。
コミニュケーションの大切さを説いていたというか。
とにかく!CGの映像がとんでもなく美しく素晴らしい!
特に壮大なる宇宙スペース!
これを体感するだけでも一見の価値はあると言える。
前半の音声と表情と仕草だけで観客に伝える趣向は、
サイレント映画の匂いを感じさせてなかなか効果的。
台詞が一切なくても確実に伝わるものがあるんだなぁ…と思えました。
ウォーリーとイヴのキャラクター設定にも参った。もうCUTEすぎる!
特にウォーリーの声は最高に可愛いし、
イヴのスタイリッシュなフォルムには惚れました。笑
さりげなく活躍するモーの存在も好き。
地球環境汚染の警鐘を唱えつつ、
この映画が僕たちに伝えたいであろうメッセージは受け取れた気がする。
ロボットと人間=人種間が、誰にも支配されず自分たちの意思で
仲良く共存できる世界が少しでも早く来たらいいなと思った。
いちばんシンプルな手をつなぐ行為こそ、大事なことなんだと気づかせてくれたり。
感動したシーンは、廃棄場でイヴがモーの力を借りてウォーリーを助けるところ。
三位一体の健気さに思わず瞳が潤んでしまいました。
エンドロールも遊び心があって、全く退屈せずに心地よい時間を過ごせたなぁ。
観終わった後はすっかりハートウォーミングされていた♪
でも敢えて宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』と比べるなら、
僕は想像力の豊かさに圧倒された『ポニョ』の方が好きだけどね。笑
満足度:★★★☆
d.『K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝』(2008)
※ネタバレに敏感な人は注意!※
予告編を見た時に感じた不安的中!…僕的に出来は今ひとつでした。
現代の話だと思っていたら時代設定は1949年で、
ちょっとレトロな雰囲気が予想外だったり。
音響効果は抜群にいいのに、それに対する映像がちっともマッチしていない。
佐藤嗣麻子監督の演出にメリハリはないし、
この手の冒険活劇に必要なスピード感を全く感じることが出来なかったのも痛い。
キャストに関しては演技者を揃えていて、なかなか見応えあり。
遠藤平吉役の金城武は日本語を話す時の滑舌が悪いように思えた。
最近観たばかりの『レッドクリフ Part Ⅰ』で中国語を話している時は、
全然気にならなかったんだけどな。
一緒に観た女子友達が『棒読みに聞こえる』と言っていて、
決して演技力がない訳ではないのに思わず納得してしまった。
そう言えば僕は、彼が日本語で話す映画を観るのは初めてだった気がする。
…と言うか、ルックスがプロ野球選手のイチローに見えて仕方なかった。
お目当ての松たか子(羽柴葉子役)はお嬢様役にぴったりだったけど、
このキャラクターを演じるにはちょっと歳が合っていないような。苦笑
舞台での力強い松さんを観てきているだけに、
どうしてもカマトト演技に思えてしまったんだよね。
もちろん、コミカルな演技は可愛かったんだけど。
昔は、こういう清楚な雰囲気の彼女が好みだったんだけどなぁ。
明智小五郎役の仲村トオルはこういうニヒルな役柄が似合う。
長身なだけにスーツ姿も格好よかった。
実は観ている途中で、怪人二十面相が誰なのか気づいてしまった。
これで犯人探しを楽しむことも出来なくなってしまって…トホホ状態でした。
時々不意にコメディ要素が入ったりするんだけど、どうも中途半端に思えて笑えなかった。
クライマックスの展開(特にオートジャイロでの救出)も、
ツッコミどころがあって思わず失笑。
ラストなんて、思いきり『バットマン』シリーズを観ているようだったり。
振り返れば、『なんか勿体ない!』と思わずにはいられない作品でした。
いちばん興奮したのはエンディングロールで流れる、
oasisが担当した主題歌『ショック・オブ・ザ・ライトニング』だったなんて…。苦笑
満足度:★★☆

Elijahの日記/さいこーでキラキラな映画。

DISCO ディスコジョージアの日記/ゆーうつでキラキラな毎日
a.『DISCO ディスコ』(2008)
今月公開の作品でかなり期待していた一本。
日本版の予告編とチラシのファビュラス感に惹かれて観に行った。
…だけど、結果は僕的に今ひとつで終わりました。
とにかく!バツイチの子持ちで母親と二人暮らしの
主人公ディディエ(フランク・デュボスク)のキャラクターがイケてなくて。
とことん周りの環境に恵まれた、どこまでも果てしない他力本願の人でした。
40歳にもなって無職で、昔の栄光の中で生きている人って…。
反省や学習能力が全くなく、大人になりきれていない永遠の子ども。
良く言えば純粋だけど、はっきり言って
自己中心的で脳天気なGOING MY WAYタイプ。
最初こそは笑って観ていたけど、中盤からはかなりイタかったです。
ただでさえ今の自分の生き方について自問自答している僕にとって、
ある意味、自分の将来を見ているような居心地の悪さがあったな。
ああいう生き方にならないよう気をつけなくちゃ!と改めて誓いました。苦笑
正直、このキャラクターを主人公にするのはちょっと違うんじゃないかなと思った。
それだったら仕事も遊びも一生懸命に全力投球しているヌヌイユ(アベス・ザーマニ)を
メインキャラで描いた方が映画として効果的だった気がする。
肝心のディスコ・シーンも迫力や魅力不足で、適当に描いているように映ったり。
いちばん必要に思える躍動感や高揚感が全く伝わってこないなんて致命的!
もっとディスコ・シーンが多いと期待していたし
(結局、バレエ教室での特訓は活かされていたの?)、もっと主人公が努力し、
ダンスの上達と共に成長していく過程を描いていると思っていたから。
ディスコ云々の前に、この映画が【人情コメディ】であったことを強く思い知らされました。
DISCO ディスコDISCO ディスコ②
↑日本版のチラシのデザインに騙された感あり!
唯一の救いはお目当てのサミュエル・ル・ビアン(ウォルター役)の
カッコよさを味わえたこと。
坊主頭はNICE!背が高いので、ラメの入ったジャンプスーツも似合っていたし。
ダンス・シーンもなかなかキレがあり、様になっていたなぁ。
これだったら案外、GAY役もイケるかと。笑
好きなフランス女優のひとりであるエマニュエル・ベアールの登場も嬉しかった。
僕の中で彼女はドラマを演じるイメージが強いので、
よくこういうコメディ作品に出演したなぁ…と不思議に思えました。
全編を彩る音楽はノスタルジーを感じさせてGOOD!
ビー・ジーズの『愛はきらめきの中に / How Deep Is Your Love』
(TAKE THATが再結成前のラストEPとしてカバー)はやっぱりいい曲だね♪
フランス映画であるにも関わらず、
全体的にどこかイギリス映画の匂いを感じさせる作品でした。
舞台が小さな港町(ル・アーヴル)で、ストライキが描かれていたせいかなぁ?
あ。『サタデー・ナイト・フィーバー』(1977)に
オマージュを捧げたような映画でもあります。
満足度:★★☆
b.『ジョージアの日記/ゆーうつでキラキラな毎日』(2008)
イギリス南部のビーチリゾート、ブライトンを舞台にしたUK発青春映画。
物語のヒロインは自分の容姿に自信のない14歳の女子。
だけど性格は底抜けに明るくて前向き!
監督はキーラ・ナイトレイにブレイクするきっかけを与えた、
『ベッカムに恋して』のグリンダ・チャーダ。
僕にとって、今年最高の青春映画に決定!
とにかく!文句のつけようがないくらい完成度が高く、最高にCUTE!
押さえるべきツボをすべて制覇していたミラクルな脚本&演出は拍手もの!
『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズの
ティーンエイジャー:妹版と謳われるのも大いに納得!
ついでに(笑)、【ぴあ映画満足度ランキング】1位も大いに納得!
主人公ジョージア・ニコルソン(演じるのはジョージア・グルーム)が
奇抜なファッションでオープニングに登場!その瞬間から僕の心を鷲づかみ状態!
うん。この時点で『JUNO/ジュノ』同様、好きになる予感がした。
チャーダ監督が目指した作品の世界観は『クルーレス』。
チャーダ監督の前作は
インド版『プライドと偏見』こと『Bride & Prejudice』(日本未公開)。
そう!すべてにおいて、この作品の下敷きは英国作家ジェーン・オースティン物なのです。
だからきっとオースティン文学好きの人なら絶対にハマるはず!
妄想&少女漫画好きの人もね!笑
1980年代に一大ブームとなったUS発青春映画の魂も見事に受け継いでいたり。
ジョージアを含む女子仲間4人の行動や言動、
女子独特の連帯感に大いに笑い共感できたりしました。
ジョージアのいちばんの親友ジャス役のエレノア・トムリンソンが
キーラ・ナイトレイ似なのも印象的。
それでいて!登場する男子がみんなCUTEで最高!
ジョージアの日記/ゆーうつでキラキラな毎日
特にジョージアがひとめ惚れするロビー役の
アーロン・ジョンソン(ルックスはザック・エフロン系)には、
ヒロイン同様に僕の目はHEARTマークでした。笑
彼が着こなすカジュアルなファッションもお洒落でカッコ可愛くて!…真似したいっ。
ちなみにアーロン・ジョンソン&エレノア・トムリンソンは、
既に『幻影師アイゼンハイム』の冒頭の子ども時代で共演済みなのも面白いところ。
全編を彩るUK音楽もCOOLで、久しぶりにサウンドトラックCDを買いに走りました。
この映画のために結成された、
ロビー率いるバンド【スティフ・ディランズ】のサウンドも僕好みだったし♪
エンドロールで流れた時は思わずリズムをとってしまいました。笑
ブライトン&イーストボーンのロケーションも最高に綺麗で!
ジョージアが家族と住んでいる家も外壁にピンクを施していたりして、
何から何までとことん可愛い!
ジョージアの日記/ゆーうつでキラキラな毎日②
ジョージア家で飼っている猫のアンガスもキーポイントで、
その存在は大いに癒しと笑いを与えてくれました。
アンガスに無理やり(!?)着せ替えするジョージアの小さな妹リビーの行動も可愛くて!
自分のことを猫だと思い込んで、
初対面のロビーの手をいきなりペロペロ舐めるシーンは最高!
僕も次に彼氏と逢った時、手を差し伸べられたら同じことをしよう!と決意しました。
↑すぐに影響を受け、実行しようとする僕です。笑
最初こそジョージアのルックスがあんまり可愛く見えなかったけど、
クライマックスに向かうに連れてどんどん綺麗になっていくのが観ていて判りました。
それは絶対に内面の美しさと自分に対する自信の表れなんだと思う!
あー、とにかく最高に笑えて元気を貰える作品だったなぁ!
実はそれと同じくらい僕は感動して泣けちゃいました。
だって、ジョージアのHAPPYなキモチ&周りの人たちの優しさが
めちゃくちゃ伝わってくるんだもん!
今、思い出しただけでも泣けてくるっ。笑
絶対にDVDは買うし、もしかしたら来週もう一回観に行っちゃうかも!
それくらいハマりにハマる最高にステキでCUTEな映画でした♪
やっぱり僕はこういうオトメン心を擽る胸キュンものの青春映画には過剰反応してしまう!
ちなみに僕はこの映画を愛用のミニシアターで観たんだけど、
観客は僕を含んでたったの2人でした。こんなにイイ映画なのに…おかしい!
なので、ひとりでも多くの人に観てもらいたいです!
…と言う訳で、今回の感想は【!】と【最高】と【CUTE】ばかりを
連呼した内容になってしまいました。笑
満足度:★★★★★

生涯二度目の伊藤くんにキャアキャアキャア。

252 生存者あり②伊藤英明④
※ネタバレに敏感な人は注意!※
『252 生存者あり』(2008)
気になってはいたものの本予告編を見た時点でどうも失敗作の匂いを感じてしまい、
自分が観るラインナップから外していた。
ところが大好きな伊藤英明くんが急遽、舞台挨拶するという情報をキャッチ!
それならば観るべし!とパソコンで1クリックしたら、
いとも簡単にチケットが取れてしまいました。
彼を【生】で見るのは、去年11月の『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』での舞台挨拶以来。
では、まず映画の感想から。
正直なところ、すべてにおいてリアリティに欠ける作品だった。
作品全体の雰囲気は良くも悪くも韓国映画風。
泣かせようとしている作りと、『そんな都合よく!』の展開のオンパレードでした。
冒頭の巨大台風直撃のシーンは(邦画にしては)なかなかの迫力があったものの、
そこからの救出作業と生き残る術の展開には何度も首を傾けてしまいました。
『これ、コメディ!?』かと思いたくなってくるほど苦笑いの連発で、
感動なんてこれっぽっちも出来なかったです。
伊藤くんに関してはやっぱりこういうヒーロー的な役柄が似合うことを再確認。
思わず、『海猿』シリーズでの当たり役・仙崎大輔を思い出してしまいました。
初の子持ち役も意外としっくりきて、新鮮だったなぁ。
ただ、出演する映画は選んだ方がいいと思いました。苦笑
兄役の内野聖陽。舞台調の台詞の言い回しがなんだか浮いていました。
演じるキャラクターはハイパーレスキュー隊の隊長。
この人、威勢がいいだけで隊長の資格はないなと思ってしまった。
まず彼がすべきことなのはトラウマを克服するための
メンタル治療からだと思ったのは僕だけ?
救出をなかなか諦めなかったくせに、
最後の最後にあっさりと手を引いたのには驚愕ものだった。
そもそも、弟が職を辞する理由に説得力を感じられなかった。
責任を感じてこの職を辞するのは弟ではなく、
心理的には兄の方だろうと思っていたから。
観客を感動させたい気持ちは解るけど、
過剰な長回しが多すぎて逆に間延びしていたなぁ。
もう少しテンポよく描いた方が良かったと思う。
クライマックス。残された時間はあと18分しかないのに、みんな緊迫感なさすぎ。
ゆっくり語っている場合じゃないでしょ。
ハラハラドキドキするどころか、逆にイライラさせる描写って…。
映画で描かれるハイパーレスキュー隊の仕事ぶり。
体育会系の勢いとお気楽なノリに映ってしまって、
プロとしての仕事に対する使命感や正義感がちっとも伝わってこなかった。
物語の結末はハッピーエンドの大団円。
『結局、あの惨状は何やったん!?』と、
誰かに聞きたくなるほどの虚しさみたいな思いが残りました。
スケールの大きさを感じたのは最初だけだったなぁ。
後の展開は小さくまとまってしまった感が拭えない。
これだったら、劇中の台詞通りに
『民間人よりも身内を優先している』と言われても仕方がないよ…。
満足度(映画本編):★★
伊藤英明③
さて。映画に対する不平不満はこのくらいにしておいて。苦笑
ここからは大好きな伊藤英明くんの舞台挨拶について書きます。
生涯二度目となる【生】の伊藤くん。
今回は愛用のシネコンで、いちばん右端の前から2列目での再会。
入って来た瞬間の記憶は彼が放つオーラのせいでありません。笑
気づけば、彼はビデオカメラを片手に持ち舞台中央に立っていました。
髪は劇中より伸びてカール状態。上下グレーのスーツ。
インナーは黒のシャツ。靴は黒のブーツぽいもの。
そして、とびきりの優しい笑顔。
もう僕は前のめりになって食い入るように見つめていました。
ラッキーなことに、僕の前に座っていた家族連れの30代らしきパパさんが、
目立つ声で『英明っ!』と何度か声掛けしてくれたおかげで、
その度にこっちを見てくれて手を振ったり最高の笑顔を魅せてくれました。
最後、舞台から下りる瞬間には役柄の雰囲気と同じく敬礼までしてくれて、
そのパパさんに思わず感謝してしまいました。笑
あー、やっぱり本物【も】カッコいい!!…そのひと言に尽きちゃいます。
舞台上でのTALKも気取らず気さくな感じを漂わせていて、益々魅力的でした。
急遽、登壇することになった大阪府出身の松田悟志くんとの掛け合いも面白かったです。
伊藤くんは普段のまま、彼のことを『悟志!』と呼んでいて仲の良さが伝わってきました。
ほんの10分間のひと時だったけど、
映画本編以上の感動を与えてくれたことは言うまでもなしです。笑
今回の舞台挨拶は映画を観終わってからすぐにあったので、
本当にスクリーンからそのまま飛び出てきたんじゃないかと思えてしまうほどの
夢見心地の気分を味わえました。
伊藤くん。公開初日のバタバタする中、来阪してくれてどうもありがとう!
次は『海猿3』(09年撮影開始予定)で逢えることを楽しみにしています♪
満足度(舞台挨拶):★★★★★

SURVIVAL.

ブラインドネス②デス・レース
※ネタバレに敏感な人は注意!※
a.『ブラインドネス』(2008)
正直、ここまで重たい作品だとは思っていなかった。
極限状況における人間の本性を描いたサバイバル物であると同時に、
不愉快極まりない描写がたくさん詰まった物語でもあった。
結果的には登場人物たちがなぜ失明したのかは解明されない。
僕は人間に対する神からの啓示、若しくは試練なのだと解釈した。
物事の本質を見よ。目の前のものを見ているようで見ていないのでは?と。
隔離施設での生活はナチスによるホロコーストを思い出してしまい、
息苦しく嫌な気分になる。
特に男たちが性欲を満たす為のやり方に苛立ちや吐き気を催してしまった。
男という生き物はプライドだけ一丁前で、なんと弱いものなのだろうか。
この作品は人間の本質や嫌に思える部分を徹底的に描いていたような気がする。
そういう意味では『ミスト』と似ている要素があるのかもしれない。
物語の中盤で隔離施設から元の世界へ解放された瞬間、
一気にそれまでの閉塞感がなくなり救われたように思えた。
食欲と性欲はどこまでも無くならないものだと痛感する。
もし自分が失明した側の立場だったらどうしていただろうか?
もし自分だけが目の見える側の立場だったらどうしていただろうか?
ジュリアン・ムーア演じる医者の妻のように優しく献身的に接することができただろうか?
逆に目が見えることを逆手に取って、支配しようとしていたかもしれない。
観ている間、自問自答をしている自分が居たような気がする。
終盤でのジュリアン・ムーアの力強さには凄みがあった。
人間、サバイバルを経験すると逞しくならざるを得ないのだろう。
ラストの『次は私の番ね』という言葉が意味深に思えて気になる…。
伊勢谷友介が最初に失明した男役として、メイン扱いだったことには驚いた。
木村佳乃同様なかなか好演し、作品に溶け込んでいたと思う。
上映時間121分、1分足りとも見逃せないと食い入るように魅入ってしまった。
今のこの世の中、物が溢れかえった文明社会での生活。
恐らく僕らは大切なものを見てみぬふりをしていたり、見失ってしまっているのだろう。
この作品はそれが何かを気づかせ、考えるきっかけを与えてくれる映画だと思えた。
満足度:★★★★
b.『デス・レース』(2008)
まず、僕はロジャー・コーマン監督のオリジナル版を見たことがないです。
普段、こういうカーアクション物を好んでは観ない。
それはなぜかと言えば日常生活の中で、車に全く興味がないから。
…と言う訳で、お目当ては主演のジェイソン・ステイサムでした。
とにかく、『渋くてカッコいい!』のひと言。
低い声もステキだけど、益々鍛え上げられた完璧なボディにキャアキャアものだった。
あそこまで腹筋が割れているのは本当に凄い!
オープニングでジェイソン演じるジェンセンの妻が、
『(あなたの)この身体に惚れて結婚したのよ』という台詞も大いに納得!笑
ま。相変わらず演技に関してはどの作品を観ても【ジェイソン・ステイサム】なんだけど、
その魅力で許せてしまいます。
ストーリーは下手すれば単調になりがちなところを、
観客に飽きさせないように工夫しているのを感じました。
そう!まるでTVゲームを見ている感覚だったなぁ。
スピーディーな展開とブラック・ミュージックを中心とした音楽も、
雰囲気を加速させて効果的でした。
ま。あの【戦艦】の参入は反則技だと思うけど。笑
囚人同士の妙な連帯感を見ていると、
やっぱり『ショーシャンクの空に』を思い出しちゃうなぁ。
けりのつけ方もスッキリ気分爽快!って感じで思わず拳をあげそうになったけど、
エンドロールいちばん最後のあの声が気になってしまいました…もしかして生きてる!?
僕的にエンディングはジェンセンとマシンガン・ジョーの男2人きり+赤ちゃんの3人で
このまま生活してほしかったなぁ。笑
最初は暴力描写をちょっとドギツく感じてしまい、
どういう展開にして描いていくんだろう?と思って観ていたけど、
想像以上に楽しむことが出来ました。
あぁ、やっぱりアクション物はジェイソンに限る!
彼の主演作でいちばん好きなシリーズ『トランスポーター3』
日本公開(09年予定)が今から待ちきれない!
あ。その前に年内の『バンク・ジョブ』だ!
満足度:★★★☆
トランスポーター3③バンク・ジョブ

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