ゼロ年代映画ベストテン。

ゼロ年代終了を記念して、各年代ごとのベストテンを発表。
次は2000年代の10年間に映画館で観た歴代年間ベストワンの中から、
ゼロ年代ベストテンを決定!

① アメリ(フランス)
【幸せになる】
アメリ※2001年11月17日日本公開

② ムーラン・ルージュ(アメリカ)
【ふたりの愛、ひとつの運命。
パリ、1899年この街で、最も愛された一人の女…彼女の名はサティーン】
ムーラン・ルージュ※2001年11月17日日本公開

③ つぐない(イギリス)
【一生をかけて償わなければならない罪があった。
命をかけて信じ合う恋人たちがいた。】
つぐない※2008年4月12日日本公開

④ ピンポン(日本)
【<274㎝をとびかう140㎞/h>地上最速のエクストリーム・スポーツ“卓球”】
ピンポン※2002年7月20日公開

⑤ リトル・ミス・サンシャイン(アメリカ)
【夢と希望を乗せて、黄色いバスは行く】
リトル・ミス・サンシャイン※2006年12月23日日本公開

⑥ ミュンヘン(アメリカ)
【わたしは正しいのか?1972年のオリンピックで11人のアスリートが殺された
深い哀しみの中、政府がくだした決断は<報復>──】
ミュンヘン※2006年2月4日日本公開

⑦ イングロリアス・バスターズ(アメリカ)
【悪名こそ、彼らの名誉(グロリアス)。】
イングロリアス・バスターズ※2009年11月20日日本公開

⑧ ヴァージン・スーサイズ(アメリカ)
【ヘビトンボの季節に逝ってしまった5人姉妹。僕たちは残された思い出の破片をかき集める】
ヴァージン・スーサイズ※2000年4月22日日本公開

⑨ ミルク(アメリカ)
【『ミルク』は、希望のはじまりだった。
1970年代のアメリカ。マイノリティのために戦った政治家
ハーヴィー・ミルク…人生最後の8年間】
ミルク※2009年4月18日日本公開

⑩ 花とアリス(日本)
【君、だれ?】
花とアリス※2004年3月13日公開

MEMO:①はなにからなにまですべてにおいて満足できた大好きな作品。
僕の理想の恋愛のカタチがこの作品に詰まっています。
マチュー・カソヴィッツの愛くるしい瞳&笑顔にノックアウト!
ジャン=ピエール・ジュネ監督のイマジネーションと表現力の豊かさに乾杯。
この作品と出逢ったことでフランス映画のイメージが大きく変わり、取っつき易くなりました。
②はミュージカル映画の醍醐味を思い存分に味わせてくれた、ゼロ年代に燦然と輝く作品。
ニコール・キッドマン&ユアン・マクレガーの歌声に魅了されました。
この作品のサウンドトラックCDはマストアイテム的な存在となっています。
バズ・ラーマン監督のGOOD LOOKINGぶりにもノックアウト。
③は英国を舞台に僕が好きな世界観を描いていました。
シーマス・マッガーヴェイ撮影監督によるワンカット長回しのダンケルク海岸シーンは
何度見ても圧倒され、その哀しい情景から神々しい美しさまで感じてしまい涙する。
セシーリア(演じていたのはキーラ・ナイトレイ)のラストシーンも同じような想いでした。
ジョー・ライト監督のこだわりを感じずにはいられない演出ぶりが素晴らしい。
僕にとってジェームズ・マカヴォイくんが生涯のパートナーだと決定づいた作品でもあります。笑
④は僕にとって90年代の青春映画の金字塔が『トレインスポッティング』であるならば、
ゼロ年代はこの作品だと断言できます。
ペコ(演じていたのは窪塚洋介)×スマイル(演じていたのはARATA)の関係は
僕の理想の友情のカタチです。
この作品との出逢いによって、
それまで映画館で観ようとしなかった邦画を見直し評価していくように変わっていきました
(今ではまた評価しないようになってきているけど…苦笑)。
映画館で2回とも一緒に観た女子親友との絆が深まった想い出の作品としても印象に残っています。
振り返れば、この時が自分の人生でいちばん絶好調だった頃かもしれないな。
ちなみに僕のBLOGのキャッチコピーである、
【この星の1等賞になりたいの、趣味で、オレは。そんだけっ!】は
ペコの台詞をアレンジして使わせて貰っています。
⑤は“負け組”家族の真っ直ぐな姿に素直に笑わされ感動させられました。
あの黄色のオンボロのミニバスは今でも鮮明に記憶に残っています。
僕が家族の中でいちばん惹かれたのはフランク(演じていたのはスティーヴ・カレル)でした。
⑥は僕の中でゼロ年代のスティーヴン・スピルバーグ監督最高傑作!
その重みあるストーリーは一瞬足りとも見逃すことができなかったし、
この作品においても繰り返される歴史の哀しみややり切れなさを感じずにはいられなかったです。
ダニエル・クレイグが『007』シリーズで
ブレイクする直前に出演した最後の作品でもあるので印象に残っています。
それまでは通好みな男優さんのひとりだったので、
みんなのダニエルになってしまうのがイヤだったから。笑
⑦はここのところもう何度も熱く語っているけど(笑)、
ドイツ・ナチスの顛末をああいう風に描き、
ユダヤ人に復讐させるというファンタスティックな展開にゾクゾクせずにはいられませんでした。
恐るべし、クエンティン・タランティーノ監督の脳内!
この作品が数年後、更にベストテン上位へいく可能性を秘めていることも記しておこう。
⑧は1970年代のガーリーな世界観にノックアウト!
全編から思春期の女子特有のアンニュイさが漂う中、
この時のキルスティン・ダンストは最高に良かったです。
映画が理由付けじゃなく、自分の感性で観ることの楽しさを教えてくれた作品でもあります。
この一作だけでソフィア・コッポラ監督に魅了されたことは言うまでもなく、
その後『マリー・アントワネット』へも繋がっていきます。
⑨はGAYを題材にした映画でここまで感銘する作品と出逢えた悦びみたいなものを感じました。
ガス・ヴァン・サント監督の集大成的な匂いと、
スタッフ&キャストの結託ぶり&チームワークの良さを感じ取れる作品でもあったなぁ。
GAYからいちばん遠い位置に居ると思えるショーン・ペンの演技が本当に素晴らしかったです。
⑩は岩井俊二監督が描く淡い世界観にぴったりとハマりこんでしまいました。
そのガーリー度はむしろ女性監督が描くよりも濃密だったと思います。
この時の蒼井優は本当に可憐のひと言に尽きます。
トウシューズの代わりに紙コップをつけてバレエを踊るフォルムは最高に美しかったな。
同率首位が存在する年もあったので、惜しくもベストテン圏外となったのは…
『マルコヴィッチの穴』(アメリカ)※2000年9月23日日本公開
『ボーイズ・ドント・クライ』(アメリカ)※2000年7月8日日本公開
『最終絶叫計画』(アメリカ)※2000年9月2日日本公開
『ロード・オブ・ザ・リング』(アメリカ=ニュージーランド)※2002年3月2日日本公開
『blue』(日本)※2003年3月29日公開
『リンダ リンダ リンダ』(日本)※2005年7月23日公開でした。
…さてさて。次回は10年後の発表となる模様です♪笑

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90年代映画ベストテン。

ゼロ年代終了を記念して、各年代ごとのベストテンを発表。
まずは1990年代に映画館で観た歴代年間ベストワンの中から、90年代ベストテンを決定!

① シンドラーのリスト(アメリカ)
【一つの命を救う者が世界を救える──】
シンドラーのリスト※1994年2月日本公開

② 恋におちたシェイクスピア(アメリカ)
【第71回アカデミー賞主要7部門受賞
◆最優秀作品賞◆最優秀主演女優賞グウィネス・パルトロウ◆最優秀助演女優賞ジュディ・デンチ
◆最優秀オリジナル脚本賞◆最優秀美術賞◆最優秀衣裳デザイン賞◆最優秀作曲賞】
恋におちたシェイクスピア※1999年5月日本公開

③ トレインスポッティング(イギリス)
【未来を選べ。】
トレインスポッティング※1996年12月日本公開

④ ユージュアル・サスペクツ(アメリカ)
【見破りますか?だまされますか?】
ユージュアル・サスペクツ※1996年4月日本公開

⑤ シューティング・フィッシュ(イギリス)
【ダマして膨らむボクらの夢。
ロンドンで記録的大ヒット!『トレインスポッティング』の音楽チームが再結集!】
シューティング・フィッシュ※1998年5月日本公開

⑥ ガタカ(アメリカ)
【残酷なまでに美しい未来…愛だけでは君に届かない】
ガタカ※1998年4月日本公開

⑦ プリティ・リーグ(アメリカ)
【スカッと感動!世界初!女性だけの大リーグ映画誕生!】
プリティ・リーグ※1992年10月日本公開

⑧ ボーイズ・オン・ザ・サイド(アメリカ)
【セックスがない分、私たちはもっとわかりあえるはず。】
ボーイズ・オン・ザ・サイド※1995年9月日本公開

⑨ メリーに首ったけ(アメリカ)
【エッチでビンビン!笑いすぎて[イ]ッちゃいます。
アノことだけを考えたラブ・ストーリー…】
メリーに首ったけ※1999年1月日本公開

⑩ ジャック・サマースビー(アメリカ)
【この愛は、やがて伝説になった。】
ジャック・サマースビー※1993年6月日本公開

MEMO:1992年から僕の映画館での本格的な映画鑑賞生活がスタート。
①はなんと言っても、未だ破られることのない生涯の№1作品なので。
僕の中でのスティーヴン・スピルバーグ監督最高傑作!
この作品と出逢えていなかったらホロコーストの事実を知らなかっただろうし、
遠い国の出来事だったのだと意識は低かっただろうし…
そして恐らく僕はこんなにも映画というものにハマっていなかったと思う。
本編終了後のエンドロール。
場内がシーンと静まり返った中、誰も席を立とうとしなかったことが今でも記憶に遺っている。
未だにジョン・ウィリアムズが奏でる音楽を聴くだけで、いとも簡単に泣けてしまう。
②は劇作家ウィリアム・シェイクスピア好きにはタマらない作品で、
その優れた脚本にただただ感動させられっ放しでした。
クライマックスにおけるヴァイオラ(演じていたのはグウィネス・パルトロウ)の心の強さと、
『十二夜』を彷彿させるラストシーンが素晴らしい。
ちなみにこの頃のグウィネスの私生活のパートナーはもちろんクリス・マーティンではなく、
この作品でも共演していたベン・アフレックでした。
僕だったら絶対にジョセフ・ファインズと恋におちたハズ。笑
③は僕のミニシアターでの映画鑑賞の愉しさを開花させてくれた記念すべき作品。
決してハリウッド・スターが出演していなくても、
映画というものが面白い=要は脚本なのだと気づかせてくれた作品でもあります。
そしてこの時の自分だったからこそフィットしたのだと言える、僕にとっての青春映画の金字塔!
レントン(演じていたのはユアン・マクレガー)がトイレの中へ潜っていくシーンは鮮烈でした。
ダニー・ボイル監督の最高傑作と言えば、『スラムドッグ$ミリオネア』よりやっぱりコレ!
僕は思いきり影響を受けて後にレントンの髪型を真似したし(人生初の三分刈り)、
劇中で流れる音楽がどの曲も最高にCOOLだったので、
もちろん迷わずにサウンドトラックCDをラストシーンのレントンの如く買いに走りました。
更なる影響で英国ロンドンへ旅行した時も、
このUK版ポスターを探しに行って手に入れた時の嬉しさは今でも憶えています。
いつの日かマンションを購入した時に必ず部屋へ飾ろうと大事に置いたままだけど。笑
④は今でこそたくさんのどんでん返しが存在するけど、
この作品を初めて観た時の衝撃度の高さは半端じゃなかった。
映画鑑賞中に鳥肌が立った作品はこれが初めてだったと言える。
緻密な脚本とケヴィン・スペイシーの圧倒的な存在感が凄いのひと言。
ブライアン・シンガー監督には『X-MEN』シリーズよりも、
こういうジャンルに再挑戦してもらいたい。
⑤は当時、片想い絶好調だった頃に観た作品。
なので否応なしにジェズ(演じていたのはスチュアート・タウンゼント)を
応援しながら観ていました。
ストーリーはもちろん、映像の色合い&音楽と
すべてにおいて文句のつけようがないくらい最高にCUTEでした。
この頃のケイト・ベッキンセイルはまだまだ可愛らしかったなぁ。
そしてまさかゼロ年代に入ってダン・ファターマンが、
『カポーティ』の脚本を書き上げるとは想像もつかなかったです。
⑥はこの頃のイーサン・ホークが最高に好きでした。
丁度、イノセントな少年のイメージから魅力ある青年に脱却した頃だったので。
刹那的で物悲しいストーリーと、
スワヴォミール・イジャック撮影監督の美しすぎる映像にただただ酔いしれました。
ハリウッドに進出した頃のジュード・ロウも印象に残っています。
ちなみにこの作品の共演がきっかけでイーサン&ユマ・サーマンが
結婚したことは有名な話だったけど、今じゃすっかり離婚していることが悲しい。
⑦は機会さえあれば何度でも気軽に見てしまえる大好きな作品。
ハンス・ジマーが奏でる音楽が流れる中、クライマックスにおけるドティ&キット
(演じていたのはジーナ・デイヴィス&ロリ・ペティ)の姉妹対決に涙する。
最近はめっきり新作を撮らなくなったペニー・マーシャル監督の作品は好きでした。
⑧は3人の女性の友情を描いた作品で、
女性映画に長けていた故ハーバート・ロス監督の演出ぶりはさすがのひと言。
この作品で当時まだまだ無名に近かったマシュー・マコノヒーに出逢い、
その男性的な魅力にノックアウトされました。
⑨は僕の中でボビー&ピーター・ファレリー兄弟監督の最高傑作だと言える。
この作品でアメリカン・コメディの面白さにようやく気づかせてくれた。
それまでに『ウェインズ・ワールド』を観たことがあって、
その作品の面白さを少しも解らなくて苦戦していたから。苦笑
テッド(演じていたのはベン・スティラー)の
メリー(演じていたのはキャメロン・ディアス)に対する片想いの一喜一憂ぶりに
自分自身を重ねながら感情移入して観ていました。
キャメロン・ディアスが最高にCUTEだったなぁ。
ちなみにこの頃のキャミーの私生活のパートナーは、
この作品に出演していたマット・ディロンでした。
⑩は当時の僕はこういうベタなハリウッド映画が好きだったんだなぁ…と。
クライマックスで純粋に泣けた、若かりしあの頃。笑
ちなみにこの作品はリチャード・ギア様好みなフランス映画『Le retour de Martin Guerre』
(ジェラール・ドパルデュー&ナタリー・バイ主演)のリメイクでした。
…うーん。やっぱりこうやって1990年代を振り返ってみると時代を感じるのと同時に、
その当時の想い出までが【映画】に付随して鮮明に蘇ってくるね。

2009年年間映画ベストテン。

明けまして2010年。
今年もどうぞヨロシクお願いします。

2009年1月1日から12月31日まで、映画館で観た映画は延べ103作品。
その中から、2009年年間ベストテン決定!
各作品の感想については、映画タイトルをクリックしてみて下さい♪

① ミルク(アメリカ)
【『ミルク』は、希望のはじまりだった。
1970年代のアメリカ。マイノリティのために戦った政治家
ハーヴィー・ミルク…人生最後の8年間】
① イングロリアス・バスターズ(アメリカ)
【悪名こそ、彼らの名誉(グロリアス)。】
ミルクイングロリアス・バスターズ

③ スター・トレック(アメリカ)
【『LOST』『クローバーフィールド/HAKAISHA』のJ.J.エイブラムスが、
次に何を仕掛けるのか──。】
スター・トレック

④ 南極料理人(日本)
【おいしいごはん、できました。
氷点下54℃、家族が待つ日本までの距離14,000㎞ 究極の単身赴任。】
南極料理人

⑤ 永遠のこどもたち(スペイン=メキシコ)
【愛を信じたら、本物の光が見える。】
永遠のこどもたち

⑥ ダウト ~あるカトリック学校で~(アメリカ)
【神聖なはずのカトリック学校で、何が起こったのか?
トニー賞&ピュリッツァー賞W(ダブル)受賞の舞台劇、衝撃の映画化。】
ダウト ~あるカトリック学校で~

⑦ PARIS(パリ)(フランス)
【この街が教えてくれる、一番大切なこと。】
PARIS(パリ)

⑧ ある公爵夫人の生涯(イギリス=イタリア=フランス)
【18世紀にも、スキャンダル。】
ある公爵夫人の生涯

⑨ 英国王 給仕人に乾杯!(チェコ=スロヴァキア)
【小は大より美しい…
小さな国の給仕人が生きぬいた愛と笑いの20世紀チェコ現代史
巨匠メンツェルの甘く美しい傑作!】
英国王 給仕人に乾杯!

⑩ 九月に降る風(台湾=香港)
【この煌(きら)めきが風になる】
九月に降る風

次点:パイレーツ・ロック(イギリス=ドイツ)
【スウィッチを入れたら君はもうひとりじゃない。
1966年、イギリス。皆が聴きたいのは、ポピュラー音楽。
BBCラジオが流すのは1日45分。
そんな中、船の上から24時間ロックをかける、ゴキゲンな海賊ラジオ局が現れた!】
パイレーツ・ロック

MEMO:決め終わった瞬間。
我ながら自分らしい年間ベストテンになったなぁ…と思わずニンマリ。
2009年のベストテンは好きな順番に選んだというよりかは、
各国&好きなジャンルから一作品ずつバランスよく選んでみたようなカタチとなりました。
なので、本来ならベストテン入り確実な作品が圏外になってしまった感もあります。
観終わった直後は絶賛していたにも関わらず、
時間が経過していく内に印象が薄くなった作品もあったり。
逆に観終わった直後は普通に好きだった作品が今は強く印象に残っていたり。
『泣けたから』、『衝撃を受けたから』と言って、
必ずしもベストテンに入る訳ではないんだと改めて実感しました。
①は両作品に対する思い入れ度が強く、
最後の最後まで接戦をしている状態の中でどちらを②にするのかずっと迷っていました。
でもふと『別に1位がひとつじゃなくてもえぇやん』と開き直ることを決めて(笑)、
7年ぶりの同率首位が誕生。
『ミルク』は観終わった瞬間に年間ベストワンになるような予感がありました。
やっぱり僕自身のアイデンティティーに関わることを題材にしていたので、
強く共鳴せずにはいられなかったです。
そしてハーヴィー・ミルクを始め、彼と関わった多くの勇士:活動家たちのおかげで、
今のGAYの地位を確立してくれたことは紛れもない事実だと思えるので。
『イングロリアス・バスターズ』はこれまでタブー視されていたであろう、
アドルフ・ヒトラーの最期をああいう風に描き切ったクエンティン・タランティーノ監督の独創性、
表現の自由というカタチで存在する映画そのものに心から拍手を贈りたくなりました。
そしてこの作品には(いい意味での)僕の好きな世界観が凝縮されていたから。
もし、この作品が2009年に日本で劇場公開されていなかったら…
史実に基づいた正統派の『ワルキューレ』(アメリカ=ドイツ)の
年間ベストテン入りは間違いなかったです。
…と言う訳で、2009年年間ベストテンの②は存在しない結果に。
③は僕が大の苦手ジャンルのSFにも関わらず思いきり愉しめた作品。
U.S.S.エンタープライズに乗船する仲間たちの関係が素直にとても好きでした。
この作品に関しては更なる続編製作を大いに期待しています。
エンターテインメント系の大作映画としては僕の中で大本命のはずだった、
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(イギリス=アメリカ)を
圏外へ追いやってしまうくらいの圧倒的な存在感でした。
④は独特な雰囲気の中で描かれる世界観にヤラれてしまいました。
本当にどの食事場面も美味しそうに映っていたのが印象的。
誰かと一緒に食べることの大切さと有り難味を実感したなぁ。
⑤は緻密な演出と物語の展開にアッと驚かされ唸らされ続けました。
本当にどういう結末なのか気になって仕方がなかったです。
2009年に観た作品の中で、インパクトはウルトラ級。
⑥は演技者同士の見応えある白熱した作品で、
まるで舞台劇を鑑賞しているような感覚に陥りました。
真実の意味について考えさせられた一本。
⑦は2009年の1本目に観た作品で、ずっと心に残っていました。
誰もが想像するような煌びやかでお洒落なParisではなく、
悲喜こもごもとした日常のParisとして描いていたところが味わい深かったです。
⑧も僕が好きな世界観でした。
相手のことを赦し、認め、受け入れる心の強さを教えてもらえたような気がします。
⑨はチェコとスロヴァキアの暗く哀しい歴史を寓話的に描いているところが興味深かったです。
⑩は又しても台湾映画の青春物にハズレ無しと確証できる結果となりました。
この作品で流れる淡く瑞々しい匂いと空気感がとても心地よかったです。
次点は【No Music,No Life】を
スクリーンで体感できるような愛溢れる作品でした。
惜しくも年間ベストテン圏外となったのは…
『ロックンローラ』(イギリス)
『ホノカアボーイ』(日本)
『ワルキューレ』(アメリカ=ドイツ)
『ダイアナの選択』(アメリカ)
『アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~』(韓国)
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(イギリス=アメリカ)
『縞模様のパジャマの少年』(イギリス=アメリカ)
『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式』(アメリカ=ドイツ=イギリス=オランダ)
『ジェイン・オースティン 秘められた恋』(イギリス=アメリカ)
『ジュリー&ジュリア』(アメリカ)でした。
さてさて。2010年は一体どのくらいの素敵な作品に出逢えるのだろうか…
今からワクワクドキドキ!
今回、年明けの1月に観る作品が年間ベストテンの上位に来る可能性が高いことに気づいたので…
ひとまず、『(500)日のサマー』(アメリカ)に期待しようかな。
ちなみに2010年の幕開けはクラシックなフランス映画になりそうです♪

’09冬の映画ベストテン。

※注意!この記事は2009年年間ベストテンではありません※
10月1日から12月31日まで、映画館で観た映画は30作品。
その中から、冬のベストテン決定!

★①イングロリアス・バスターズ(アメリカ)★
イングロリアス・バスターズ⑥

★②ジュリー&ジュリア(アメリカ)★
ジュリー&ジュリア

★③ジェイン・オースティン 秘められた恋(イギリス=アメリカ)★
ジェイン・オースティン 秘められた恋④

★④パイレーツ・ロック(イギリス=ドイツ)★
パイレーツ・ロック③

★⑤ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式(アメリカ=ドイツ=イギリス=オランダ)★
ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式③

★⑥私の中のあなた(アメリカ)★
私の中のあなた②

★⑦エスター(アメリカ)★
エスター②

★⑧ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~(日本)★
ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~

★⑨キッチン ~3人のレシピ~(韓国)★
キッチン ~3人のレシピ~

★⑩戦場でワルツを(イスラエル=フランス=ドイツ=アメリカ)★
戦場でワルツを②

★次点:ジャックメスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック・エネミー)No.1と呼ばれた男
Part 2 ルージュ編(フランス)★

ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック・エネミー)No.1と呼ばれた男 Part 2 ルージュ編

MEMO:①は断トツの面白さと完成度の高さで文句なし。
クエンティン・タランティーノ監督の想像力の豊かさに乾杯:完敗。
②はハートウォーミングできる素敵な女性映画。
③は好きな文学的世界観。もちろん、ジェームズ・マカヴォイくんの魅力にウットリ。
④は作品全体から伝わってくる音楽を愛する気持ちに魅了されました。
⑤は英国ならではのシニカルさとユーモアのセンスにクギづけ。
早くもリメイクされるハリウッド版がどういう仕上がりなのか気になるところ。
⑥は2009年最も号泣した一本。だけど、なぜかBEST3へは食い込めず。
⑦は新しいホラー・サスペンスのスタイルを観られた嬉しさ。
⑧はいい意味での古きよき日本の風情を感じ取れました。
⑨は居心地のいいお洒落な空間に居る気分にさせてくれた。
⑩は繰り返される歴史の哀しみと重みのある結末が印象に残る。
次点は実録犯罪映画として十分に楽しめた。
結果的に同ジャンルの『パブリック・エネミーズ』(アメリカ)よりこちらの方が好みでした。
ベストテン入り確実だと思っていた『あなたは私の婿になる』(アメリカ)
『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』(日本)はまさかの圏外へ。
今シーズンもワースト映画に該当する作品はなかったです。
※近日!【2009年年間ベストテン】発表予定。

’09秋の映画ベストテン。

7月1日から9月30日まで、映画館で観た映画は25作品。
その中から、秋のベストテン決定!

★①縞模様のパジャマの少年(イギリス=アメリカ)★
縞模様のパジャマの少年

★②南極料理人(日本)★
南極料理人

★③ココ・アヴァン・シャネル(フランス)★
ココ・アヴァン・シャネル

★④ハリー・ポッターと謎のプリンス(イギリス=アメリカ)★
ハリー・ポッターと謎のプリンス⑤

★⑤九月に降る風(台湾=香港)★
九月に降る風

★⑥男と女の不都合な真実(アメリカ)★
男と女の不都合な真実

★⑦ノーボーイズ,ノークライ(日本=韓国)★
ノーボーイズ,ノークライ

★⑧ディア・ドクター(日本)★
ディア・ドクター

★⑨ウルヴァリン:X-MEN ZERO(アメリカ)★
ウルヴァリン:X-MEN ZERO④

★⑩グッド・バッド・ウィアード(韓国)★
グッド・バッド・ウィアード

★次点:3時10分、決断のとき(アメリカ)★
3時10分、決断のとき③

MEMO:①は想定内にせよ、あのショッキングな結末が強く印象に残る。
この時代を描くドイツ物に惹かれることも勝因の理由。
②は愛すべき『かもめ食堂』に匹敵するくらいの完成度の高さ。
構成力、脚本、キャスト、料理のすべてに大満足。
実のところ、①と②は大差なし。年間ベストテンで逆転する可能性アリ。
③は作品全体から醸し出されるエレガントさに参りました。
演じるオドレイ・トトゥ&アレッサンドロ・ニボラも魅力的。
④は楽しめたけど、BEST3入りならず。
シリーズ最終二部作へ繋げるための存在に思えたので地味な印象に。
⑤は台湾発青春映画にハズレなしと実感。
⑥は素直に笑えて楽しめるラブコメだったから。
⑦は妻夫木聡×ハ・ジョンウのケミストリー効果と青年のおとぎ話風の仕上がりが好み。
⑧はナンダカンダ言っても西川美和監督の実力を感じさせられた。
⑨はヒュー・ジャックマンが持つ男性的な魅力を思い存分に堪能。
作風も本シリーズより好みだったかも。
⑩は結果的に米国発ウェスタンと接戦。その荒唐無稽ぶりが逆に決め手となった。
次点はドラマ性の高い本格的ウェスタンとして楽しめた。
今シーズンはワースト映画に該当する作品はなかったです。

’09夏の映画ベストテン。

4月1日から6月30日まで、映画館で観た映画は27作品。
その中から、夏のベストテン決定!

★①ミルク(アメリカ)★
ミルク

★②スター・トレック(アメリカ)★
スター・トレック⑥

★③ある公爵夫人の生涯(イギリス=イタリア=フランス)★
ある公爵夫人の生涯

★④愛を読むひと(アメリカ=ドイツ)★
愛を読むひと

★⑤天使と悪魔(アメリカ)★
天使と悪魔②

★⑥スラムドッグ$ミリオネア(イギリス=アメリカ)★
スラムドッグ$ミリオネア②

★⑦フロスト×ニクソン(アメリカ)★
フロスト×ニクソン②

★⑧アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~(韓国)★
アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~②

★⑨ダイアナの選択(アメリカ)★
ダイアナの選択

★⑩ストレンジャーズ/戦慄の訪問者(アメリカ)★
ストレンジャーズ/戦慄の訪問者④

★次点:ターミネーター4(アメリカ)★
ターミネーター4③

MEMO:今シーズンは良質な作品との出逢いが多かった。
①はもう断トツの強さだった。
やはり自分のアイデンティティーに関することを描いていたからだと言える。
②③④は実のところ、大した差はなくて。
それでも②の上位ランクインは自分にとって予想外の結果だった。
正しく、SF冒険活劇ここに在り!という感じでした。
③と④の差は実在の人物かどうかで査定したところがあるかな。
両作品に出演していたレイフ・ファインズの対照的な演技と
英国女優をサポートする姿はさすがのひと言。
⑤と⑦は両作品ともロン・ハワードが監督。
そのマルチな才能に久しぶりに惚れ直すきっかけとなりました。
⑥はダニー・ボイル監督の進化した才能に拍手。
ただ、映画公開後の子役たちの私生活における醜聞は残念だった。
【映画】のイメージを守り抜くというのも、
製作会社及び配給会社の使命のひとつではないかということを考えさせられた。
⑧は原作漫画の一ファンとして納得できる実写映画化だった。
⑨はフラッシュフォワードという技に唸らされた。
⑩は改めて【映画】の感想というものが十人十色だということを確信できた作品。
それを証明すべきのランクインかな。笑
…そんなこんなで早いもので2009年も半年が終了。
下半期はどういった作品に出逢えるのか今から楽しみ!
ひとまず大本命は『ハリー・ポッターと謎のプリンス』(イギリス=アメリカ)と
『のだめカンタービレ THE MOVIE Ⅰ(仮題)』(日本)かな♪

’09春の映画ベストテン。

1月1日から3月31日まで、映画館で観た映画は21作品。
その中から、春のベストテン決定!

★①ダウト ~あるカトリック学校で~(アメリカ)★
ダウト ~あるカトリック学校で~②

★②永遠のこどもたち(スペイン=メキシコ)★
永遠のこどもたち⑥

★③ワルキューレ(アメリカ=ドイツ)★
ワルキューレ

★④英国王 給仕人に乾杯!(チェコ=スロヴァキア)★
英国王 給仕人に乾杯!②

★⑤ベンジャミン・バトン 数奇な人生(アメリカ)★
ベンジャミン・バトン 数奇な人生④

★⑥ロックンローラ(イギリス)★
ロックンローラ②

★⑦ホノカアボーイ(日本)★
ホノカアボーイ

★⑧PARIS(パリ)(フランス)★
PARIS(パリ)

★⑨映画は映画だ(韓国)★
映画は映画だ

★⑩レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで(アメリカ=イギリス)★
レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで

★次点:マンマ・ミーア!(イギリス=アメリカ)★
マンマ・ミーア!⑦

MEMO:2009年の幕開けとなった今シーズンは、
ドラマ性の高い作品が上位を占めたような。
…うん、僕の好みが大きく反映されているね。笑
今年は本当に観たいと思える作品だけを観に行っているので、
去年のこの時期と比較すると鑑賞本数は半分に減っていた。
その影響もあってか、ワースト映画に該当する作品はなかったです。

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