シャイア・ラブーフ × ポートレイト。

映画俳優で気になる米国男優のひとり、シャイア・ラブーフ(25)。
米国雑誌『DETAILS』と『GQ』からのポートレイト集。

a.『DETAILS』
【AUGUST 2011】
DETAILSシャイア・ラブーフ
シャイア・ラブーフ②
シャイア・ラブーフ③
シャイア・ラブーフ④
シャイア・ラブーフ⑤シャイア・ラブーフ⑥
シャイア・ラブーフ⑦
シャイア・ラブーフ⑧
シャイア・ラブーフ⑨

【SEPTEMBER 2008】
DETAILS
シャイア・ラブーフ
シャイア・ラブーフ②

b.『GQ』
【APRIL 2010】
GQシャイア・ラブーフ
シャイア・ラブーフ②
シャイア・ラブーフ③シャイア・ラブーフ④
シャイア・ラブーフ⑤
シャイア・ラブーフ⑥シャイア・ラブーフ⑦
【JUNE 2008】
GQシャイア・ラブーフ
シャイア・ラブーフ②シャイア・ラブーフ③
シャイア・ラブーフ④シャイア・ラブーフ⑤
…a.の前者は『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』の近影、
後者は『イーグル・アイ』の頃。
b.の前者は『ウォール・ストリート』、
後者は『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』の頃。
歳を重ねていく毎に、どんどん男らしくなっているね♪

関連記事
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MOVIE POSTER GALLERY 2009 #3.

気になる映画たち。

バレンタインデーバレンタインデー②
『バレンタインデー』(2010年2月12日日本公開)
監督:ゲイリー・マーシャル
キャスト:ジェシカ・アルバ、キャシー・ベイツ、ジェシカ・ビール、ブラッドリー・クーパー、
エリック・デイン、パトリック・デンプシー、ヘクター・エリゾンド、ジェイミー・フォックス、
ジェニファー・ガーナー、トファー・グレイス、アン・ハサウェイ、アシュトン・カッチャー、
クイーン・ラティファ、テイラー・ロートナー、ジョージ・ロペス、シャーリー・マクレーン、
エマ・ロバーツ、ジュリア・ロバーツ、テイラー・スウィフト
バレンタインデー
バレンタインデー②
バレンタインデー③
MEMO:僕が2010年に観たくてタマらないアメリカ映画の
UK版ポスターが本国USよりひと足、先に解禁!
バレンタインデーのL.A.を舞台に5つの異なった物語が交差して描かれていく。
監督はゲイリー・マーシャルで、彼の下にかつての共演者同士を含めて集結。
こういった豪華キャスト陣によるロマンティックな群像劇は大好き!
しかも好みの俳優ばかりとくる。
気になるスターたちの役どころ(あくまで噂の範囲内ということと、
役柄を知りたくない人はこの先の【 】内を読まないで下さい)。
【ジェシカ・アルバ…アシュトン・カッチャーからプロポーズされる恋人。
ジェシカ・ビール…失恋したばかりでバレンタインデーにデートの予定のない女性。
ブラッドリー・クーパー…ジュリア・ロバーツと同じ飛行機に乗り合わせるGAYの男性。
ジェイミー・フォックス…『バレンタインデーのロサンゼルス』という特集のために
L.A.へ送られたスポーツ記者。
ジェニファー・ガーナー…アシュトン・カッチャーが心の奥底で思いを寄せている親友。
アン・ハサウェイ…街でいちばん大きなタレントエージェンシーでアシスタントとして働き、
郵便係助手の子と付き合っている女性。
アシュトン・カッチャー…花屋を経営する男性。
クイーン・ラティファ…フットボール選手のエージェント。
シャーリー・マクレーン…ジュリア・ロバーツの母親。
エマ・ロバーツ…ボーイフレンドに処女をささげようとするティーンエイジャー。
ジュリア・ロバーツ…イラクからL.A.へ帰国しようとしている女性陸軍将校。】
ちなみにジェシカ・アルバの役は
レイチェル・マクアダムスとエリザベス・バンクスがオーディションを受けたものの獲得できず、
ブラッドリー・クーパーの役はサム・ワーシントン、
ジェイク・ギレンホール、オーランド・ブルームにオファーがいったものの断った模様。
更にジェフリー・ディーン・モーガンも何らかの役でオーディションを受けたものの役を獲得できず、
キャサリン・ハイグルに至ってはオファーがあったものの高額な出演料を要求したようで、
製作会社サイドから断った模様(キャサリン側は違う理由で断ったと否定している)。
そう考えるとキャスティングって本当に大変そうだね。
US版予告編を見たけど、もうそれだけで顔がニヤけてしまいました。
日本も季節ドンピシャの同日公開で嬉しい限り♪
2010年は素敵なバレンタインデーを過ごすことができそうだ。笑

もう一本、同時期に日本公開される群像劇。
『ニューヨーク、アイラブユー』(2010年2月日本公開予定)
ニューヨーク、アイラブユーニューヨーク、アイラブユー②
監督:チアン・ウェン、ミーラー・ナーイル、岩井俊二、イヴァン・アタル、
ブレット・ラトナー、アレン・ヒューズ、シェカール・カプール、ナタリー・ポートマン、
ファティ・アキン、ジョシュア・マーストン、ランディ・バルスマイヤー
キャスト:ブラッドリー・クーパー、ヘイデン・クリステンセン、アンディ・ガルシア、
レイチェル・ビルソン、ナタリー・ポートマン、イルファン・カーン、オーランド・ブルーム、
クリスティナ・リッチ、マギー・Q、イーサン・ホーク、アントン・イェルチン、
ジェームズ・カーン、ジュリー・クリスティ、ジョン・ハート、シャイア・ラブーフ、
スー・チー、クリス・クーパー、ロビン・ライト・ペン、イーライ・ウォラック
ニューヨーク、アイラブユーニューヨーク、アイラブユー②
MEMO:こちらは『パリ、ジュテーム』(2006)に続くシリーズ第2弾で、
複数の監督たちによるN.Y.を舞台にしたオムニバス形式のアメリカ=フランス映画。
もともと配給するはずだった日本の映画会社の倒産により日本公開が延期になっていた作品。
ようやく違う配給会社により劇場公開が決定。
僕はどちらかと言えばオムニバス映画は苦手なのだけど、
日本版予告編を見たらなかなか面白そうだったので気になってきたという…。
ちなみにスカーレット・ヨハンソン監督&ケヴィン・ベーコン主演エピソードと
アンドレイ・ズビャギンツェフ監督&
カーラ・グギーノ、ゴラン・ヴィシュニック主演エピソードは
製作会社の判断で全編カットされた模様。
ニューヨーク、アイラブユー←こちらは俳優の表情が判る韓国版ポスター。

…以上、メモ書き付きポスター・ギャラリーでした♪

シャイア・ラブーフ×トランスフォーマー。

トランスフォーマー/リベンジトランスフォーマー/リベンジ②
『トランスフォーマー/リベンジ』(2009)
前作をWOWOWで見て、予想外に面白かったので観に行くことにした。
マイケル・ベイ監督は好きな作品がいくつかあるものの、
私生活でのBIG MOUTH的な発言がどうも苦手だったりする。
僕的にはジェームズ・キャメロン監督同様、体育会系のノリが余り好きじゃない。
今回の決め手はやっぱりシャイア・ラブーフ
(サム・ウィトウィッキー役)が主演しているということ。
でもね、3分の2以上のメイン出演はトランスフォーマーズだった。
前作ではそれほど感じなかったのに、
【2】は彼らが主役だと言っても過言ではないくらい。
なので、今回は僕の苦手とする方向へ持っていかれてしまった。
僕は人間の扱いがサイドストーリー的になってくると、
観ていてだんだんと飽きてしまう傾向があるんだよね。
多少の覚悟はしていたものの、まさかここまでとは思っていなかったので驚いた。
上映時間150分間ノンストップの見せ場だらけでそれはそれで楽しかったけど、
正直、お腹いっぱい状態になってしまいました。
これでもか!というくらいいろんな要素を詰め込みすぎ&規模が大きくなりすぎで、
『印象的なシーンは?』と聞かれても逆に思い出せない状態。
おまけにトランスフォーマーズの数が多すぎて、
もう敵や味方なのか誰なのかさえもだんだんと判らなくなってきたし。苦笑
情報量が溢れていて、目が追いついていくのに必死だった。
女性ターミネーターorスピーシーズの登場辺りからは
『もう何でもアリだな』と気づいたので(笑)、
ストーリーはサイドに置いて視覚だけで楽しんだという…。
後半の展開はまるで『インディ・ジョーンズ』シリーズに
オマージュを捧げているようにさえ思えてきて、アドベンチャー的気分になれたなぁ。
僕的にいちばん面白かったのはトランスフォーマーズの登場や闘いではなくて(笑)、
前作同様にサムの両親の言動や行動パターンだった。
特に母親のジュディ(演じるのはジュリー・ホワイト)はオモロすぎ!
お目当てのシャイアは徐々に男らしさも備わってきて、素直に可愛かったです。
でも、そろそろこういうエンターテインメント系は卒業してほしい気もする。
ひとまず彼の次回作となるオリヴァー・ストーン監督の
『Money Never Sleeps』(『ウォール街』の続編)に期待しようかな♪
あえて、監督同士が舌戦対決をしていた『ターミネーター4』と比較するならば、
僕はジョン・コナーの方に軍配をあげます。
もしマイケル・ベイ監督が『トランスフォーマー』の【3】を製作する気があるのなら、
個人的には『バッドボーイズ』の【3】の方が嬉しいかな。笑
トランスフォーマー/リベンジ③トランスフォーマー/リベンジ④←IMAX版ポスター。
満足度:★★★

等身大の“リアル”とドリームワークスの“秘蔵っ子”。

わが教え子、ヒトラーAmerican Teen/アメリカン・ティーン②
宮廷画家ゴヤは見た②イーグル・アイ
a.『わが教え子、ヒトラー』(2007)
第二次世界大戦下、敗北間近のドイツで
ヒトラー総統にスピーチ指導をすることになったひとりのユダヤ人。
それはとても奇妙な作品だった。
扱うテーマがテーマなだけに笑っていいものなのか、かなり戸惑ってしまったからだ。
中盤過ぎた辺りから、ようやく『これは風刺コメディなんだ』と気づく。
冒頭からあの有名な敬礼『ハイル・ヒトラー!』が、
やたらと連呼されていて可笑しかったんだけどね。
でも場内の観客ほとんどの人が笑ってなかった。
やっぱり不謹慎だと思ってしまう向きがあるのかもしれないね。
とにかく!あんな不安神経症的なヒトラーは見たことがない。
なんかね、だんだん可愛く思えてくるんだよね。
観る前までは実話だと思い込んでいたけど、それはありえないと確信。
国家の汚点であるヒトラーをこんな風に描ける時代になった、
ドイツ映画界の度量の広さに驚かされるものが!
日本ではとても真似できないと思う。
しかも監督のダニー・レヴィはユダヤ人だし!
実はその辺りも興味深いものがあったり。
この作品は、観る人の立ち位置で評価が大きく分かれると言える。
ちなみに僕は今ひとつ、この作品の流れにノリきることは出来ませんでした。
それでも『善き人のためのソナタ』のウルリッヒ・ミューエの遺作を、
スクリーンで観ることができて良かったです。
彼の役柄と同一化した自然な演技はここでも素晴らしかった。
来月は【第15回大阪ヨーロッパ映画祭】が開催される。
ドイツ映画の本命『ザ・ウェーブ』の上映が今から楽しみ!
ある高校で実際に起きたファシズムをテーマにした課外授業が巻き起こす問題作。
これとは別に、大好きなフランス俳優ブノワ・マジメルの
来日ディスカッション&サイン会もある予定なので益々楽しみ!
無事、チケットもGETできたし…ワクワク♪
満足度:★★☆
b.『American Teen/アメリカン・ティーン』(2008)
↑のポスターからも連想できるように、
『ブレックファスト・クラブ』を彷彿させるような青春映画。
舞台は米国インディアナ州ワルシャワのハイスクール。
そこに通う悩める17歳の5人の学生生活最後の1年間に
スポットを当てたドキュメンタリー映画でもあります。
もともとドキュメンタリー映画は苦手分野なんだけど、
監督のナネット・バーンスタインの前作『くたばれ!ハリウッド』が
これまでのドキュメンタリー映画とは
一線を画していて面白かったから興味が出てきたのもあって。
正直“ヤラせ”ぽく思える箇所もあるんだけど
等身大のリアルさがあって予想以上に良かったです。
ちょっとTVバラエティ『あいのり』ぽくて、
観ているこっちが恥ずかしくなる時もあったけど。←特に10代特有の色恋ネタ。笑
作品的にはきちんと起承転結があって、
商業映画としても十分に楽しめる要素がありました。
僕がいちばん好感を持てたキャラクターは、
自分に自信が持てない【オタク】のジェイク・トゥッシー。
人の痛みが解るであろう彼だからこそ、
絶対に磨けば光る素質を持っていると思うんだけどなぁ。
逆にイラッときたキャラは【女王様】のメーガン・クリズマティック。
父親の教育の仕方もどうかと感じたし、心底、最悪な性格の人物だと思ってしまった。
【学校】…通っている間はそこが人生のすべてだと思いがちになってしまうけど、
社会に出ればそんなことは一切関係なくて。
プロムキング&クィーンであろうとなかろうと。
この辺りは最近、見直した『25年目のキス』のクライマックスでも、
ドリュー・バリモア演じるジョジーが熱弁していたなぁ。
これからも益々自分を模索していくであろう彼ら5人に、
少しでも多くのHAPPINESSが待っていることを願いつつ、
確かな人生を歩んでほしいと思えました。
ちなみにこの映画のパンフレットの販売があるかどうかを、
事前に電話で映画館へ確認していたんだけど。笑
観終わった後、念のためにもう一度聞いてみたら、
『アンケートに答えて貰えたらプレゼントします』と言われて。
抽選で当たるんだと思い、素直に書いてみたら…
なんと!その場で非売品のプレスシートを貰えちゃいました。
好きな作品にもなったし、ちょっと得した気分で嬉しかったな♪
…コレクター魂丸出しで食いついてみるもんだ。笑
満足度:★★★★
c.『宮廷画家ゴヤは見た』(2006)
無宗教の僕からすれば、異端審問を執り行ったカトリック教会と
ナポレオン政府の言い争いはどっちもどっちだったと思う。
ただ全く罪のない人々を無差別に殺害したり、
拷問にかけ長期間に渡り監禁するやり方は非人道的で許せなかった。
神父ロレンソ役のハビエル・バルデム。
僕的には『ノーカントリー』の悪役より、今回の役柄の方が卑劣で精神的に怖かった。
アントン・シガーの行動は、まだ筋が通っていたから。
二役を演じたナタリー・ポートマン。
観てるこっちが痛々しく思えるほど、迫真のある汚れ役を確かな演技力で魅せてくれた。
特に口元の演技が印象に残ったり。
タイトルロールのゴヤ役のステラン・スカルスゲルド。
彼がどうしてもコリン・ファースに見えて、仕方がなかった。笑
ソウル・ゼインツ製作&ミロス・フォアマン監督と知ると、
否応なしに重厚な仕上がりを期待してしまう。
この作品は見事にそれに応えてくれていた。
いちばんゾクゾクした場面は、目には目を歯には歯を的に、
ロレンソがイネスの家族に逆尋問をされるところだった。
人の痛みは自分が経験してこそ理解できるものであるし、
神が苦痛から救ってくれる訳でもない。
改めて、信者にとっての『信仰心とは何ぞや!?』と思わされた。
人はいつから純粋さを失い、欲へ走るようになるのか…。
満足度:★★★☆
d.『イーグル・アイ』(2008)
期待していた以上に楽しめる作品だった。
いわゆる巻き込まれ型サスペンス・アクション。
ちょっとアルフレッド・ヒッチコック監督的要素を感じたり、
『エネミー・オブ・アメリカ』を思い出しました。
とにかく!予告編で詳細を見せなかったのが正解だったと思う。
シャイア・ラブーフの意外な設定。
伏線が後に活きていくストーリー展開。
テンポも良くて、疑問だらけの事件に巻き込まれて動揺する主人公たちと同様に、
観ている僕らもハラハラドキドキしてしまう。
いちばんの見どころは、冒頭とクライマックスでのカーチェイス・シーン!
目が追いつかないほどのスピード描写にクギづけ。
シャイア・ラブーフ。正直、これまではどこが良くて(失礼!)、
こんなにもスティーブン・スピルバーグに重宝される人物なのか疑問だったんだけど、
この作品と直前に見た『ディスタービア』で、ようやく彼の魅力に気づいた。
どこか寂しげで物憂いな表情と目が凄くいいんだよね。
特に今回の不精ヒゲはとても似合っていたし、僕の中でかなりのマストアイテム♪
もうこれで完全に、『チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル』と
『コンスタンティン』のお子様印象は払拭できました。笑
最近この手のジャンルは、普通の青年が主人公になることが増えたと思う。
テーマも対テロリストな物が多いし。
それだけ今の米国社会が【映画】の内容にまで酷似してきたんだろう。
欲を言えば、映画的にはラスト一歩手前で終わってほしかった気がする。
その方がカタルシスを感じられたのにな。
やっぱり従来のハリウッド・エンディングで終わってしまうものなんだと実感。
ずばり!いちばん不安視していた宇宙物のオチじゃなくて良かったけど。
あ。MASAKO TOURの内容が気になります。笑
満足度:★★★★

インディ・ジョーンズ祭り完結/完全ネタバレ編。

2回目の『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008)を観てきた。
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国②インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国インディ・ジョーンズ4
1回目のハイテンション状態と違って、
今回は好きな映画館でゆっくり落ち着いて観れました。
改めて思ったのは、どこまでもクラシックな作風だったということ。
字幕がインディ世代の戸田奈津子女史だったのが嬉しかったこと。
あの矢印の飛行地図が健在だったこと。
これまでのシリーズ3作を踏襲しているところ。
冒頭の直進ジェットコースターは、【2:魔宮の伝説】のトロッコを思い出したり。
インディのヘビ嫌いネタは相変わらずだったり。
数々の嬉しい想いがたくさんありました。
…と同時に、多くのツッコミもあったワケで。笑
今回の記事は、その辺りも含めて、思いきり完全ネタバレ状態で書こうと思います。

冒頭のパラマウントのロゴマークは、小動物が作った砂穴の山へ。
この小動物:プレーリードッグが全然可愛くないんだよね。苦笑
そこからジョージ・ルーカス監督&ハリソン・フォード出演の『アメリカン・グラフィティ』を
彷彿させるようなチキンレースの開始!
ついでにリチャード・ドレイファスとロン・ハワード監督も呼べばよかったのに…なんて。
冒頭の舞台はネバダ州エリア51。
この時点で既に『X-ファイル』物かと想像。
僕的にはここで【聖櫃:アーク】をイジってほしかった。
せっかくあの倉庫に設定したのなら、そこから始まるストーリーにしても良かったのに!
結局はチラッと映るだけだったもん。

日本人として少し引いてしまった描写は核爆弾の実験シーン。
ここ、広島県と長崎県の人が観たら、どう思うんだろう?と。
やはり落とした側:米国人からしたら、あんな風に【軽く】描いてしまうんだろうね。
いくら鉛が入っていると言っても、冷蔵庫では助からないでしょう。
インディがキノコ雲を肉眼で見てる時点で、ありえなーい!!
その程度の認識なんだ、と。
スティーブン・スピルバーグ監督はカンヌ映画祭の会見で、
『私は日本が好きだし、彼らは理解してくれると思う』的な発言をしていたけど、
正直、それはちょっと違うと思いました。
逆に、もし日本人がユダヤ人のホロコーストを同じように【軽く】描いたら、
スピルバーグ監督はどう思うんだろう?
世界でいちばん敬愛する監督なだけに、もう少し慎重に描いてほしかったです。
まぁ、この件に関して、ギャアギャア言うほどじゃないのかもしれないけど。
それでも僕は、少なくともこのシーンを好きにはなれないです。

ヘンリー・ジョーンズ教授とマーカス・ブロディが亡くなってるという設定が、
かなりショッキングでした。
マーカスを演じたデンホルム・エリオットは
既に他界してるので出演できないのは解っていたけど、
同じようにヘンリーを抹消する設定にしなくてもよかったのに。
でも出演依頼を断ったヘンリーを演じたショーン・コネリーは、
劇中での写真の使用を許可したくらいだから、まだ友好的だったんだろうな、と。
同じく、デンホルム・エリオットの遺族も協力的だったんだろうね。
実はね、スピルバーグ監督が最後にサプライズがあると言ってたから、
てっきりショーン・コネリーがカメオで出演してくれてるだろうと思ってたんだよね。
ケヴィン・コスナー版『ロビン・フッド』のラストのように。
でも僕の期待はすぐにあっさりと打ち砕かれちゃいました。

インディとマット・ウィリアムズ(シャイア・ラブーフ)の関係は、
マリオン・レイヴンウッド(カレン・アレン)が出ている時点で、
どう考えても親子にしか思えなかった。
その読みはもちろんビンゴで!
インディがマットのことを【ジュニア】と呼ぶ辺りも、
かつてのインディ父子(ハリソン&ショーン)の光景を見てるようで微笑ましかったな。
マットのネーミングが雑種犬というのも、
【インディアナ】の由来を知ってるとクスッと笑えたり。
カレン・アレンは役を超えて、
彼女自身がいちばんこの作品を楽しんでるように映ってた。
ジョン・ハートのオクスリー教授役はもっと最初から常人であってほしかったな。
レイ・ウィンストンのジョージ・マクヘイル役は三重スパイ!?
…正直、もうどっちでもいい。笑

いちばんのハイライトは、アマゾンでの車輌を使っての攻防戦から、
兵隊アリの群れが襲ってきて一難去る場面まで。
映画的には、この辺りから本格的に面白くなってきたと思います。
シャイア・ラブーフのターザン姿には、
もう笑っていいものなのか少し困惑してしまいました。笑
イグアスらしき滝を三度に渡って下るシーンに…『みんな、どれだけ不死身やねん!』
誰ひとりとして、恐怖心が全く無いから不思議&尊敬。笑

13体のクリスタル・スカルが1体になっていく瞬間は、もう思いきりSF状態。
空飛ぶ円盤まで出てきた時は、そりゃあもう…。笑
結局、スピルバーグ監督が言ってたサプライズって、このことだったんだよね。
誰かが言ってたけど、『インディ・ジョーンズに【未知との遭遇】は要らなーい!』
ジョージ・ルーカス!インディを『スター・ウォーズ』:私物化しないで下さーい!
あの【地球外生命体】…
M・ナイト・シャマラン監督の『サイン』のB級宇宙人みたいだったよ。笑
それでも、空飛ぶ円盤が地球を去るシーンは迫力と見応えがありました。
やっぱりルーカス&スピルバーグ監督コンビの黄金時代を考えると、
この結末は大アリなんだよね♪

最後の結婚式は参列者が少なすぎて驚いたり。←彼氏のツッコミで気づきました。笑
ここで【1:レイダース】と【3:最後の聖戦】の
インディの良き友人サラー(ジョン・リス=デイヴィス)と
【2:魔宮の伝説】の
ウィリー・スコット(ケイト・キャプショー)とショート・ラウンド(キー・ホイ・クァン)を、
式の参列者としてチラッと見せるサプライズを用意すべきだったと思う!
3人ともショービズ界で少なくとも健在なんだし。
ヘンリーとマーカスの遺影を飾っておく配慮:サービス精神も欲しかったな。

僕的にはいろんなVer.のインディが観たかった。
M・ナイト・シャマラン版。トム・ストッパード版。
フランク・ダラボン版。ジェフ・ネイサンソン版。
そしてルーカスに採用されたデヴィッド・コープ版。
これら全部撮影して、全世界のシネコンを借り切って。
前代未聞の企画として、ファン投票で正式な【4】を決めれば良かったのに。

個人的には、もう【5】を作ってほしくないです。
インディとマリオンが結婚して大団円だったし、
【4:クリスタル・スカルの王国】は、
あくまで長年のファン・サービスによるアンコール編だと思えるから。
マット役のシャイア・ラブーフがインディを引き継ぐ構想もあるみたいだけど、
インディ役はハリソン・フォードじゃないと意味がないんだよね。
故リバー・フェニックス(インディの少年時代)&
ショーン・パトリック・フラナリー(TVシリーズ)も、
第一にハリソンの存在あり気のものだったから。
なので、ラストシーンでマットが被ろうとしたあの帽子を、
インディが『お前にはまだ早い。これはまだまだ俺の物だ』的な
ニュアンスで奪い取ったのも、大いに納得できました。

……これだけツッコミを入れといて、実際はナンダカンダ楽しんで観ちゃってました。笑
事細かくひとつひとつのシーンをきっちりと憶えてる辺りが、その証拠。
結局いちばん最後に、あの『レイダース・マーチ』を聴くと、
なにもかもブッ飛んで許せてしまうんだよね。
シリーズその物に対する【愛着】と【お祭り】ならでは!ってね♪
エンドロールでは、もうほとんどの観客が掃けていたので、
僕はテーマ曲に合わせてリズムを取って、行進:足踏みしてました。笑
もちろん、最後には曲の終了と同時に足をピタッと揃えて♪
ちなみに点数評価は、映画:ストーリー的には80点なんだけど、
プラスお祭りポイントが20点加算されるので(笑)、100点満点となりました。
シリーズの順位をつけるなら。
①『最後の聖戦』&『レイダース』(同率)
『クリスタル・スカルの王国』
③『魔宮の伝説』…かな。
インディ・ジョーンズ/最後の聖戦レイダース/失われたアーク≪聖櫃≫インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
今、言いたいことは。
たくさんの感謝の気持ちで、『インディ、ありがとう!』と伝えたい。
もう一度、スクリーンで新作を観れるチャンスを与えてくれて。
そうして、僕のインディ祭りは完全に終わったのです。
あ。もちろん、DVDが発売された時は買いますっ。

インディ・ジョーンズ祭り。

★注意!ややネタバレあります★
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008)
インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国②インディ・ジョーンズ クルスタル・スカルの王国インディ・ジョーンズ4
僕にとって、【映画の神様】の新作が遂に登場!
19年前に同じ場所で観た、大好きなシリーズの続編を観れるなんて、信じられない!
観る直前に彼氏へ送ったメールは…。
『今から!!いよいよ「インディ4」なん!!!ヒャッホー!!!
キャアキャアキャア☆ワクワク((o(^-^)o))』
もうこの時点でハイテンション気味!笑
同じく、『インディ』フリークの女子友達を誘っての先行初日鑑賞となりました。

シリーズに共通するのは冒頭、
パラマウントのロゴマークがそのまま実写へと変わるところ。
やっぱり今回も踏襲してて、思わずニンマリ。
もちろん、ルーカス・フィルムLTDのロゴにも極上の悦びを感じて。
スティーブン・スピルバーグ監督は
スタッフ&キャスト・クレジットを最後に出すのがお約束なんだけど、
ここもシリーズを踏襲してオープニングで出してたなぁ。
そんな感じにのっけからファンにはタマらない要素があって、
ジェットコースター・ムービーが始まりました。
もうね、過去のシリーズを踏襲してる展開がとにかく嬉しくて!
レイダース/失われたアーク≪聖櫃≫②インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
そう!ヘンリー・ジョーンズ教授(ショーン・コネリー)に
マーカス・ブロディ(故デンホルム・エリオット)もきちんと出てる!
アーク:聖櫃もチラッとね♪
このファンの心をくすぐる演出がニクい!
恐らくシリーズを観ておかないと楽しめない部分もあると思うので、
せめて『レイダース/失われたアーク≪聖櫃≫』だけでも観ておくことオススメ。

脚本は正直に言っちゃうと、『シューテム・アップ』以上に荒唐無稽。
オチの付け方には普段の僕だったら、多分、文句言ってると思います。笑
でもお祭りだから…ノー・プロブレム!
だって続編を作ってくれただけで有り難いんだもん♪
…で、そのオチにはかなり驚愕させられました。
なぜ製作総指揮のジョージ・ルーカスが、
デヴィッド・コープがリライトした脚本を気に入ったのか解る気がする。
なぜ時代設定が1957年なのかも。
そしてスティーブン・スピルバーグ監督なら、このオチもアリだなって。
初期からの彼らのファンにはタマらないものがあるんじゃないかなぁ。
やっぱりルーカス&スピルバーグ監督の行き着く先は、ここなんだと。笑
そんなこんなの展開で、ストーリーは大団円で終わりました。
もうね、そのままシリーズ完結でもおかしくないエンディングでした。
インディ・ジョーンズ
インディアナ・ジョーンズ役は、もちろんハリソン・フォード。
その年数を経ての製作にちょっと心配してたのは、老いの部分。
事実、やっぱりその老いは隠せなかったけど、
それでも十分に魅力的で許せる範囲内でした。
やっぱりインディは不死身だ!
インディ・ジョーンズ③インディ・ジョーンズ②
悪役イリーナ・スパルコ役の期待のケイト・ブランシェット。
ロシア訛りの英語をマスターしての演技は、やっぱり巧いしカッコよかった。
マリオン・レイヴンウッド(カレン・アレン)と
マット・ウィリアムズ(シャイア・ラブーフ)の関係は、予想通り。笑

映画全体の雰囲気は、限りなくクラシックな大冒険活劇でした。
極力、CGを使わないようにする姿勢が垣間見れたり。
これまで全シリーズの撮影を担当してたのが、ダグラス・スローカム。
高齢で現役引退のためか、
今回はスピルバーグ監督の近年の相棒ヤヌス・カミンスキーが担当。
色合いがこれまでのカミンスキーとは全く違っていて、そこにも驚かされたり。
ちゃんとスローカムの映像に近い色合いを出してたんだよね。
その手腕に、かなり感心しちゃいました。
今回のカミンスキーの映像は総天然色ぽかったです。
そしてやっぱり『インディ』シリーズと言えば、ジョン・ウィリアムズの音楽!
あの有名なテーマ曲が場内いっぱいに響き渡ります。それだけでも感動!
エンドロールに流れる、締めの部分の曲調をアレンジして、お祭りは無事終了。
本当にアッという間のひと時でした。
観終わった後は、女子友達と大満足で興奮気味に感想を言い合って。
それから、頭の中で常にあのテーマ曲が流れていたのは言うまでもなく…。笑

もちろん!パンフレットを買ったことは間違いなしです。笑
全米公開とほぼ同時期にも関わらず、かなり完成度の高い納得のいくパンフでした。
インディ・ジョーンズ③
それからコレクターにはタマらないアイテムも登場!
シリーズ【1】から【3】をセットで復刻した、ケース入りのパンフ。
もともと【1】から【3】はコンプリートしてるんだけど、やっぱり買わずにはいられなく。笑
…と言う訳で、両方を手にしてニンマリする僕なのでした。

さて。早くも僕の次のベクトルは、今年もう1本の大本命映画へ。
11月21日。『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
ハリー&ヴォルデモート卿、待ってるからね!

映画の神様の新作にワクワク。

僕にとっての映画の神様と言えば…スティーブン・スピルバーグ監督。
彼が演出するエンタメ系でいちばん好きな作品が、
インディ・ジョーンズシリーズ。
レイダース/失われたアーク≪聖櫃≫インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
好きな順番は…3→1→2だな。

その大好きなシリーズ最新作:第4弾の公開を間近に控えて、
英国の娯楽雑誌『VANITY FAIR』が大特集!
VANITY FAIR⑤
ようやくポートレートを入手できちゃいました。
インディ・ジョーンズ
↑ジョージ・ルーカス、ハリソン・フォード、スピルバーグ監督の黄金トリオ。
インディ・ジョーンズ②
↑インディの相棒シャイア・ラブーフ&1作目のヒロイン復活!カレン・アレン。
インディ・ジョーンズ③
↑なにを演じても様になるボブ・カットもCoolなケイト・ブランシェット!
そしてそして、どうやら本編中にサプライズ・カメオ出演の俳優の情報も。
もしやもしや…降板したショーン・コネリーが最後の最後にチラリと顔見せ!?
そうだったら、めちゃくちゃ嬉しいんだけどな!

ちなみに、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』
日本公開は新生パラマウント配給で、6月21日。
インディ・ジョーンズ4インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
先行で、14日と15日に上映も決定!
ただ今、前売り券を購入するとファンにはたまらないアイテム
【コレクターズ・ブック】がもれなく付いてきます。
もちろん、僕はget済み!笑
6月…彼氏と一緒に観れたらイイな☆

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